日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

暮れの元気なごあいさつ

2011-12-31 | ドレステリア
クウネルである1ページに釘付けになった。



ストール万歳!
黒い装いにカラフルなストールの美しさっていったら!

As know asのストール チクチクラムズウール 








やわらかいラムウールのストールにざくざくと刺繍が施されている。
このクオリティーならお安めといえる 8295円。
ただ刺繍が結構、雑で刺しっ放しなっている箇所がちらほら。
気になるといえば気になるが。

暖かくておしゃれなストールは本当に便利だ。
どんなにおしゃれでもこの時期、シルクシフォンでは肌寒い。
暖かさは何より冬の必須事項。
思わず2枚買いしてみました。
それでもあと2枚欲しい。

どれも個性的で捨てがたくお店でストールの山が出来上がる。
これも広げて見せてほしい。
あれをお試したいのだけど。
この色ステキ。
いやいやこっちも捨てがたいだろう。
まずはお店で大騒ぎなストール祭り。
そして家の鏡の前でもストール祭り。

アズノウアズは名前だけ知っていたんだけど入ったことはありませんでした。
プチプラでガールなブランドだと思っていたからさ。
それがクウネルで掲載されるとは。
こうやって新顧客層が形成されていくのだろうか。
まんまとワナにはまった感あり。

知らなかったけどあのあき竹城がこのAs know asのお洋服が好きなんですって。
まあ、意外! ああ、意外!
好きな洋服に年齢は関係ないのだなぁ。
せっかくだからこのストール、プレゼント好適品だし、
ちょっと親にでもプレゼントしてみようかしら・・・・。

暮れの元気なごあいさつ
チクチク ストール!(日清オイリオセット)。




洗剤、油、ハム、お菓子
暮れのごあいさつ品は数あれどやっぱり頭を悩ませます。
たまには斬新に意表をついて暖かストールっていうのもありですかね。
いつもお世話になっているお母様や友人、そしてあの方の奥様にも。

今年も本当にいろいろな方にお世話になりました。
もちろんこのブログを読んでくれているあなたもですよ。 あなたも!
ストールはお届けできませんがまたいろいろなネタを拾ってきますので
引き続きお付き合いください。

そして、良いお年をお迎えくださいね!








ピンブローチ日和

2011-12-30 | ドレステリア
去年より寒い、今年は寒いと毎年言っているような気がする。
去年の冬の寒さなんてすっかり忘れちゃう。
人間は忘れて生きていくのものなんである。


一気にめっきり冷え込んだせいか今年は特に寒さが身に沁みる。
おかげでコート・コート・コート 出番多し。
出来るだけ着たくないのだけど寒さには勝てず。
そして黒のストールとファー。

でもって


トリ・トリ・トリ・バス






ピンブローチ 大活躍中。
寒さが厳しくなればなるほど、
コートの出番が増えれば増えるほど
出番が増える ピンブローチ。



手袋のするため大振りの指輪はダメ。
ネックレスをしてもコートで隠れる
大きめのブローチはストールやマフラーを選ぶし引っかかる。
そうなるとこの小さいピンブローチがジャストサイズ。

コートの襟元
ストールの首元の目立つところにゴロゴロとつけている。
こんな小さいのに存在感大。
もちろんバスは1台あれば十分。



ブブーン

さあ、ちょっくら出かけてきます。
おお、寒い寒い。
この寒さ、ピンブローチ日和。





冒険のガイドブック

2011-12-29 | リブレリア
アニメや小説、空想の世界が映画化されるたびに
期待と不安が入り混じる。


「ほ、ほんとに再現できてます?」


ハリーポッターはOK。
ドラゴンボールは世紀の駄作で驚いた。
鬼平犯科帳の映像世界はスバラシイ。
気になって仕方無いけどモーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」は
まだ怖くてみていない。

そして今、タンタンが気になっている。
ものすごく、ものすごく気になっている。










見たいけど、見たいけどぐっと我慢よ。我慢!!!!
気になって気になって仕方がないの。


映画化されたタンタンの冒険は
「ユニコーン号の謎」
「金のはさみをもつカニ」
「レッド・ラッカムの宝」


ええと、あたしが気になって仕方がないのは

「青い蓮」








個人的には実写でみるメリットはない。
あのマンガのようなコマ割りがいいのだから。
小学生の時、図書館で初めてタンタンの本に出会ったときは
カルチャーショックだったもの。
世の中にはこんな絵本があるんだと興奮した。
そしてあれからウン十年後の映画化・・・。
年月の流れを感じちゃうのはあたしだけかね。

タンタンの冒険のようにはいかないけど
ちょっと冒険に行ってこようと企画中。
ガイドブックを手にするのではなくこのタンタンの冒険「青い蓮」を
手に取ってみた。

「ほ、ほんと再現しちゃうよ!」





期待大。
今回はちゃんと本も厳選してもっていくつもり。
その中の一冊。

タンタンの冒険「青い蓮」

気になるぅ。
読みたいけど我慢、我慢!









きょうの猫村さん

2011-12-28 | リブレリア
猫村ネコ

ほしよりこ「きょうの猫村さん」









日本で特に有名な猫。
民族的にみて猫派、犬派というのは分類できるんだろうか。
何となく欧米は犬派のイメージが強い
逆にアジアは猫。
しかも野良ネコイメージで。

ほしよりこの描く二本足で立つ人間のようなネコが
猫らしく愛らしいのはあの柔らかで澱みない鉛筆の曲線が
そうさせるんだろう。



あの鉛筆の線がすきだ。

駅の本屋で山積みになっていた猫村さんボックスがどんどん減っていくのを
毎日眺めていてある日、店頭の平台から消えたときはドキドキした。


「売り切れた?」


心配になって店内をウロウロと探したら
最後の2箱(2冊じゃなくていいんだよね?)が窮屈そうに本棚に押し込まれていて
躊躇せずレジに向かったのだ。



家でバリバリと開けたら

ポストカード
小さなクリアホルダー
卓上カレンダー
シール
ハンカチ
ノートが出てきた。




きょうの猫村さんボックス 2500円


これを安いか高いかと問われれば、答えに窮するが
なかなかカワイイよ。

歌川国芳の迫力には負けるけど
きっと同じ猫好きDNAがある人ならきっと満足。


猫村さんボックスを前にしみじみと思うのだ。

歌川国芳展、観にいかなくっちゃなあ。」
年始年末 無休
会期、2月12日まで。






















ケンタッキー スモークチキン

2011-12-25 | トラットリア
ええっと過去と現在がこんがらがっていて
今日が何日、何曜日かが分からなくなってきた。

本日 12月25日 日曜日
改めて メリー クリスマス

毎年恒例の平常運転です。
土曜日は仕事だったし。

用事があって寄った表参道はすごいことになっていた。
プラプラと歩くカップルを押しのけて歩いてやったわ。
皆が浮かれるクリスマスだということを忘れて出掛けたあたしが馬鹿だった・・・。

自分がそのバカップルの一人ならきっと表参道の人込みもなんのその!
ただね時間がなくて早く目的地にたどり着きたいあたしにはくそくらえじゃ。
イルミネーションが点灯する前に表参道を脱出するべく慌てて用事をこなす。


何時からクリスマスは鬱陶しいものになったのでしょうか?



せっかくだから世間並みにケーキでも買ってく?と寄ったデパートでも
人込みに巻き込まれてヨレヨレです。
買えたのはドーナツぐらい。
ケーキじゃなくてドーナツですよん。



改めて平常運転を確信しました。
ウチは明日、チキンを食べ、ケーキを食べ、シャンメリーでも飲んでやろう。


係る中、友人宅からクリスマスのおすそ分けを頂いていたのを思い出す。
ケンタッキー スモークチキン




フライドチキンではありません。
ケンタッキーの限定品?らしい。
なかなか手に入らないから・・・と頂きました。
もらっていたことすらすっかり忘れていて相方に指摘され思い出す。



「ケンタッキー ぐらい出して!」



今年、唯一のクリスマスらしきもの。


こうやって悪態ついてぐちぐち言うのもやっぱりクリスマスは特別にという
固定観念があるからなんでしょうか?
本当にクリスマスを平常運転で過ごすにはまだまだあたしの達観が足りないようだ。

べたに楽しむ

2011-12-25 | Weblog
旅行はオノボリサンで楽しむのも大切。
恥のかきすてはどうかと思うけど普段できないことにチャレンジするのも
よいのである。

今回の恥のカキステ

東映太秦映画村にて仮装する。
そして相方と写真を撮りました。
扮装っていうよりは間違いなく仮装である。
コスプレっていうものをガチで経験してみました。

白塗り、アイライン濃いめ、相方はチョンマゲであたしは日本髪。
あまりの変身ぶりに・・・・絶句。
しばし無言のち大爆笑ですよ あっはっは!!!!

その写真は年賀状に登場予定。
年明けにでもブログで公開いたしましょうか。

メイク、着付け、お写真コミコミ 30000円の力作もんです。
ご期待ですよ ご期待!






取り急ぎ、よーじやの抹茶ラテで白塗りをお楽しみください。

猩々緋の器

2011-12-25 | ホーム
美しい器で料理は何倍も美味しくなる。

これ真実。



美しい器をみるとほうっと感嘆ともため息ともつかない息がもれる。

これは事実。



美しい器は欲しくなる。
仮に実用性が乏しくとも。

これ本能。



美しい器は芸術性も兼ね備えていながら実用的で機能美をそなえているのである。

これ真理。




美しすぎる器で供される美味なる料理。



猩々緋の器
京焼 山田晶

そして
透けるほど繊細な
多治見 青木良太


余りに美しい器たちだったので誰の作品か知りたくなった。
もしかしたら平凡なあたしの料理を載せても・・・・と期待した。





美しい器は高い!

これ現実。




秘帖の中

2011-12-25 | リブレリア
夢枕獏「秘帖 源氏物語 OKINA」





これがべらぼうに面白かった。
あれだけつまらなかった往路の新幹線が嘘のよう。
あっというまに東京駅に着いちゃったよ。

宇治に行き
太秦に行ったあとだからか・・・

タイトルの通り源氏物語をベースにした物語。
まさに秘帖を冠するにふさわしい源氏物語です。
夢枕獏の著作にはお馴染みの蘆屋道満と光源氏を不可思議な出来事の謎を解く。


「陰陽師」で有名になった夢枕獏の本領です。
この著者の本は本当に出会いのタイミングが良くて
本を読むと旅行が数段、楽しめるオマケがついてくるのだ。
「沙門空海 唐の鬼と宴す」もそうだしこの「OKINA」にしてもそうだ。

旅行と本を読むというの行為は「非日常を楽しむもの」だから、
そこがピタリとはまると相乗効果で強烈な印象を残す。

復路の新幹線に乗っている最中にもう、次の京都旅行を画策する。
入組んだ路地で美味い物を食し、おごそかな寺社仏閣をナナメに見る。

そこに鎮座まします仏の像も、古来より当たり前のようにあるその堂も柱も
つきつめてゆけば大いなる物語をはらむのだ。

奇譚、空想、浪漫、歴史
人の喜怒哀楽まで飲み込んで
静かに存在する京都の日常。
穿って、垣間見て、想像する。


旅行と読書の愉しみ。













満載ワゴンで。

2011-12-18 | リブレリア
旅行の必需品は人によって様々だろう。

持病の薬

くるくるカールドライヤー
お気に入りのタオル

あたしには忘れてはいかん!という必需品が2点。


本と香水



これ大切ね!
これを忘れると落ち着かない。
香水は旅行先で手に入れるという方法もありだが
何より本を忘れるのがツライ。
今回の旅行は本を入れたつもりが忘れ、
あわてて東京駅構内の本屋に駆け込むもレジ待ち長蛇の列に阻まれ
本を持たずに新幹線に乗り込んだ。


暇すぎて死亡。


活字なしで新幹線に乗り込むなんて
ダシなしの味噌汁みたいなもので味気ないことこの上なし。
お湯に味噌溶いて飲めるかっていう話ですよ。

何もすることがない3時間。
帰路の新幹線なら寝てしまうっていう手が使えるが
遠足を明日に控えた子供の心境にある往路の新幹線では
あたしは眠れない。

眠いけど寝れない。
起きていてもやることはない。
暇すぎる時間は本当に針のムシロだ。




車内販売で雑誌ぐらい扱ってもらえると有難い。
雑誌にコーヒーをつけてもらって割高でも構わない!
どうだぁ!結構、商売として成立つと思うのはあたしだけだろうか。
どうでしょう?考えちゃあもらえないか?




ビジネスチャンスはゴロゴロあるのさ。
ワゴン一台、一獲千金!








幻想な光

2011-12-18 | Weblog
闇の中に小さな灯りがあるのとないのでは
こんなにも心持がが違うのかと思う。

暗闇の中で人はこんなにも
心細く、畏怖と恐怖と覚えるものなのか。
 
今でこそ人類は火を手に入れ
電気で明かりを操るけど
やっぱりその本能は変わらない。
 
光を見ると高揚し華やぎ、安心する。




 
この時期に
やはりイルミネーションが欠かせないのは周知の事実
光は暗い闇に浮かべば浮かぶほど貴重なものになっていくのだ。
 
 
月光や星の淡い光が
かくも明るく
夜を照らし出すものかという事を月食で知る。





 
 
嵐山の竹林を照らす灯篭の幻想的なことといったら・・。
寒い日に寒い寒いと乗ったトロッコ電車の車内も
ライトアップされ
トンネルを抜けるたび
幻想的な空間に変化する。
赤い光につつまれた車内はまるで宮沢賢治の銀河鉄道の夜を体験しているかのようだ。
窓に映りこむライト、木のボックス席、赤い窓枠。
終わってしまった紅葉をみるよりよっぽど印象に残る



ほのかな光はなにより幻想的でマジックのような驚き。
 











平等院、鳳凰堂にも光のマジックがひとつ。


 
ご本尊の額にある白毫(びゃくごう)が水晶で
本殿の中で見ると黒いのだが、敷居を一歩外に出てその額を見上げると
白く輝きだす。
埋め込まれた水晶の底に銀板があってそれに光が反射して白く輝くとのこと。
古の人たちにとってこの光のマジックは現代のあたしたち以上に大きな印象を
与えるに違いない。

電気のない時代の光は何より貴重。
ただ悲しい哉。
光を自在に操る術を手に入れた現代では
闇に潜む奥ゆかしさと陰影の美しさを忘れがち。
ほのかな明るさでさえ楽しむ余裕さえも失いがちなのだ。

光を操り、楽しむことができたのならそれはきっと時間を楽しくということなんだろう。
幻想的な光は幻想的な時間というところだろうか。