■2022年12月15日(木)11:33-13:33【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、R7+EF500Ⅱ
【場所】松川浦漁港外港~釣師浜漁港~磯浜漁港~中浜
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ+、マガモ+、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コスズガモ1、シノリガモ+、クロガモ++、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、チュウダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ++、オオジュリン+(16科33種)
【メモ】13日(火)にコスズ初認の情報があり、今日確認に行った。スタートが遅かったので、最初に松川浦のおいかわ食堂(10時から営業)でいつものエビ抜きシーフードカレーサラダ付き1100円を食べ、腹ごしらえをして、探鳥開始。まずは、前にズグロカモメがいた場所からスタートするが、コブハクチョウとユリカモメ1羽のみ。内港を見ながら行くが、いつもなら漁船がたくさん停泊しているはずが、一隻もない。それもそのはず、外港に行くと、次々に漁船が入って水揚げをしていた。同時に、おこぼれを狙ってたくさんのカモメが乱舞している。が、よく見てもワシカモメ成鳥と第4回がいるだけで、あとはいつものメンバー。来週、銚子漁港に行くというのに、まだ、セグロカモメもタイミルも見ていない。ミツユビカモメは沖にでないとだめなので仕方ないとしても、例年だと、この時期は阿武隈川河口の中洲や原釜・尾浜のテトラポッドに、11月頃から大型カモメが集まり始め、今の時期だと、カモメとセグロカモメもけっこうな数がいるはずなのに、まだ見ていない。前に蒲生で見たカモメは数のうちに入らないから、12月下旬になってもいなければ、環境が嫌われたか、カモメ自体が少ないかだ。
さて、ここから次にコスズガモを確認に行く。ホシハジロ、スズガモ、キンクロ♀、そして、コスズと合計10羽ちょっとくらいしかいないので、コスズはすぐわかった。頭に寝ぐせ風の羽毛で、つるっとしたスズガモとは違う。岸壁に近づけば、嘴爪の黒い部分も肉眼でわかる。近いから肉眼でもわかるのであって、これが以前の阿武隈川河口や塩田跡池にいた時は、探すのに苦労した、というよりは最初は教えてもらわない限りわからなかった。オオホシハジロも似たようなものだが、こちらは遠くてもまだましだ。昨年は12月25日が初認だったが、この時はいるのがわからなくて、写っていたというレベル。また、来てくれてありがとう!である。
【動画】
コスズとスズガモを比べてみましょう。
【写真】
ワシカモメ第4回冬羽。2回の打ちおろしで離水
港内を飛ぶ。徐々にスピードを上げて、ランディング。
嘴の色がまだ一様に黄色でない第4回冬羽。これはワシオ君。
オオセグロカモメ幼羽/オオセグロカモメ第1回冬羽で♀タイプというより、さらに小型タイプ。ウミネコより少し大きいくらいだった。/オオセグロカモメ第2回冬羽。虹彩がまだあまり明るくない、初列風切りがまだ白斑になっていない、など。
シラス/ホウボウ/マトウダイ
ユリカモメ成鳥冬羽/コスズガモの羽ばたき
コスズガモ成鳥♂エクリプス羽から生殖羽に移行中。横から見ると嘴爪の黒い斑が見えにくい。正面から見ると黒い部分がちょこんと乗ってる感じ。/光線があたる角度で紫だったり緑だったりする。この3枚のみR7。
♂3羽が1羽を追い立てている。潜って回避。♀は勝手にやってたら!という感じだった。この群れからちょっと離れて同じグループの♀1がいるので、♂4♀3の群れ。
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