日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

近所のおばちゃん仕様

2007-09-30 | ドレステリア

TVにて中谷美紀がでてくるCMを発見。

FUJI FILMのCMかと思いきやユニクロでした。
毎回、思うのだけどユニクロはCMをつくるのが上手いと思う。

何かな、気になるな・・・とみているとユニクロのテロップが流れてくる。
普通にオシャレだと思います。
そしてユニクロへ買い物に行きたくなります。

去年に引続き、ユニクロのカシミアニットが登場しました。
価格はやはり申し分ない。
はりきってお買い物しても大丈夫だしね。

と、意気込んで行って来ました。 去年は。
そして撃沈
うへえ カシミアの存在感がない!!!
しかもあたしが着ると近所のおばさん仕様。

思わず、店にてどれがそのカシミアニットなのか訊いてしまいました。

さて、今年はどうなんでしょう?
期待通りかそれ以上か?
はたまた、やっぱり買わずに帰ってくるのか・・・・。

欲しいのは
その1 ジャストサイズのVネックのセーター
その2 中にキャミソールを着なくてすむようなVの深さが希望。
その3 色はグレーとビターチョコレート色。
その4 長袖ね。

この時期、素材、色、首ぐりの形がよくても袖の長さが問題になる。
広げて、がっかり・・・・半袖かい・・・ということが多々。
そんなに難しいものではないはずなのになかなか見つからない幻のセーター。
クリアすべきは上記4点。

合わせるのはこのスカート「KIIP
あたしにはめづらしいゆったりざっくりジャージ素材のスカートです。
テキスタイルもとってもラブリー

よく見るとクマさんがいます。
歩いているクマ、寝ているクマ

  クマクマ クマ!!

もとは子供服がメインのブランドみたい。
大人服も子供の服と同じテキスタイルで作られております。
だけどサイズがね。
大人服はあたしには大きめ、そして当たり前だけど子供服は小さいの。

モノによって子供服も着られる体型だけど。
さすがに120cmは無理。
カワイイけど無理。
欲しい、着たいけど無理。

思わず、お子もいないのに買ってしまうところだったけど無駄。

テキスタイルがかわいいというのは購買意欲がぐぐんと成長します。
次回作にも期待。サイズ展開にも期待しております。

「近所のおばさん 買い物へ行く!」にならないように着こなしたいものです。


 


 


伝説そして謎、また謎

2007-09-28 | Weblog

最近の流行「インカ文明」
そんでもって、わたくしこの手の番組が大好きなのです。
思わず、時間通りのチャンネルを合わせてしまう。

 
国立博物館では「インカ マヤ アステカ展」が大盛況だったようだし。

このところTVの特番で「インカ文明」についての番組が多い。
黄金と謎に彩られた古代文明はなんと魅力的なのだろう。

高度な建築技術と文明の形跡。
そして何より魅力的な「黄金」という財宝。
それが忽然として消えてしまう謎、人を阻み拒むような自然。
ミイラ、ジャングル、略奪者・・・・連綿と受け継がれた血
冒険心を掻き立てるべきすべての要素をもちあわせる「インカ」という歴史は物語のように面白い。

冒険物語にはなくてはならない全ての要素がこれでもかというぐらいぎっちり詰まっているのですからね。

そういえばこの「インカ文明」が注目されたのはこの2年ぐらいではない?
発掘も研究も随分、進んできて番組として成り立つようになってきたのではなかろうかと。
それでいてまだ謎も多いから、見ていて飽きないし。

歴史の「謎」を扱った番組の王道はやはり「エジプト」だろう。
日本人がエジプト好きなのは有名みたい。
かくいう私も!

エジプトの面白さは
ワイドショー的要素を持つ権力争い
そしてピラミッドという謎
ピラミッドに眠る宝物の数々
やはりここでも謎と金目のもの。

個人的にはクレオパトラを初めとする王家の愛憎劇のほうが魅力的。
下手なドラマをみるよりよっぽど面白い。
当たり前です、だって結末は「歴史」という結果に基づいているのですから。
リアル感が違います。

エジプトについては随分、いろいろな事がわかってきているようだから次なる「」がインカなのですね。

謎が「解明される」楽しみと謎を「追及し想像する」楽しみ。
それがエジプトとインカの歴史をたどる楽しみと相違なのですな。

謎はやはり面白い!!!
歴史は謎
歴史もやはり面白い!


 

 


次から次へ!

2007-09-26 | ドレステリア

連休明けの谷間、本日は仕事も谷、あたしの体力も谷。

こんな日もあります。

この間の月曜日にちょっとめづらしい人と一緒に遊びに行く。
なかなかお互いのスケジュールの調整がつかずで、やっと日程をあわせてお出かけする事が出来ました。

楽しかったの。 とても!
同じような趣味嗜好なので何をしても、何を見ても話が合うこと、この上なし。
お買い物をしても「いいな」と思うものが一緒だと楽しくてね。
いつもの倍、お買い物を満喫したような気がします。
おかげで腰が痛いの。
歩きすぎた・・・・
つまり、本日の体力が「谷」なのは仕事に向けるべきものを使い果たしてしまったから。
後先、考えずというやつです。
週半ば、あと数日をどうやって乗り切るか思案中。

しかし、まあ次から次へとよく買い物しました。
自分では気が付かないものを発見されると食いついてしまいます。
視点が違うから手に取るものは微妙に違うのだけど、趣味が似ているから「それも良し。」という事になる。
宝探しの気分です。
おかげでお財布の紐を緩めないようにするのが大変でした。

そしてその紐が切れてしまったのがこちら。

ブラジル生まれのマトリョーシカのネックレス。

ESCAPULARIO.COM BRAZIL MEET RUSSIAN!


うふ カワイイ。
しかもブランドのタグにはマリア様。
このギャップもいいじゃん。
イチゴもかわいいし!
プロレスのマスクマンに続く、お気に入りのモチーフ。
思わずおそろいで買っちった!
大人になって「お揃い」でお買い上げするとは思いませんでした。

子供の頃はまだしも、この年になってねぇ。
微妙????

ここまでツボが一緒の人ならいいかなと。
だってさ、選んでくるものがほぼ一緒なんだもの。
つまるところ結局、オソロイになってしまうの。
だから、あえてのお揃いという事で。


周囲には理解不能なチョイスを共感できるのはいいね。
「次回も絶対、行こうね。  早々に!」という固い約束をとりつけました。
マトリョーシカの人形のように次から次へネタがでてくる楽しさはやみつきになりそうです。

この感覚はね・・・
マトショーリカの人形のように開けていくとどんどん小さな人形がでてくるのではなくて、小さな人形がどんどん大きな人形で覆われていくのに近いかな。

ひとつの興味がどんどん数珠繋ぎになってふくれていくような感覚なのです。
だから楽しい。
そしてちょっとしたきっかけでこういう「人」と知り合えた事がなによりなのでした。

人が人を繋げて、また別の人と繋がっていく。
なんて貴重な経験なんだろう。
あたしもその小さな鎖になれたらと思う。
どんな事がどういう風に「きっかけ」になるかわからないからさ。
あたしは幸福モノなので友人に恵まれている。
その友人たちから得るものも多いからすこしづつでもお返しができますように!

 


雨の日LOVER

2007-09-23 | ドレステリア

最新スポットでのお買い物。

混み混みの中、買い物をする@マロニエゲート。
たまたま友人と出かける用事があり、せっかく近くまで行ったので寄ってみました。

そしてお買い上げがこちら

この赤い靴です。 ラバー素材のハイヒール。
ブラジル生まれのmelissaというブランドのもの。
ウエッジソールのショートブーツと迷って結局、こちらを購入。
雨の日対策として!
この靴なら泥んこ道を突っ切ったって、水溜りにはまってもへっちゃらよ!
インソールも、ヒールも、ストラップも一体型の水にも汚れに強いラバー素材ですから。

あたしには雨の日に履く靴がない!という問題が・・・・あったのです。

趣味嗜好の偏り故に選んでくるものも然り。
どれもこれもオープントゥの靴ばっかり。
おかげで雨の日はどの靴を犠牲にするかを悩む事、悩む事。
時間も無駄、そしてなにより靴がかわいそうでね。

このMelissaの靴で問題は一挙に解決となりました。
おしゃれだし、雨に強いし、ハイヒールと同じ扱いで使える。

このところクロックスをはじめとするラバー素材の靴が注目される。
長靴とかも普通に売ってるし。

長靴なんて小学生以来、履いた事が無い。
しかも履いている人を見かける事も少なかったよね。

ここ1年ぐらいかな、長靴の市民権が急速に強くなったように思うのですよ。

ほら、広告にも。

そしてこんなブランドからも

         MARC JACOBSの長靴
老舗のAIGLEの乗馬ブーツも

かっこいい長靴じゃん。


長靴が普通に日常で履けるようになったのはブーツにかわる新ネタとして、そしてラバーという素材が斬新で新鮮な印象を与えるからなのかな。

つまり長靴はいいとこ取りのおしゃれなのでした。
ブーツとしてのオシャレ感も、素材の新鮮さも、そしてお手入れもラクチンだし。
がんがん履けると言う事なのですな。
だけど注意は暑さ対策。
まあ、冬は問題なしですが・・・・

さてこの残暑、あたくしのラバー靴は乗り越えられるでしょうか?
雨まで待ってられない!
ラバー靴初心者としては長靴よりハイヒール。
ぺったんこの皆が履いてるクロックスよりメリッサの靴。
お値段もお手頃だし。

予言
これからもっともっとラバー靴は増えると思うんだけど。

さあ、どうなります事やら。


溜息の行き先

2007-09-20 | Weblog

ホントに忙しい!!!
分単位、秒単位の忙しさ。
残業に持ち越す事も出来ないからなおツライ。

常に即決、即答を求められる厳しさにしてやられそうです。
一日、気を張っているというのはしんどい。
「むちゃくちゃ暇とどちらがいい?」と問われたら考え込んじゃうけど。

こうやってストレスって溜まっていくのだなという実感。

2週間程、ヨガをサボりました。
そしたらね・・・・スゴイの・・・体が・・・・痛くて!

ヨガを続けて1年半、やっと柔軟性もつき筋肉痛もなくなったと思いきや・・・
これだよ。
あっという間に元に戻る。

体が覚えた怠け癖はなかなか直らないんだな。
その一時の楽な方へ楽な方へ流されていってしまいます。
ほら、自分に甘いしね。

だけどきちんとした変化も目に見えてきております。
最大の効果は「溜息をつく」回数が圧倒的に減った事。

いい傾向です。

我がヨガの師曰く
「呼吸をコントロールすることはとても大切な事。これは難しい事、特別な事ではない。
その最たる例が「溜息」。
疲れた時、嫌な事があった時、ストレスが溜まってしまった時、人は無意識に溜息をつく。
その「溜息をつく」と言う行為は呼吸に乗せてそれらを外に吐き出す行為なのだ。
そして「溜息」という呼吸のアクセントをつけることによってリフレッシュしたり、リスタートする。
だから「溜息」をつくことは悪い事ではないのだ。
しかもその後、ちょっとスッキリしていることを感じられればいいのだ。」と言う。

 

おお、なるほど!
溜息は呼吸の一種なのか・・・
目から鱗。

あたしの同僚にとても大きな溜息をつく人がいる。
自分が大変な時にその溜息を聞くともっとテンションが下がってしまう。
溜息をつくという行為が決して悪いわけではないのは分かっているけど気分が盛り上がる事はない。

という訳で、「溜息」という消極的は方法でなく、「深呼吸」という積極的な方法を試してみることにしました。
ヨガのスタジオでやるみたいに。

鼻から息を吸ってお腹をふくらませ鼻から息をぬきお腹をぺっちゃんこにする。
腹式呼吸の方法で。
そして今度はお腹、胸、鎖骨、喉、鼻の順に空気を溜め込んでいき、吐くときはお腹と胸からいっぺんに空気を出していく「完全呼吸法」。

このやり方、頭がスッキリ効果がオマケでついてきます。
嫌な事があったとき、その場をちょっとはなれてゆっくり一呼吸。
これで随分、変わります。

考え方も、気分も。
そして冷静さも、good ideas!もでてくるのです。
人を不快にする事もないし。

溜息の行き先が他の人にならないよう。
多分、溜息は廻りめぐって自分に戻ってきてしまうから。
こうやって思えるだけでもヨガの効果はあったと思うのです。


芸術と食欲と

2007-09-15 | Weblog

残暑が厳しい。
あまりの日差しの強さにちょっと怖気づく。
お出かけしなきゃいけないのに・・・・
日向はまだ夏、ただ日陰はもう

そして本日その正しい「」を堪能しに行ってきました。

まずは芸術の秋。

銀座松屋にてMUTTONI THEATERを。
物語を紡ぐムットーニ氏のからくり箱。
音楽と光が織り成すムットーニさんの物語はきらびやかでどこか儚く幻想的な世界です。

今回は2回目の参戦と相成りました。
前回は渋谷のパルコで。
その時はちゃんとスケジュールを確認して行ったので氏、本人のパフォーマンスも合わせて堪能する。
このからくり箱は人形が音楽と光によって演出されて動き出す。
そして物語はムットーニ氏のナレーションによってすすんでいくのです。

だからこのオートマタの「装置」だけでも、ムットーニ氏の語りだけでも成り立たない。
2者が一体となってはじめて作品として完成するのです。
「装置」なんて言葉を使いましたが、もちろんこのからくり箱の完成度はスゴイの一言。

何よりあたしが楽しみなのはムットーニ氏の軽快かつ詩的な語り。
そして憂いのある声。
この声がいいのだ。

同じ作品でも物語があるのと無いのでは別物。

今回はムットーニさんに直に会えるかどうかはわかりませんでした。
上演されている作品からみるので会場をあっちにウロウロ、こっちへウロウロしていると・・

はい、目の前にいました!

ムットーニさん!登場です。

イキナリの展開に驚きと興奮を覚えます。
そしてあれよあれよという間にムットーニ氏の手によるパフォーマンスが始まる。

おお、やっぱりLIVEはいい!
もちろん各作品にはビデオがついているので常時、上演はしているのですが、生ナレーションは違います。
作品裏話アリ、物語の深みアリ、臨場感が圧倒的にかわってくる。

そしてLIVEで作品を見た証がこちら。
サイン入りビジュアルブック。
お値段1260円。

サイン入りでないと意味がありませんからね。

心と感性を満足させた後は身体的にもということで、お次は食欲の秋

日本橋のマンダリンオリエンタルホテル
人生、何度目かのケーキビュッフェ。
お値段3000円。

結論、美味いけどそれほどモトを取れるもんでないね。
あたしには食べ放題のビュッフェスタイルは向きません。

皆、けっこうしっかり食べていく。
あたしなんて早々にリタイア。
甘いものだけってツライね。
しかもスポンジケーキ系はあんまし好きじゃないし。
ゼリー、アイス、ムースならOKです。

いちばん美味しかったのは「シェフのオススメ」
そのスイーツは名無し。
いや「シェフのオススメ」という名前でした。
だからイマイチ何なのかが分かりません。

舌の記憶と食材の知識をフル稼働して解析の結果は
グラスの中に
イチジク
プルーン
そしてパッションフルーツのソース
アーモンドのクリームを添えて
最後に彩りはローズマリー。

これウマカッタ ウマカッタ。
濃厚で独特な味わい。
そしてイチジクの食感がプチプチとアクセントになっております。

ひたすらこれだけ食べ続ける。
周りには「もっと別のもん食べたら」と言われるが無視しました。

で結局、食べすぎで腹がイタイ。
やっぱり残念、モトは取りきれず。
次回は上の方のレストランで3000円のオチャでいいかな・・・・

食べた事が無い味を食す事ができたのはよかったな。
そういう意味では「食欲」のもクリアしましたからね。

次はスポーツのと読書の刀魚を堪能しよう。
あれれ・・・やっぱ食欲がまぎれ込んでおります。


 


紅葉したお茶

2007-09-11 | トラットリア

秋雨に降られっぱなし、しかも祟られっぱなし・・・・

雨が降ってないので傘を持たずに職場を出ると、最寄り駅ではどじゃぶり。
今日こそは今日こそはで3日間、雨の中帰ってきました。

もう夏じゃないんだな。
雨に降られると、肌寒いですもの。

そしてもう一つ、夏の終わりを感じるもの。

温かいお茶。

わたくし飲み物は冷たいものがスキ。
温かい物はあんまし飲まないのよね。
特に夏はキンキンに冷えた麦茶、烏龍茶がよろしい。
夏の間はポットも仕舞ってしまいます。

それがね、温かい物が恋しくなって、美味しく感じると「夏の終わり」。
相方が温かいお茶を所望す。
ポットを出してきました。食後には熱いくらいのあがりを!

美味しいものをGETできました。
妙香園のほうじ煎茶。

煎茶でなくほうじ茶でなく。
絶妙な焙煎具合。

香ばしく、清々しく 初秋の味。
緑がだんだん紅葉していくような色の茶葉。

これウチの定番にしよう。
皆にもオススメ。

夏の終わりと秋の初めのほっと一息です。


好奇心のよろづ屋

2007-09-10 | Weblog

見たこともない品揃え

ほら貝  
古代メキシコ 図案集(DVD付き)
宇宙食
琥珀(虫入り)
クッキー

なんでも屋のような品揃えのここは何処でしょう????

ちなみに入場料 600円

答えは国立科学博物館

子供の頃、見にいった大恐竜博以来となります。
相方に至っては初めての体験だったらしい。
行ってきました、「国立科学博物館」へ。

夏休みの期間は混んでいるだろうから9月に入ってからやっと行ってきましたよ。

ちょうどマヤ文明展が開催中で黒山の人だかり。
しかも35分待ちの案内表示すらでております。
エントランスに近づくにつれ人込みはますます膨れ上がるばかり。

だけど心配も取り越し苦労におわりました。
常設展は問題なく、待ち時間も無く館内へ。

いやあ面白いの何の!!!!!
こんなに面白かったとは !!!

まず最初に入場料 大人600円を払う。
その足にてTHEATER 360へ。

こちらのTHATER 360は 愛・地球博 の長久手日本館で人気をはくした「地球の部屋」を移設したもの。
円形のドーム内が全てスクリーンとなっております。
そのなかにあるブリッジに立ち、映像を楽しめる趣向。

これが予想外に面白い。
ブリッジの床も一部がガラスになっており、映像が頭上からそして足元にも流れでエライ迫力です。
イメージとしてはディズニーランドにあるスターツアーズという事でしょうか。
映像はもちろん教育的内容なんですけどね。

1日いて飽きる事がありません。
展示の仕方も上手で、どんどん興味が数珠繋ぎになってきます。
もちろん内容も子供が見て、そして大人が見て楽しめるもの。

旧館の「日本館」と新館の「地球館」。
地球館は大きな展示室を余すところ無く使い、非常に凝った展示の仕方をしております。
そして古い、日本館は展示ももちろんですけど建物そのものを堪能する事が出来ます。

 旧館は日の光がきれいに入ってきます。


ステンドグラスも見逃してはいけません。

そして何よりスゴイのは剥製の数々。

 なんとこのワンコは忠犬 ハチ公

そして圧巻なのは動物園が丸ごと来たかのような剥製のコレクション。
その中からパンダちゃんをご紹介

恐竜の骨もいいけど本物に近い動物のほうが、あたしは面白かったな。

ネタの宝庫なので次回はペンとスケッチブック持参で行きますよ!

生物、物理、地学、工学、動物学・・・・なんでもあります。
知的好奇心の満足も
無限の想像力も。
かならずあなたにぴったりのネタが用意されております。

そう、ここは「好奇心のよろづ屋」なのでした。
 


これが芸術の秋だ!そして今度は武者絵だ!

2007-09-08 | ギャラリー

マニアックな場所に行ってきました。

山口 晃展@練馬区立美術館

練馬区に美術館があったとは・・
しかも現在活躍中の若手画家が個展をするには随分、マニアックかつパブリックな所でやるんだなと。

どこぞのギャラリーではなく区立の公共の美術館。
しかも上野とかでなく練馬。
初めて「中村橋」の駅に降り立ちました。

やっぱり この 山口晃の絵を私は好きです。
その繊細さを独創性。
そして洒脱さと器用さがいい。

大和絵の手法のを用いた作品の数々。
いやあ 面白かったな。

今回は副題として「今度は武者絵だ!」がついております。
そのテーマの通り、無残ノ介というシリーズの作品がメインになっておりました。
墨絵、油彩、ペン・・・
カンヴァスに、半紙に、紙切れに・・・・・

次々、手法や表現を変えて物語が進んでいきます。
この人の作品はホントに溜息が出るぐらい緻密。
ルーぺ必携です。
遠視用メガネ、老眼鏡でも可。

作品の図録を買ってかえろうと思ったんだけど、まだ出来てない!との事。
予約販売になるそうです。
しかもサンプルすらない。
こういう展覧会ではめづらしいパターンだよね。
届くのは10月頃予定。

ゆっくりじっくり待つのもそれは乙な事です。
忘れた頃に、作品をまた堪能できるのも一興と言う事で。

イラストレーターではなく画家。
その画家が描く商業広告というモチーフの作品はおもしろい切り口です。

公共広告機構の「江戸しぐさ」
日本橋三越の100周年広告
空港の壁画
NHKのハイビジョン放送の広告。

「広告」というのは明確に伝えるべきメッセージやモノがあって、
それを分かりやすくに伝えなくてはいけない。
そういう制約があるなかでどれも山口晃の作品として成り立っているというのは凄い事だよね。
広告なのに・・・という違和感もないし、山口晃の作品なのに・・・という落胆もない。
逆に「ネタ」としてきっちり処理させているからスゴイです。

現代美術は感性のスルドサと共通項の多さによって堪能できるか出来ないかが決まるような気がします。
だから、ウチの相方は「現代美術」を見に行くのを嫌がる。
分からないから疲れるのだと。
嗜好性がモロに繁栄されてしまうからな。

そういう点でもこの作品たちは優秀です。
見慣れた、聞きなれた、ものが切り取られているのですから。

今月中にはムットーニさんの展覧会にも参戦予定。
芸術の秋が深まっていきます。
今年はあたしにとって実りと豊作の秋になりそうです。

 


クレーマーのひとり言

2007-09-06 | Weblog

 

してやられました!!!

「中身なし!」

このところこういう事態が相次いでおこる。

お昼を食べ損ねあまりにお腹が減ったので、帰りがけにマクドナルドに寄ってみました。
そんでもって、オウチでゆっくり食べようと思ったら・・・・

やられました。入れ忘れというやつです。
食欲も失せました。
忘れた頃にやられるんだよね。

やっぱり腹の虫がおさまらずにクレーム電話をする。
マニュアル通り店員は「お届けします」と言ってくれました。
だけど台風だし・・・・土砂降りの中、濡れ鼠のように来られてもねぇ。
もう全てが面倒になってしまう。
返金と言われてもお店に行くのも・・・・・。
なんだか店員の態度も気に入らなかったし。

次回、気をつけるようにと言ってそのまま電話を切りました。
だけどクレーマーのオソロシサはここからです。


ブログに書いちゃったもんね!

あーコワイ コワイ!

今日、たまたま椎名 誠の本を読んでいてサービスについてその通り!と思ったことがあったのだ。

おれはかねがね思っていたのだけれど、近ごろこういう観光地のホテルがよくやっている大ホールナントカカントカショー鑑賞と味のセット大サービスディナー、なんていうの、一見大サービスふうだけれどよく考えてみると本当はとてもよくないのである。

客がみんな一箇所に集まって食事の用意もあとかたづけもホテルの人々はホントに楽で便利だろうけど、こいつはしかし客にとってはひどく有難迷惑なんだぞとおれは大きな声で申し述べたい。

そうなんだよ!お客様にとってのサービスという大義名分に隠れて自分たちにやさしい事をしてるだけなんだよ。

マクドナルドも「注文をうけてから○分以内で商品をお渡しします」というサービスを打ち出してみたりしているけど、結局サービスというものの本質を推し量る事は難しい。
「早く!」というキーワードは場合によっては店舗側の利益を生み出すと言う事に繋がるからだ。
早く、お会計をすませばそれだけ次のお客を対応できるということになる。
回転率がいいほうが利益を生み出すのだからね。

お待たせしません!を合言葉に頑張っているみたいだけど、プラモデルのように組み立てられる商品もいまいちです。
レタスははみでているし、ソースもベタベタと出てきてしまう事が多い。
そして入れ忘れ。
「早い」もいいけどそれ以上に大切な事、いろいろあるでしょうに。

これもサービスという大義名分化された成れの果てなんでしょうかね。

どんな事でもそうだけど「思い込みによるサービス」ほど恐ろしいものは無い。
常識、当たり前とされていることでも違和感を覚える事はよくあるのだ。

電話の応対然り、ちょっとした表情や商品を入れる袋一枚にしても。
自分の事を棚に上げて言うけど、サービスを「恒常化」するのが一番難しい。
機嫌が悪いときも、疲れているときも、忙しいときも・・・・
同じ品質で物事を提供すると言うのは単純かつ明確でとても大変なこと。

「本質」に近い部分でサービスを考えていかないとね。
サービス一考。
クレーマーのひとり言。

次回の対応に期待します。