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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2014年12月28日(日)石巻雲雀地区

2014年12月28日 | 石巻雲雀野
■2014/12/28(日)【天気】晴れ時々曇り
【場所】石巻
【種名】ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、ムナグロ1、シロチドリ♀1、ハマシギ2、ウミネコ、カモメ、オオセグロカモメ、ハシボソガラス、スズメ、オオジュリン(9科17種)
【メモ】西側タイドプールは満潮状態だったので、シギチはいなかったが網で釣りの餌をとっている人がいた。防波堤内側の堤防は半分ほどはかなり浄化されているが残りは中央部はまだまだ異臭がする。ムナグロとハマシギ、シロチが干潟で採餌していた。以前池だったところは例によって嵩上げされて、西側タイドプール側の浚渫船の黒いヘドロを鋼管を通して排出していた。この工事はこれまで何回も繰り返されてきたが次第に南側堤防に近くなってきている。来年もこの状態ならば、ヨロネンはじめ、シギチが期待されるが、工事の進行次第では何もなくなる可能性がある。
【写真】
  
■また池になっている浚渫池/防波堤内側の干潟で採餌するムナグロ1年目個体。まだ幼羽が残っている。


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2014年12月28日(日)南三陸コース

2014年12月28日 | 南三陸漁港
■2014/12/28(日)8:24-10:54【天気】晴れ時々曇り
【場所】長面浦・十三浜・大室漁港・相川漁港・波伝谷漁港
【種名】コクガン87+、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ・コハクチョウ交雑個体2、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ヒドリガモ・アメリカヒドリ交雑個体1、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ウミアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、シロチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン(20科60種)
【メモ】今年最後の南三陸コース。長面浦は堤防工事と水没した耕地の復旧作業が少しづつだが確実に進んでいる。長面浦の水産施設も小規模ながらできていた。大川小学校は行くたびに必ず団体が訪れていたが、時間が早かったせいもあるが今回と前回は誰もいなかった。十三浜の堤防工事も前回よりかなり進んでいて、堤防沿いの併せて4車線分の幅がある堤防上の道路は、前回とは違う2車線を通行させている。以前から堤防沿いにはヨシガモやタヒバリが多く観察できたが、今回初めてあまり探すこともなく両種を観察することができたのは何よりであった。工事が進んでいる対岸の富士川沿いの岸に、今シーズンはじめてコクガンの大群を見つけた。ワシタカか何かで一斉にカモメ類と飛び立ち、東へ飛んでいったのを撮影し、後で「写真カウント」(これが一番楽)したところ67羽だった。白浜海岸に向かう途中で今シーズン初めて例年いる場所にクロガモの小群がいるのを観察した。それから大室、相川漁港へ行ったが、期待に反してコクガンも、カモメ類も、アメリカヒドリもいなかった。波伝谷漁港の手前のコクガンがいつもいる浜と内湾に20羽+がいた。波伝谷漁港は期待のワシもカモメもいなかった。コハクチョウ・アメリカコハクチョウ雑種は桃生IC付近の田んぼでオオハクチョウとコハクチョウの群れにいたが、もっとよく見ればもっといたかもしれない。この後、石巻に向かった。今日は時期的には1ヶ月以上遅れていたが、いつもいる場所にいるべき鳥がいたので安心した。次回以降、アメリカヒドリの♂を見れば、全部OKということになる。次回は1月下旬になる予定だ。
【写真】
  
■工事が進む水没した耕地の復旧工事/例年この付近にいるヒドリガモ寄りのハイブリッド。/対岸のコクガン、カワウ、カモメ類
  
■一斉に飛び立ったコクガンとカモメ類の群れ/いつもの場所のイソヒヨドリペアのうち♀/いつもの場所のクロガモの小群。まだ少ないが例年は200羽以上の群れになる。
  
■ワシカモメ第4回冬羽♀型/ホオジロ♂/アオサを食べるコクガン幼鳥
  
■コクガン幼鳥/成鳥と若鳥?/成鳥
  
 
■コクガンの小群。全部で12羽ほどいた。帰ろうとすると、それまではおとなしく餌を食べたり休息したりしていたが、急に例によって休憩する場所や餌場を巡ってグループの争いが始まり、また始まったね!という感じ。何となく毎度喧嘩をしてグループ間の秩序を保っている感じがする。


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