私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

鳥の海オオソリとチュウシャク。一番通っているフィールドで、14回分まだアップしていない。そのうち少しずつアップ予定。

2024年4月29日(月)・5月4日(土)石巻雲雀地区

2024年05月04日 | 石巻雲雀地区

■2024年4月29日(月)・5月4日(土)【天気】曇り/晴れ【機材】EOSR5+RF100-500/EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、シマアジ♂1、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、バン2、コチドリ7+、メダイチドリ21、タシギ1、キアシシギ夏羽2、キョウジョシギ♂1♀1夏羽、トウネン夏羽14、ハマシギ夏羽13、ツバメチドリ夏羽2、ウミネコ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ、オオジュリン(19科30種)
【メモ】4月29日は、朝6時50分発の江島行の船に乗ったのはいいが、車の中にバッテリーを忘れてしまい、島には上陸せず、石巻に行くことにした。往復の海上ではミズナギドリ類、ハム類、それにウトウもまったくでなかったから、がっかりだったが、まあ、早く石巻に行けるからいいやと思い、いつものようにワンダの朝専用缶を飲んで、雲雀地区に行ってみた。しかし、西の池にメダイが1羽、東の池は、かなり遠かったにもかかわらず、カモ類が飛び、シギチは何もいなかった。がっかりして帰ろうと思い、来た道を車で引き返していくと途中、メダイの群れが池の方に飛んで行った。仕方がないので、車をおいて、歩いて行くと、メダイの群れがわずかに残った池の近くで背眠していた。と、その時、2羽の翼が長くとがった鳥がこちらに向かって飛んできた。あまりに特徴的な形態からツバメチドリ2羽と判別した。上空をぐるぐる回りながら、2羽、それぞれの場所にランディングし、合計すると3回も降りてくれた。ここで青空で500mmのセットならよかったが、曇り空だったのがちょっと、という感じだったが、ツバメチドリの方が、近くに降りたり、飛んでくれたのでよく観察することができた。このツバメチドリは前日はいたらしいが、見た日にはいなくなったらしかった。ちなみに、このフィールドでは、2回目の撮影。<参考>2008年5月6日(火)石巻雲雀地区(ツバメチドリ)

5月4日は、ツバメチドリがいないのを確認するのと、鳥の海にいたヨロネンが、ここに立ち寄った可能性もあるので、確かめにきた。鳥の海ではスコープで見せていただいたあと、浜に降りた時にきちんと探せばよかったのだが、トウネンだけ見て終わりにしてしまったのが惜しかった。飛んでいるのは撮影できたが、それっきりだった。以前、コシャクシギが来た時に、田んぼでヨロネン夏羽をAさんに見つけてもらって、見て以来だったが、あの時の個体ほど赤くはなく、頬がちょっと赤っぽいくらいで、背中は冬羽?というくらいの羽衣だった。というわけで、ここで探したが、すでに抜けたらしく、夏羽のトウネンしかいなかった。とは言っても、蒲生よりはシギチがいた。次は8月中旬から通って見るつもりだ。去年は鳥の海で1羽見たが。ちなみにアオアシシギもいたらしいが、見つけることはできなかった。秋までに池が埋め立てられないことを祈るばかりだ。<参考>2022年4月23日(土)24日(日)29日(金)30日(土)閖上漁港周辺田圃(ヨロネン夏羽)

【動画】
トウネン夏羽の採餌
【写真】
<4月29日>
  
ヒバリ/だいぶ小さくなったがまだある池の一つ。/池の中にいたカモ類(マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、シマアジ♂1、コガモ)。全体を縮小しているのでよく見えないが、真ん中あたりで一番小さいのがシマアジ♂。マガモ♂♀は、池の岸に残っていた。
  
ツバメチドリ2羽。嘴の基部が赤く、翼の裏面が赤色を帯びる。
  
ランディングするツバメチドリと飛翔。かなり近くを何回も飛んでくれた。
  
2か所に3回ずつ降りた。それで営巣しているの?と思ったがそうではなかったようだ。/コチドリ
<5月4日>
  
西の池:トウネン夏羽だが、背にVラインのあるものなど羽衣は、個体ごとに少しずつ違う。
  
トウネン夏羽。違う個体。
  
喉が白くないのと、夏羽で頭全体が赤いのはヨロネンとの識別になる/キョウジョシギ2羽
  
ハマシギ夏羽
  
東の池:トウネン夏羽/キアシシギ夏羽とハマシギ夏羽
  
キアシシギ夏羽/トウネン夏羽
  
ヒバリの低い位置でのホバリング
  
チュウシャクシギの飛翔/コガモの群れ。中央部にシマアジ♂
  
メダイチドリ夏羽/東・西の池斜面で複数のオオジュリンが採餌していた。


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2024年5月4日(土)今日見た小鳥

2024年05月04日 | 今日見た小鳥

■2024年5月4日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500F4L:ISO100/F4、1/2000,-0.67
【種名】ヒバリ
【メモ】雲雀地区なので、ヒバリがいるのは当たり前だが、このヒバリはかなり近くで、ほぼ水平位置に3秒ほどホバリングしてくれ、46カット撮影できた。
【写真】


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2024年4月25日(木)田谷地沼(2)

2024年05月04日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2024年4月25日(木)8:25-12:32【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】田谷地沼、上田谷地、周辺
【種名】キジ♂、キジバト、チュウダイサギ、トビ、アカゲラ♂、モズ、サンショウクイ、カケス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、キバシリ、クロツグミ、アカハラ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ホオジロ、ノジコ、アオジ(16科26種)
【メモ】今シーズン2回目の田谷地沼。前回から1週間空けて、ほぼ同じ時間帯に行ってみた。最初にキバシリが見え、そのあとキビタキが木道わきの灌木に止まっていた。オオルリがいるのを教えていただき、撮影したが、枝被り。それから、上田谷地に行って、ノジコのさえずりを聞くが遠い。田谷地沼に下って行く道を少し行くと、キセキレイが水浴びしたばかりで、羽繕いをしていた。いつものアカゲラもいた。ミツガシワが咲き始めで、キクザキイチゲは花びらがすっかり落ちていた。サンショウクイのペアが枯木の穴に頭を突っ込んでクモを食べていた。ノジコがまだ見ることができていないので、また来ないといけない。
【写真】
  
チュウダイサギ/まだ雪がある船形山/キバシリ
  
アカゲラ♂/水浴びした後のキセキレイ
  
キクザキイチゲ/ミツガシワ咲き始め/サンショウクイがペアでいた。頭にクモの巣。
  
サンショウクイ/コサメビタキ
  
オオルリ♂/喉がオレンジ色でキビタキ成鳥♂


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