酷暑が一段落したころ、花を求めて散歩しました。
最初に目に付いたのが、イガグリ。
栗は秋のものですが、早生栗は早いんです。考えてみれば、8月末生まれの長男の誕生日ごろには初物の栗おこわを作ったものです。
イヌイチジクだと思います。黒いのは甘くておいしかった…
すぐそばに、アシタバのつぼみと花が。たくましい植物です。アシタバの茎の天ぷらが絶品ということを今年知りました。
ハマユウの実が道に倒れていました。実の先の方にハマユウらしさが残ってました。
実りの秋の象徴のように「実」があちらこちらに。確かに季節は移っていってるなどと納得しながら歩いていると大きなユリが。ユリは「揺れる」からユリの名がついたと呼んだことがあります。これだけ花が咲けば揺れるしかない?
ちょっとかわいそうな名前ですね。花はこんなにかわいいのに。ヘクソカズラ
あれこれ「発見」しながら歩いていると、ご近所のA山さんに久しぶりに会いました。
彼女は庭を自分でダイナミックに作っています。池や作業小屋や土木工事らしきこともやってのけます。それくらいですから結構忙しいと思うのですが「十字の園にボランティアに行き始めたんです」
「十字の園」は近所の新しく建て替えられて特別養護老人ホーム。そういえば入口にキャットミントがあふれるように咲いていました。
「もっと奥に庭ができてますから見てください。最初はきれいにしてあげてるつもりだったんですけど、入居者の方やスタッフの方が楽しみにしてくれて、お話しが弾むようになると、私の楽しみになってしまいました。結構忙しいんですけど、花もみなさんも待ってくれてると思うと、行かなくっちゃあって喜んで行ってます」
こういう生き方が認知症予防には大切なんですよ。まったく、情けは人の為ならず。
ペンタス三色。長く咲き続ける花ですね
キバナコスモス
ブルーサルビア
クレオメよりも風蝶花の方がすてき。夕方でしたから結構色鮮やかでした。
トレニア、夏スミレの方が覚えやすい(笑)たくさん咲いていました。
庭のはずれにはカンゾウが咲いていました。このあたりで目にするのはほとんどが八重のヤブカンゾウですが、珍しく一重のノカンゾウでした。
家にいると、夏が移り変わっていくことに気づかないままに終わるところでした。
散歩は大切ですね。
。