2011年1月15日(土)蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃

2011年01月15日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/1/15(土)11:05-14:09【天気】曇り
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ミコアイサ,トビ,オオタカ成鳥1・若鳥1,ハイタカ成鳥1,ケアシノスリ1,ノスリ3,(タンチョウ1),オオバン,タゲリ1,オオハシシギ冬羽7,キジバト,モズ,ジョウビタキ,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン,ベニマシコ,カワラヒワ,シメ,ムクドリ,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科38種)見逃し1種
【メモ】お昼近くに沼の西側土手に到着して,遠くにオオタカ,ケアシノスリ,ノスリが止まっているのを見てから,駐車場に移動した。すると,向こうからフクロウがいたと言う人あり,またオオハシシギを見たのはお導きとも言う人がいる。最後はせっかく教えてもらったタンチョウを見逃したのだが,ケアシノスリとオオハシシギを見たのでよしとした。小学生の頃,フクロウが実家の作業場で急に電灯が点いたのに目が眩んだのか,ひっくり返っているのを見つけて,縄で足を結んでその辺に繋いでおいたのだが,翌朝になっていなかったのは,当然と言えば当然である。縄くらいは簡単に引きちぎるだろうし。
閑話休題,蕪栗沼へフクロウがいたという道を歩いて行くと,カシラダカ,ツグミ,アオジ,ホオジロ,ベニマシコなどがいる。かまわず,どんどん歩いて沼が見えるところまで行くと,例によってオオヒシクイとハクチョウの群れが沼の中央や奥の岸にいた。しばらく見ていたがチュウヒくらいしかおらず,またオジロワシもいなかった。帰ろうとすると,タンチョウが西側田圃にいるという。見に行こうと駐車場に戻ろうとしたところ,遠くに止まっていたケアシノスリが,こちらへ飛んできた。何しろ,暗い曇り空でダメもとで撮影した。学生の頃,伊豆沼でカウントしていた頃,1,2月ともなると換羽が進んでいるのか,また清新な朝の空気の中,晴れた空にノスリがやたら美しい翼のコントラストを見せて飛ぶのが見え,ケアシっぽく見えるのだが,ただのノスリというのがほとんどだった。さて,タンチョウを探しに西側田圃とその周辺田圃に行ったのだが,どこにも姿が見えない。かわりに放し飼いの犬たちが,田圃をうろうろしたり,沼や川の岸辺に行って,ハクチョウたちを警戒させていたので,おそらくタンチョウも逃げたのだろうと思われた。その後,帰ることにして,南側の田圃を走っていると,いつもケリやキジのヒナがいる水路に,オオハシシギが7羽いて,そのうちペアが別れて採餌し,もう1羽はいつのまにかいなくなって,結局全部で6羽,本当に目の前で採餌しているのを観察することができた。ドジョウを捕まえたのにはちょっと驚いた。この目の前のオオハシシギにすっかり満足して,この日は帰仙したのだった。
【写真】
  
■オオタカ若鳥/チュウヒ♀幼鳥/ケアシノスリの飛翔形
  
■ケアシノスリ/チュウヒ幼鳥♀
  
■ノスリ♀/線虫のようなものを捕まえたオオハシシギ冬羽/ドジョウも捕まえる。ただし,食べるまでは敵もさるもので,ぬるぬる抵抗するのでなかなか食べられなかった。
  
■オオハシシギのペア。羽衣はかなり違う。
  
■オオハシシギ
  
■最初は7羽いたが6羽になった。100mmで撮影/オオハシシギのペア/羽縁はかなり摩耗している。


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