私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2011年10月10日(月)長谷釜・鳥の海

2011年10月10日 | 鳥の海
■2011/10/10(月)10:50-13:50【天気】晴れ
【場所】長谷釜・鳥の海
【種名】カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,オオバン,シロチドリ,ダイゼン幼羽8,キアシシギ幼羽,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,アジサシ10+,ハクセキレイ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科27種)
【メモ】長谷釜は集落の整地がほとんど終了し,いくつかの家が残っているだけとなっていた。集落の海側は瓦礫置き場となっており,重機が作業をしていた。神明社は周囲の家々が壊滅的打撃を受けたにもかかわらず,ご神木と共にその姿を留めている。ミサゴが近くを飛び,チョウゲンボウ♂とハシボソガラスが追いかけたり,追いかけられたりしていた。周辺の湿地帯はコガモの格好のすみかとなっていて,車で畦道を走る度に大群が飛び立っていた。これは名取の斎場付近と同じような光景だ。長谷釜から鳥の海へ行くと,オナガガモ,スズガモ,オナガガモ,カンムリカイツブリなどの姿が見えた。外浜に出ると沖をアジサシの群れが飛んでいて,しきりにダイビングを繰り返していた。写真を撮影したが,ピントが合わなかったり,陽炎で姿が滲んでいて,とても掲載するような写真は撮れなかった。干潟にはダイゼン幼羽が8羽ほどいた。また,バンディングキアシシギもいて,カラーリングのパターンからH氏によるものとわかった。大学時代に蒲生での県支部バンディングをお手伝いしていたことがあったが,一晩に何度も網にかかるキアシシギやトウネンがいて,このシギたちはいったい大変な目に遭っても,学習しないのかなどと勝手な想像をしていたこともあった。
【写真】
  
■ミサゴ(長谷釜)/コガモ(長谷釜)/カンムリカイツブリ,オナガガモ,オオバン,ヒドリガモ
  
■ミサゴ2羽/外浜のユリカモメ/ミサゴ,ダイサギ
  
■採餌するダイゼン幼羽/伸びをするダイゼン幼羽/ダイゼン幼羽
  
■乾いた砂浜で餌を探していた/左足にカラーリング(上から青・白の順)と右足に足環のキアシシギ。鳥の海での標識。/脇羽が黒いのがダイゼン


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