日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

今夜は阿修羅チャーハン

2021-01-08 | ホーム
家にいなきゃいけないということが増えて、いかに家時間を快適にするかを考えている。
センスのある人たちのインテリアを参考にさせてもらったり、ここぞと思うインテリアショップのインスタをフォローしてみたりするけど、なかなか自分のものにならないのが悲しいところ。
いいなと思うインテリアって生活感のあるものが少なくて、生活に必要にないものが多すぎるから結局は参考にならんのである。
乾燥肌用の病院でもらった軟膏がころがってることもないし、毎日使うはずの携帯の充電器もないのよー。
毎日使うのにー、いちいち片付けてんのかしら、マジムリー、私にはその片付けムリー。
生活感の片鱗が見えない家が居心地のよいインテリアではないと思うし。(←負け惜しみ)

そんなステキインテリアのお宅にあるもの。
骨董のようなブッダヘッドとか、海外の蚤の市にありそうなマリア像とか。
なかなかスピリチュアルなものがしれっと紛れ込んでいるのだ。
散らかった部屋で仏像頭部やら土産屋のシバ神なんて目があった日にはなんの祟りかとも思うし、ゴミに紛れた縁起物なんていうのは逆に縁没物に変容しちゃうだろう。
整理整頓力の守護として置いているというならばわからんこともない。
縁起物、神様関係をさらりとおいてこそのオシャレ部屋。

コロナ陽性者の数に愕然として、2回目の緊急事態宣言に落ち込むばかり。
それでも1回目と違うのは家にいる生活も少しは慣れてきたから。
前はどこに行こう、誰に会おうとばかり考えていたけど、本当に会いたい人と会うべき人の整理ができたのはありがたいことである。
そして、人間社会の脆さを見せつけられて、オシャレ部屋で過ごすという選択肢ができたことも貴重な経験なのである。


オシャレ部屋・・・・・・


除菌スプレーの隣にはやはりブッダヘッドが必要か?
心惹かれるのはこの阿修羅様なんですが。→ 阿修羅チャーハン
何かにすがるのなら憤怒で邪魔するなオーラ全開でチャーハンを作る働くママのような阿修羅が良い。
時間に追われ、ムキッーとなっている晩ご飯どきのママの化身とうもいうべき阿修羅が良い。

これをつくった方のセンスはすごい!
同じものが欲しい!
暇だし!
掃除したし!
洋服かってないし!


真似して作ってみました。
用意するもの
海洋堂 リボルテックタケヤの阿修羅像 一体
リーメント  お母さんの台所 炒飯のフィギュア 1セット

それをあーして、こーして。



残業して急いで帰ってみたら、旦那がテレビみてて「ねえ、ゴハンまだ?」なんて言われてごらんなさいよ。
しかも子供がぎゃーぴーしてるし、旦那はその隣でまだゴロゴロしてるし、こちとらだって腹もへってんじゃーとなれば一丁上がりの阿修羅チャーハン。
忙しいママは阿修羅にも菩薩にもなるのです。





ウチもこれでオシャレ部屋の仲間入りさ!


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カワイスギではにゃいですか?  猫村さん箸置き!

2021-01-08 | ホーム
ヤバくにゃいですか?

カワイスギでにゃいですか?

AMETSUCHIの芦田尚美さんの猫村さん箸置き!

箱のリボンは猫村さんのエプロンの縦結びのよう


あけるとそこには5個の箸置き




去年の年末調整的幸運はこのことでもあったのです。
Casa BRUTUSの企画が形になって、目の前に届く喜びとはあに図らんや!!





もうだからこんにゃことににゃってるのですよー。
満足でゴロゴロとのど鳴らし。
猫村さんも呪縛からの逃れがここに完了ですにゃー!


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にゃんダフルな猫村さん

2021-01-06 | ホーム
2018年にCasa Brutus が企画した「夢のネコムーランド」。
場所は赤坂の草月会館で会期はたったの2日間。
猫村さんの等身大フィギュアに、夢のネコムライスも食べれるとのこと。
混むのを覚悟で、でも人の頭の隙間から覗くだけでもと出かけていったのが地獄の始まりであった。








たまたま表参道に用事があったのでそこからタクシーで草月会館に行こうと思ったら、骨董通りの小笠原会館に連れて行かれちゃうし。
ついてみれば長蛇の列、見るのに2時間、物販に2時間とそれはそれはひどい有様であったのだ。
1時間でサッと帰る、買えるなんて絶対ムリ!
結局、這う這うの体で乗ってきたタクシーで次の用事に向かったのでした。

あられから2年。
猫村さん人気は衰えることなく、ついに実写化。
Googleの検索で「猫村 なぜ 松重」とでてくる事態になった訳だ。
まあ、当のご本人が一番「なぜに俺?」と思ってるだろうけどさ。




ほしよりこさんの絵が好き。
つまり猫村さんが好き。
漫画は買わないけど、グッツをみると欲しくなる、欲しくなーる。
きっとそれは2年前の不完全燃焼に起因しているに違いない。
グッツは即完売になるから買わなきゃフラグがたつのかもしれにゃいけど。



転売ヤーに負けることなく気合をいれて数を用意したH.P.Franceのおかげで買えました。
売り切れなら泣く泣く諦めるつもりであったが買えちゃったんです。
これで猫村さん熱はおさまるかな?


おさまるか否かは続きのお話で。

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不昧公御好み

2021-01-06 | ホーム
不昧公
松江藩のお殿様
松平治郷 大名茶人

歴史を見れば典雅で優美なご趣味で後世に名を残すお方もおられるのです。
本業より副業(趣味)も極めれば何かが動く。
歴史であり、文化であり。

正月らしからぬ正月が明け、世の中が平常運転になる頃ではあるけど、まだまだ正月気分が抜けてくれない。
ああ、好きなものだけに囲まれたこの時間がなんと貴重なことか。
優雅にぬくぬくと昼酒、音楽はRita Ora 、器は工房あめつち。
正月ボケも極めれば何かが動くか。

いつかは欲しいと思っていた工房あめつちの器が手元にある。
2020年は使い切っていない幸運が沢山あったようで年末調整のような幸運に恵まれた。
おかげ様で新年からこうやって優雅を貪ることができている。
年末まで苦労続きだった自分を褒めてあげたい。
手に入れた工房あめつちの杯の典雅で粋なことよ。

  

お皿の麗しきよ。


生粋の趣味人である不昧公もお気に召すにちがいないと、杯をあけ、皿へ箸をのばす昼呑み。
社会復帰ができる気がしない。
窓の外の雲を見ながら、正月の残り香に酔っぱらったままでいる訳にはいかないから、すこしでも高尚なことを考えようとこうやって不昧公のことを考えている。

今なお親しみを込めて号である不昧公の名で呼ばれている大名茶人、松平治郷。
類稀なる審美眼を持ち、そのお眼鏡にかなったものは現代においてでも「不昧好み」として珍重されるほど。
厳しかった藩の財政を建て直したのち、趣味に散財。
仕事にも厳しく、趣味にも厳しくと・・・・・・。
数寄者。
人間はこうでなくっちゃと思わせてくれるお殿様である。
だから現代においても敬意と親しみを一心にあつめているのであろう。
手の中の杯を見れば

  

九三九三二
六四七九四八八
三六四六二
一九四三二四三
一万千八千


数字が並んでるだけだとおもったら不昧公の詩なんだそうだ。
九三九三二  草々に 
六四七九四八八  虫鳴く夜半は 
三六四六二  寒筵に
一九四三二四三  幾夜身に凍み 
一万千八千  人待ちやせん

  

そして耳をすます不昧公とおぼしき人物と秋の草花。
こうやって現実逃避ができることの有り難き。
とてもよい私好みの正月が明けていく。

皆さま、今年も一年よろしくお願い致します。
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