私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10/1でアトリやマヒワ、イワヒバリを探しに蔵王に行ったが、彗星教えてもらって見たが、鳥はだめだった。また、行かねば。

2010年8月27日(金),9月4日(土),9月5日(日)鳥の海

2010年09月06日 | 鳥の海
■2010/8/27(金)11:42-13:16 9/4(土)8:38-10:43 9/5(日)9:00-9:38【天気】晴れ
【場所】鳥の海
【種名】カワウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,コガモ,ミサゴ最大18,トビ,ハヤブサ,(ハジロコチドリ),シロチドリ,メダイチドリ,ムナグロ,キョウジョシギ,トウネン,ハマシギ,オバシギ,ミユビシギ,アオアシシギ,キアシシギ,イソシギ,ソリハシシギ最大8,オグロシギ,オオソリハシシギ,ホウロクシギ,チュウシャクシギ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,ウミネコ,ヒバリ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科37種)
【メモ】日中のシギチはそれほど多くないが,夜間はかなりの数,種類だったようだ。ミサゴが8月27日に最大18羽もいたのには驚いた。チュウシャクシギ,ホウロクシギ,オグロシギを身近に見られたのはよかった。海岸にはヘラシギを探しに何度か行ったが,ミユビとトウネンくらいしかいなかった。
【写真】
  
■蛎殻の中から餌(小さな巻き貝)を見つけたオバシギ幼羽/アオアシシギとメダイチドリ幼羽/キアシシギ幼羽
  
■チュウシャクシギとホウロクシギの幼羽
  
■ホウロクシギ幼羽/羽の表面がすり減ってくると玉虫色に反射する層が見えてくる/聞き慣れない音に体を低くするホウロクシギ
  
■例年見られる時期としてはちょっと早いワシカモメ幼羽。顔つきが特徴。足黒も。/救護したオグロシギ幼羽
  
■まだ立つのもやっとだったが,浮力がある分少し楽なようだった。しきりに周りの砂に嘴を突っ込んでイソシジミを食べまくっていた。/もし,人間がオグロシギくらいの大きさだったらこういう風に見えるだろう。嘴は本当に感覚器官だという感じがする。
  
■国分町では最近とみに千鳥足の人を見かけなくなったが,シギチの千鳥足は昔から健在だ。打ち寄せる波,返す波に合わせて忙しく餌を採っては駆けている/鳥の海の渚にいるのはけっこう珍しいオオソリハシシギ幼羽/ハマトビムシの類を捕まえたミユビシギ。他にトウネン,メダイチドリ



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2010年8月26(木),9月4日(土),9月5日(日)岩沼

2010年09月06日 | 鳥の海
■2010/8/26(木)13:03-14:14 9/4(土)11:04-11:34 9/5(日)8:06-8:16【天気】晴れ
【場所】岩沼田圃
【種名】ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,ノスリ,ハヤブサ,コチドリ,ムナグロ,トウネン,ヒバリシギ,アメリカウズラシギ,ウズラシギ,ハマシギ,キリアイ,アオアシシギ,クサシギ,タカブシギ,タシギ,キジバト,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,セッカ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(16科33種)
【メモ】8月下旬から9月初旬の名取,岩沼の田圃にはシギチが入るが,今回はトウネンとヒバリシギの個体数が例年になく多かった。サルハマやエリマキなど見落としてしまった種類もいたが,例年よりも多少種類も個体数も多かったようだ。印象的だったのは8月26日(木)に,岩沼のいつもの田圃道を走っていると前方の道の真ん中に,イワツバメの幼鳥が多数,ひっくり返っていた。砂浴びをしているもの,嘴を大きく開けて餌を待っているものも確かにいるのだが,全然動かないのもけっこういて,暑さでやられたかと思って近づくと,飛ぶことは飛んだ。やっぱり暑かったのだろう。アメリカウズラシギは昨年の個体より,羽衣がいかにも幼羽らしい色合いだった。県内に田圃はたくさんあるが,こんなにシギチが入る場所というのはそんなにない。おそらく,休耕田が多いのと,海岸や干潟に近い環境のせいだろうか。
【写真】
  
■タシギ/ヒバリシギ幼羽/ヒバリシギ幼羽とトウネン幼羽。足の色が黒なら羽衣のパターンがヨロネンとよく似ている。
  
■キリアイ幼羽/ウズラシギ成鳥夏羽/ハマシギ幼羽
  
■タシギ/ムナグロ幼羽/アオアシシギ幼羽
  
■アマサギの群れ/アメリカウズラシギ幼羽


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