■2007年4月~2008年12月
【場所】黒川郡大郷町粕川土手崎・三十丁地区,大松沢地区,他
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,ミサゴ,トビ,オオタカ,ハイタカ,ノスリ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,キジ,オオバン,コチドリ,アオアシシギ,クサシギ,タカブシギ,タシギ,アカエリヒレアシシギ,ユリカモメ,ウミネコ,キジバト,カッコウ,ホトトギス,ハリオアマツバメ,アマツバメ,カワセミ,コゲラ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,タヒバリ,サンショウクイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,ノビタキ,ツグミ,ウグイス,コヨシキリ,オオヨシキリ,メボソムシクイ,センダイムシクイ,セッカ,キビタキ,オオルリ,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオアカ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン,カワラヒワ,ウソ,イカル,スズメ,ムクドリ,カケス,オナガ,コクマルガラス(白色型,黒色型),ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(33科82種)
【備考】大郷町に勤務してからもうすぐ2年になろうとしている。この間観察した鳥種について簡単にまとめておく。大郷町内,特に吉田川の北側に広がる土手崎・三十丁地区,大松沢地区の田園地帯は,冬季ハクチョウ類が1000羽以上越冬し,大松沢地区の人工池はハクチョウ類やカモ類の塒となっている。10月の渡来当初は,オオハクチョウとコハクチョウでは,割合は半々くらいだが,11月後半あたりからオオハクチョウが多くなり,コハクチョウは南下するのか少なくなる。ノスリ,チョウゲンボウは吉田川とその周辺田圃に大和町から大郷町にかけて多く見られる。吉田川沿いの鶴巣交差点付近でいつもチョウゲンボウ♀とノスリ♀が1羽ずついて,通勤の往路と復路でたいてい出会える。雪の中,あるいは雨の中しょぼくれて電線や速度標識に止まっていたり,吉田川沿いに車と並行して飛んだり,田圃へ狩りに行く姿をよく見る。新幹線の高架橋辺りにもこの辺を縄張りにしているノスリの♀がいる。ノスリの♂は鶴巣SA付近から4号線の間の田圃で2個体をよく見かける。粕川地区ではオオタカやハイタカを何度か見たことがある。10月下旬にはミヤマガラスの群れ約300羽あまりが渡来し,鶉崎周辺を塒とし,主に粕川大橋から石原地区にかけての田圃で採餌しているのをよく見かける。昨年11月にはコクマルガラスの白と黒1羽ずつを観察した。秋の渡りのシーズンには,この勤務地でもセンダイムシクイやメボソムシクイが建物のガラスにぶつかって落鳥した個体を10数羽見た。アカエリヒレアシシギの群れについてはブログの記事を参照してほしい。冬季の田圃の積雪は一山越えた北・北東部の小牛田,涌谷,南郷,田尻,南方,河北,河南の方が少ないようだ。マガンやヒシクイを見ることは2シーズンでマガン1羽だけであった。もっとしっかり見れば,たいていの鳥はいるのだろうが,望遠レンズをもって車で回るのは年に2,3回くらいで,あとは勤務がてら地区巡回等で観察することができた鳥種なので,これくらいがいいところだろう。
【写真】11月から12月にかけて撮影したノスリ♀成鳥
Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】黒川郡大郷町粕川土手崎・三十丁地区,大松沢地区,他
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,ミサゴ,トビ,オオタカ,ハイタカ,ノスリ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,キジ,オオバン,コチドリ,アオアシシギ,クサシギ,タカブシギ,タシギ,アカエリヒレアシシギ,ユリカモメ,ウミネコ,キジバト,カッコウ,ホトトギス,ハリオアマツバメ,アマツバメ,カワセミ,コゲラ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,タヒバリ,サンショウクイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,ノビタキ,ツグミ,ウグイス,コヨシキリ,オオヨシキリ,メボソムシクイ,センダイムシクイ,セッカ,キビタキ,オオルリ,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,メジロ,ホオアカ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン,カワラヒワ,ウソ,イカル,スズメ,ムクドリ,カケス,オナガ,コクマルガラス(白色型,黒色型),ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(33科82種)
【備考】大郷町に勤務してからもうすぐ2年になろうとしている。この間観察した鳥種について簡単にまとめておく。大郷町内,特に吉田川の北側に広がる土手崎・三十丁地区,大松沢地区の田園地帯は,冬季ハクチョウ類が1000羽以上越冬し,大松沢地区の人工池はハクチョウ類やカモ類の塒となっている。10月の渡来当初は,オオハクチョウとコハクチョウでは,割合は半々くらいだが,11月後半あたりからオオハクチョウが多くなり,コハクチョウは南下するのか少なくなる。ノスリ,チョウゲンボウは吉田川とその周辺田圃に大和町から大郷町にかけて多く見られる。吉田川沿いの鶴巣交差点付近でいつもチョウゲンボウ♀とノスリ♀が1羽ずついて,通勤の往路と復路でたいてい出会える。雪の中,あるいは雨の中しょぼくれて電線や速度標識に止まっていたり,吉田川沿いに車と並行して飛んだり,田圃へ狩りに行く姿をよく見る。新幹線の高架橋辺りにもこの辺を縄張りにしているノスリの♀がいる。ノスリの♂は鶴巣SA付近から4号線の間の田圃で2個体をよく見かける。粕川地区ではオオタカやハイタカを何度か見たことがある。10月下旬にはミヤマガラスの群れ約300羽あまりが渡来し,鶉崎周辺を塒とし,主に粕川大橋から石原地区にかけての田圃で採餌しているのをよく見かける。昨年11月にはコクマルガラスの白と黒1羽ずつを観察した。秋の渡りのシーズンには,この勤務地でもセンダイムシクイやメボソムシクイが建物のガラスにぶつかって落鳥した個体を10数羽見た。アカエリヒレアシシギの群れについてはブログの記事を参照してほしい。冬季の田圃の積雪は一山越えた北・北東部の小牛田,涌谷,南郷,田尻,南方,河北,河南の方が少ないようだ。マガンやヒシクイを見ることは2シーズンでマガン1羽だけであった。もっとしっかり見れば,たいていの鳥はいるのだろうが,望遠レンズをもって車で回るのは年に2,3回くらいで,あとは勤務がてら地区巡回等で観察することができた鳥種なので,これくらいがいいところだろう。
【写真】11月から12月にかけて撮影したノスリ♀成鳥
Copyright(C)2008 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.