私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今日はオジロトウネン、ホシムクドリ、コチョウゲンボウなどいた。コクマル、オオハシシギは空振り。

2004年4月~2005年金華山

2005年05月29日 | 金華山・航路
■ 1/3(月) 9:20-11:20 【天気】晴れ時々曇り、北・西斜面積雪
【場所】鮎川港、金華山航路、桟橋~黄金山神社~山頂(444.9m)~二の御殿~ホテル跡~桟橋
【種名】セグロカモメ(鮎川港)、オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、トビ、ハイタカ1(鮎川港)、ハヤブサ1、シジュウカラ1、エナガ4、ホオジロ2、カワラヒワ5、ハシボソガラス、ハシブトガラス(9科13種)
【備考】ここまで鳥がいないかというところまで、鳥がいなかった。金華山には何回も行っているが、コースから黄金山神社にはあまり行ったことがなかったので、今回はまず神社に参拝し、そこから山頂を目指した。山頂まではまあ、息は上がったが積雪も多くはなく、登山者の足跡があったので比較的楽だったが、山頂から二の御殿までは、誰も歩いておらず、膝上までくる積雪にかなり苦心しながら降りた。下りだからまだよかったが、帰ってから筋肉痛で大変だった。二の御殿からは若干積雪が膝下までで、、営林署の小屋あたりではほとんどなかった。しかし、鳥も全然おらず、シカサルもいない。シジュウカラは山頂付近で1羽、エナガはホテル付近で、他の小鳥は神社の表参道でという状態だった。金華山に行ってこれほど鳥を少なく見たのは、はじめの経験だった。

■ 5/3(月) 9:30-15:30 【天気】晴れ時々曇り
【場所】女川-金華山航路(往復)、金華山:桟橋~山椒峠~大函崎・小函崎~二ノ御殿~桟橋のラインセンサス
【種名】
①8:45~9:15女川~金華山桟橋 オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、ウミガラス夏羽1、ウトウ2
②9:30~10:10金華山桟橋~山椒峠登り口(出現順)10:15~11:23山椒峠登り口~山椒峠(10:56)~外周路
ウミネコ++、ハシボソガラス1、トビ1、メジロ6、オオセグロカモメ4、アオジ5、ハシブトガラス2、ホオジロ6、カワラヒワ11、シジュウカラ20、ヤブサメ1、ヤマガラ28、イソヒヨドリ♂1♀1、ヒメウ12、ウミウ20、ヒヨドリ4、オオルリ♂1♀1、サンショウクイ1、センダイムシクイ1、キビタキ♂1♀1、コゲラ2、エゾムシクイ1、サンショウクイ2、アオゲラ2
アオダイショウ1
③11:00~13:34外周路~二ノ御殿登り口(12:00)~大函崎
シジュウカラ10、メジロ11、ヒヨドリ3、ヤマガラ18、イソヒヨドリ♂4♀2、カワラヒワ2、ホオジロ7、コゲラ4、エゾムシクイ1、サンショウクイ1、クロジ♀1、メジロ4、ハシブトガラス2、ヒメウ235+、ウミウ182+、ウミウ繁殖23つがい+、オオセグロカモメ200+、シロカモメ1年目3、セグロカモメ成鳥夏羽2
アオダイショウ1
④14:00~15:45大函崎~二ノ御殿登り口14:32(ノンストップ)~二ノ御殿峠(15:00)~桟橋
アカハラ1、アオジ1、シジュウカラ8、ヤマガラ12,ヒヨドリ3、トビ1、ウミウ23、オオセグロカモメ+、ウミネコ++、ヒメウ3、イソヒヨドリ♂1メス1
④16:00~16:20 桟橋~女川
ウミネコ++、オオセグロカモメ+、ウミウ+、ヒメウ+、オオミズナギドリ++、ハシボソミズナギドリ++、ハイイロミズナギドリ++
【備考】昨年と同じ日時、コースで観察した。今年はキビタキ、オオルリが一番いしか見られなかった。ウミウの営巣は大函崎は0で、大函崎と小函崎の中間の岩棚で23番い確認した。見えないところではもう少しいるかもしれない。小函崎下断崖の大岩では例によってヒメウの群がいて、仲間争いというのか、1羽の成鳥VS若鳥1+成鳥4が争っていて、なかなかおもしろかった。それにしてもヒメウの夏羽は本当に美しい。往路の航路でウトウ2羽とウミガラスの夏羽を撮影した。ウミガラスは波間に浮いていて、はじめウミアイサの♂かと思ったら、近くで見るとウミガラスだった。復路は天候が悪かったので、ミズナギドリ類を期待していたら、やはり大きな群に出会った。ずっと以前にも豪雨、強風で海が荒れているときに窓からものすごい数の群を見たが、今回は群の中心からは比較的離れていて、船の近くを飛ぶ数はそれほど多くはなかった。失敗したのはISO400に設定してシャッタースピードを1/500に上げる予定が、いつの間にかTv優先になっていてしかも1/125に設定がなっていたのを知らずに撮りまくったのが悲劇だった。1/500ならけっこう見られる写真が多かったはずである。連休中にもう一度トライしたい。
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