平野紗季子の「「生まれたときからアルデンテ」を読んで感覚が「新風」と衝撃をうけたのだけど、その衝撃は世代的なものではななく彼女自身のものなのだと今は知っている。
ついに本は2冊目「ショートケーキは背中から」。
いまでは新風とかそんなんじゃなくて勘の良さやセンスがタイフーンだもの。
ほれぼれする目の付け所。
食を食べるという行為だけではなくエンターテイメントにまで昇華させる生粋のプロデューサー気質。それでいて子供のころからの英才教育ともいうべき食生活と好きを突き詰めるオタクの性分が混然一体となってよろしクリエイティブお願いいたします。
よろしクリエイティブ
ツイッターだったか、インスタだったか忘れたけどまだ一度も会ったことがない人にメール「よろしクリエイティブお願いします。」と送ってしんだ。・・・という一文をみつけてきっと「クリエイティブ」という言葉を日常的につかっているのだと推測する。
予測変換で「く」といれるとあたしの場合、よくつかう取引会社の社名になるけどクリエイティブがサジェストされることはない。
そのクリエイティブさを発揮して誕生したのがノーレーズンサンドイッチ。
レーズン嫌いが食べてみたかったレーズンサンドイッチ。
世の中にないのならつくってしまえとばかり、独裁者のような剛腕をもってして誕生したお菓子である。
NO REASON との似たひびきも「妙」である。
There is no reason to chose.
No raisonsandwices are no reason to chose.
皆がそうおもうようでいつだってソッコーで売り切れてしまう。
幻のお菓子がさらに幻度をまして GW に売り出されたわけ
ノーレーズンサンドウィッチ×クッキーモンスター
もうなんていうのかこういうのを正しくコラボと呼び、相乗効果といえる正当なる企画である。早起きして向かったのは銀座
ネットで買えたためしがないから気合をいれて初日に POP UP ショップに向かう。
気合いれすぎて 40 分前に着いちゃってちょっと早すぎるかなと思い、いってみればまさに長蛇がおりたたまれてみっしりとかつ整然と人がならんでいる。
びっくり。
そして、ですよね。
さすがのノーリーズン、ノーレーズン。
HOGAMA のノーレーズンゴーストをみてほしいと思って会社帰りに伊勢丹にいったら開店と同時に売り切れましたという一言を糧にやっとここまでたどりついた感。
クッキーモンスターに続き次はエルモですってよ。