110の日って全くローカルな話ですみません。
1月10日を「いとう」に引っ掛けて、伊東市内の店や、施設が種々のサービスをする日なのです。
去年から始まりましたが、不覚にも去年はそのニュースを知らずに過ぎてしまいました。
いろいろな美術館入場料が110円、シャボテン公園1800円の入場料が無料etcということで、てぐすねを引いて待っていました。
当日の天気は快晴。風もなく行楽日和。(富士山が見えます)
まず行ったのがガラスと工芸美術館
きれいな作品をたくさん見て大満足。
北斎と印象派やガレとの関係も再認識できました。
西洋では自然や動植物はあくまでも背景でしかなく、日本のように四季折々の自然そのものが画題になることは、彼らにとって全く新しい見方だったそうです。
その後はシャボテン公園
ここはチンパンジーの学習発表会が人気です。動物の幸せとか考えてしまうと楽しめませんが、単純に「すごーい・じょーず」と拍手の連続です。
カピパラが温泉に入っています。
どこかさびしそうなロバ
アフリカンアートギャラリーの評判がいいので一度は行きたいと思っていました。
たくさんのお面や素朴な彫像が 、圧倒的な存在感を示していました。プリミティブなものは、確かに生命の根源を揺さぶるような力がありますね。
入口ドアの取っ手です。
ここで夫と別れ、後は単独行動です。
一度は行きたいというところがいろいろあって、一人で行ったのがテディベアミュージアム
テディもトトロもかわいいことはかわいかったのですが、ここを喜ぶには、私はちょっと年をとりすぎていたかも・・・
帰り道で見つけたロウバイが、また元気をくれました。
テディやトトロを喜ぶ子供は、私のようにロウバイを見つけて元気をもらうだろうかと考えたら自然に♪歩こう歩こう私は元気♪が浮かんできたのには笑ってしまいました。お花は見せられますが、香りはちょっと無理ですね・・・
楽しみは見つけなくてはいけません。
いつもいつも、こんなに盛りだくさんの遊びが必要というのではなく、興味のアンテナを立て続けることができるようでいたいと思います。
加齢による年相応の能力低下が、体にも脳にも起きても、この姿勢は持ち続けられますね。
考えてみれば、ブログを書き始めてから、頭の片隅にはいつもブログのテーマ探し(皆さんが興味を持ってくださることはないか)が潜んでいます。私にとっては、そのことがとても重要な楽しみのような気がしてきました。
皆さんに感謝しなくてはいけませんね。