日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

かなしいとき

2010-07-28 | Weblog

いつもここから

 

かなしいとき
かなしいとき
ファミレスでワインを飲んでいる人を見かけたとき
ファミレスでワインを飲んでいる人を見かけたとき

 

爆笑というよりはクスリ、にやりとしてしまう可笑しさです。
物事のギャップそして人間の性という面白さ。
「かなしい」はしいという字ではなく、しいという字の方が正解か。

最近、立て続けに「かなしいとき」に遭遇する。

かなしいとき
かなしいとき
鬼平犯科帳を読んでいてそれが最終巻だったとき
鬼平犯科帳をよんでいてそれが最終巻だったとき

 

鬼平の最終巻は絶筆なのだ。
絶筆は嫌いだ。
物語がブツリと途切れてしまう。
永遠の命を与えられた登場人物達が不慮の事故にあったようなもの。
天寿を全うしていないのだから。
続くはずの時間が続かないというのは世の習いと同じく耐え難い。

園山俊二が描いていた漫画「ぺエスケ」
隆慶一郎の作品も絶筆でした。
思い出してなんだか本当に悲しくなってきちゃった。

鬼平の最終巻は二度と読むまいと誓ったのに
最後のページの絶筆の文字を見て最終巻であることに気が付く。
時すでに遅しです。

かなしいとき
かなしいとき
鬼平の文庫本が並んでいる真ん中から選び取ったのに最終巻だったとき
鬼平の文庫本が並んでいる真ん中から選び取ったのに最終巻だったとき

シリーズものは1巻から順にちゃんと並べておいて!!(怒)

 

 

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開けゴマ

2010-07-28 | ドレステリア

合言葉は「Open Sesami!」

 

 

中に何が入っているか知っていても、知らなくても
箱をあけるというのはいつでもなんとなくウレシイ。

あたしはポッキーのペリペリを開けるのですらウレシイもの。

 

キミはどんな箱をあけたいか?

 

あたしはこの箱をどうしても開けてみたかったのだ。
雑誌で見かけで一目ぼれ。
確かずいぶん昔のクロワッサン、贈り物特集でした。
大人の洒落がわかる人にというコメントが添えられていたはず。


エルメスのミニスカーフ。

 

オレンジの箱、茶色のリボン。
エルメスの箱を開けると・・・・???

アイコニックなオレンジ色に茶色のリボン柄のスカーフがでてきます。
エルメスのラッピングをモチーフにしたカレ。

なんと素敵な!

箱をあけてみるとそこには箱をあける前のワクワクが入っているのと同じこと。
これはあけてビックリなお品物ですよ。
確かに大人の洒落だわね。

  

すぐ買いにいくも売り切れ。
泣く泣くシフォン素材の色違いを手に入れましたが、それ以来ずっと気になっていたのだ。
待つこと数年。
ミニではなく、いつものカレの大きさになってお店で出会う。

お値段が高くなっていて一瞬、ひるむがお買い上げ。
残念ながら現在、ほぼ出番はありません。
だってスカーフ 使いこなせないし。

もっぱら箱を開ける楽しみのために存在するスカーフ。
今でも箱をあけるドキドキ感が楽しめます。

合言葉は「開け! ゴマ」
いや
「開けて! ハコ」の方がいいのかも。

最近では専ら、「開けて! フタ」になっております。
洒落がわかる大人っていう成長よりビンのフタが開かないという退化が目立つ。
そのうちお弁当に入ってる醤油とかも開けられなくてお財布に小さなハサミとかいれちゃうのかな・・・

くわばら、くわばら。

 


 

 



 

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タコの目

2010-07-27 | ドレステリア

ワールドカップが終わってから知ったこと。

タコのパウル君

勝利を占う世界一有名なタコ。
的中率100%からすると勝利を約束するタコなのかもしれません。
勝利の女神ならぬタコ。

知っていればワールドカップももっと面白くなったのに迂闊でした。

敗戦の予想をされた国のサポーターからは(ドイツ国内だったか・・・)
サラダにして食っちまえなんて言われたりしておりましたが、
今では感謝のファンレターまでもらう人気者です。

しかし、タコって
ドイツでも
食べるのね。

それにも驚く。

タコはデビルフィッシュと呼ばれていて
外道も外道
食材としている国は少ないという認識でおりました。
タコを食す類まれな民族はスペインと日本だけだと思っていたよ。

日本では縁起物ですが
世界諸国ではデビルですから。
お国が違えばその扱いも変わります。
そして時代が変わりデビルは人気者へ。

個人的には
食してよし。
見て楽し。
縁起物で有難し。
タコは愛すべきモチーフであります。

つけていると必ず相手の目を釘付けにしてくれるのはこのタコブローチ。

意外につけやすくてお気に入り。
だたのブローチもタコというモチーフゆえに多大なるインパクトです。

パウル君人気にあやかってさらに注目をあびそうな予感。
タコがこんなにフューチャーされようとは勝利の女神すら予想できなかったに違いない!!

先見の目は勝利の女神ではなく我にありでしょうか?

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満身創痍

2010-07-27 | Weblog

やっとパソコンがつながるようになりました。

今までのパソコンが引退をむかえる。
頑張って働いているのに空回り。
そしてあっという間に疲れ果てギブアップ。

最近の自分を見るようで痛々しい。
夏バテかしらねぇ。


通常、パソコンは4年程度で減価償却を終えるらしい。
それを考えるとご老体に鞭をうつかのごとくに働いてもらったよ。
満身創痍だったのだましだまし使っていましたがやっと新パソコンへ

書き散らかした記事をまとめてアップします。
古くなってしまったネタもありますが気にせずに!!

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和を以って貴しと為す

2010-07-12 | Weblog

「馴れ合いではなくお互い尖がっていて、それでいてリスペクトする。」
ニュースを見ていてアナウンサーの言った言葉です。

サッカーとはかくありき。

そうして勝利を手に入れるのだ。

馴れ合いでもダメ。
個々の技術と思惑が尖がってぶつかって時には苛立つこともあり。
勝利から遠のく事も。
しかしそれが相手へのリスペクトの裏打ちされたものだとしたら、切磋琢磨になるのかもしれません。

どんなに激しく意見がぶつかっても、相手を尊重するからコミュニケーションとして成立するんであって、相手を見下してしまったらそこから先は何も生まれない。


そんな出来事を目の当たりにする。


考え方の違い、方法の違いも「人」として否定したらそこから先の解決策、妥協案は見つかりません。
個々がいかに馴れ合いではなく調和するということは本当に難しい。

そこを越えれば何かが変わるか?

日本代表の奇跡は個々の個性がチームの和として結実した結果なのでしょうか。
身近な話題として盛り上がったサッカーですから、
そこんとこも盛り上がっていただきたいものです。

個人としてすぐれた選手をそろえても11人それぞれが機能するチームには勝てません。
チーム崩壊をしてしまったフランスがその例でしょうか。
そしてブブゼラの音にかき消されたコミュニケーションは思わぬ失点にもつながります。

意志の疎通をはかるということの大切さ。
相手を尊重するということ。

 

この姿が日本代表の快進撃の原動力だと思うのですよ。
信頼、尊重、調和。
聖徳太子も言ってたもんね「和を以って貴としと為す」ですよ。

聖徳太子も日本代表のこの姿をみて「貴し」と思うに違いない。




 



 

 


 

 

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ホカノジャヤーヨ

2010-07-07 | トラットリア

ハラヘッタ ハラヘッタ ハラヘッタ オオ
カップヌードル 5ツ タベラレルクライ
ホカノジャヤーヨ ホカノジャヤーヨ カップヌードルガイイヨー

 

最近のお気に入りのCM
日清 カップヌードル
「この味は世界にひとつ」
Jamiroquai編 Virtual Insanity

 

MISIAの「湯 入れて~」と歌い上げるのCMを見たときもすげえ人に
すげえ事やらせたなと思ったけど、
次にJamiroquaiがくるなんてね。

日清のカップヌードルのCMは秀逸なものが多くて、いつも楽しみに見てしまう。
ミスチルの曲にのせて老若男女そして国籍を問わない人がカップラーメンをすする姿をクローズアップした「NO BORDER」
小さな原人がコミカルに動き回る「Hungry?」
これらのシリーズも好きでした。

カップヌードルが出来上がる間はJamiroquaiの曲でノリノリでお待ち下さい。

ホカノジャヤーヨ ホカノジャヤーヨ カップヌードルガイイヨ
30秒×6回 3分間のミニシアター
頭からこの曲が離れません。
しかもこの歌詞で! 

 

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すくいようがなくても

2010-07-05 | リブレリア

告白」が松たか子主演で映画化される。

いつものごとく映像ではなく活字で物語をおいます。

映画「告白」
監督は中島哲也
中谷美紀主演の「嫌われ松子の一生」も中島作品なんですよね。

嫌われ松子の一生は本を読んでいて映画化を知る。
告白は映画化されたのを機に原作を読む。

ストーリーも作者も全く違う小説なのだが
同じ人(監督)が選んだというだけあってなんとなく共通点らしきものが漂うのだ。

それは「ひたすらに救いようがない!」こと。

不幸の塊に片足を突っ込んでいる人が
周りを巻き込み不幸が雪だるま式に膨らんでいく様を切り取ってゆく。
意図せずに不幸に飲み込まれていく様は時には滑稽だったりもするのだ。

幸とか不幸とかは自分ではなく周囲の客観視できる人たちが判断するのであって
当事者は現実の壁をこえることに必死でそんなことを考えている暇すらないのかもしれません。

不幸だと思って悩んでみたところでそれは些細な枝葉の部分で実は悩みどころすら違うだろという可笑しさ。

結局のところ人は救いようのない状態でも良い状態になるようあがくものなんですね。

時にはそれが蟻地獄の場合もあるのだけど・・・
怪談話よりコワイ話です。

話はどこまでもディープで重いけど
もがく人間の滑稽さとかを上手に物語として切り取ってあるので
それほど疲れる物語にはなっていません。
読み終わった後はある種の感慨と爽快感すら感じるような気がします。

よっぽど椎名誠「ニューヨークからきた猫」で書かれたような
友人たちの死とか作品を生み出す苦しみとかの方がリアルで重い。
当たり前の日常を切り取られるほうが救いようがないのだな。

ジェットコースターは安全が保障されているからあのスピードも急降下も面白いのだろうけど、これから落ちゆく飛行機の中で・・・・となるとスピードも急降下も洒落になりません。

不幸な物語は上質でリアルな小説(空想)で堪能するのが利口なのですね。
何をもって不幸というかをその人次第ですが・・。
不幸を垣間見たい方は「告白」も「嫌われ松子・・・」もオススメ。

 

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例えてみるなら

2010-07-03 | Weblog

例えてみると、

ジャンボジェット機が墜落、乗客乗員とも全員死亡。

確かに新聞の1面、そしてTVでも速報ニュースとして扱われるような大きな
ニュースです。

それが

毎週1機ずつだとしたら・・・・・・

読売新聞のコラム7/1付 夕刊10面「ベクトル」より
衝撃的な内容でした。
数字上の話だが・・・との注釈が入っていますが、
この数字は国内でおきている自殺者の数だそうです。

おとといのニュースでは韓国の俳優が自殺したというニュースがありました。
韓国も自殺者の多いことが問題になっているようです。
いわゆる芸能人といわれる人が4人/月も亡くなってしまったこともあるらしい。

コラムは日本国内の自殺者は年間3万人
ジャンボジェットの定員を580人程度とすれば毎週一機ずつ計 640機が墜落した計算。
と続きます。

衝撃的は数字とはまさにこのことです。

漠然とした数字がここまでのものだったと実感する時、物事の見方はかわるのかもしれません。

例えて言うならあたしの散財の軍資金も
あそこで嫌な思いして、ここでぐっと耐えて・・・という時間の中で得たものだとしたら
同じ100円でもその価値はかわってきます。

物事を実感するということ。
それに近づく近道。

「例えて言うなら・・・・」

ああ、暗い話になってしまった。
このところ個人的に気に病む問題がゴロリとでてくる。
すかっと旅に出る気分で椎名 誠著「ニューヨークからきた猫たち」というエッセイを読んでいたら、余計に暗くなってきちゃったし。
映画「告白」の原作本をよんだらこれまたみんないい具合に不幸だし。
よりによって「嫌われ松子の一生」なんて読み始めちゃうし。

 

ずどーんの連続。
悔しいから次回は立て続けに読んだ「不幸」な話を皆様におすそ分けしよう!

ああ、なんか性格もゆがんできてない?

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見た目と見た目

2010-07-02 | ドレステリア

このところ週末のたび、「5km」を目標に歩く日々。
この間まで気合を入れて歩くぞ!なんて意気込んだものの
べっとりとした湿気にやられ早々にギブアップしました。
明日はちゃんと歩けるのだろうか。

歩くのに丁度よい気候というのはあっとういう間に過ぎてしまうのだな。

なかなか普段の生活の中で距離を歩くのは難しい。
出来るだけ歩くように心がけてはいるんだがね。
やっぱり雨に負け、湿気に負け、自分にも負けて今日もほぼ歩かずに過ごす。

健康のため、そして幸せの為に歩きます。

幸せは~歩いてこない。
だ~から、歩いて行くんだよぉ~
 by チーター

犬も歩けば棒に当り、あたしはこんなんに当たる。

オヤ スカーフ

やった! 手に入れました。
トルコのヴィンテージスカーフです。
作れる人が年々減っているいわれるオヤ。
凝ったモチーフほど手に入りにくい。


政教分離の影響で公共の場ではブルカやスカーフの着用が
禁止される風潮にあります。
スカーフの飾りとしてオヤも廃れていってしまうのは仕方がないことなのですね。

女性がその性差ゆえに抑圧され、ブルカそしてスカーフの着用が
義務付けられているなら早々に廃止すべきだとは思うがその手仕事までなくなってしまうのは本当に残念なこと。

ただブルカには女性を守る役割もちゃんとあって日差しや乾燥そして暑さから肌を
守ってくれる役割も担っていたようです。
そういえばブルカ並の日除け対策をしているおばちゃんを見るもんな。

ブルカ以上のインパクト。
ブルカと同じく顔なんてみえません。

これにUVカットのロンググローブして
首にはタオル
汗だくになりながらチャリンコで駆け抜けるオバサンをお見かけしました。

見た目(しみ、そばかす)を気にして
見た目(いでたち)を気にせず。

ブルカそして汗蒸幕を思い出す。

汗蒸幕(ハンジュンマク)
麻袋を被って韓国式サウナに入る人気の韓国エステ
かなり熱い。 
入れて3分(あたしだけ?)


ツバ広の帽子、サングラス
スカーフ 長袖、手袋そして足元も抜かりなく。
肌は露出は悪ですよ。
ブルカでスッポリ、そして麻袋で体を覆うかのごとくです。


UVフル装備をするならSPF50 ウォータプルーフの日焼け止めを使うほうが
よっぽど効果的で涼しかろうに。
あたしなんて半袖Tシャツにこの薄いスカーフだけで暑くて死にそうだ。


この時期、オシャレスカーフは無地のTシャツを格上げしてくれるアイテムではあるが、結局のところ畳まれカバンの中へ。

白い体操着みないなTシャツなのにスカして歩いている人がいたら・・多分、あたし。
見た目(いでたち)を気にするのは難しいね。


 

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