日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

COOKIEBOYのHappy holiday

2016-12-25 | トラットリア
カラフルで、スペシャル。
浮き足立つクリスマスのようなCOOKIEBOYのアイシングクッキー クリスマスver.






Merry christamas!
さて、今夜はどんなチキンを食べる?
昨日は焼き鳥クリスマスイブで、鳥型クッキーを前にしてクリスマス本番。



すごーく気になっていたCOOKIEBOYのクッキーを年内に手に入れることができてホクホク。
食べちゃうのが勿体無いくらいの可愛らしさ。
でも、オウムの鳴き声ってホラー映画の叫び声みたいなのよ、ギョェ〜
ぎょ、もう食べちゃうのと家人からいわれながらも、頭からバリバリと美味しく頂いて、明日からはもう年越し準備にて。
時の流れの早さに仰け反ってあたしもオウムのようにギョェ〜ですわ。



サビついたフロンティア

2016-12-21 | Weblog
調子を崩してから、気分が上がらない。
ここにきてまさかの物欲の干からびすら自覚して、淡々と日々を過ごしている。
例えば、群馬県まで出かけてコンニャクを買いましたとか、
今年は白トリュフが豊作で価格が安定しておりまして・・・・なんていうお話を聞きながら白トリュフのパスタを頂いてみたり、友人に勢いで電話してみたら、向こうも勢いであるのみで飛んできて、飲み明かして久しぶりに朝刊を玄関先で受け取りましたわなんて日々。
それなりに忙しいはずなのに、忙しいことがルーティーンの身としては何かが足りない。
たまたま買った雑誌の占いに書いてあったその一文がまさにあたしの心の叫びである。



このまま勢いを失って、またいつものルーティーンのなかに埋もれてしまうの?
逃げるわけじゃない、でも、何も変わらないことだけは嫌だ。




まさに、安定は平安ではなく、マンネリは悪だ。
変わらないことだけは嫌だ!
変化は時として「飽きっぽさ」という言葉に変わって、あたしにそのレッテルを貼っていく。
小学生の通信簿に毎度、書き込まれた「飽きっぽさ」という弱点は未だに健在で、年を重ねようが、やはり通信簿の一言欄に申し送りのように書き込まれるのだろう。
だからこそ、変化を欲する。
そして今、あたしという人間から滲みでる飽きっぽさの本性は錆びたフロンティア精神なのである。
何もない荒野を闇雲に進みたいという衝動。
その苦労はきっと苦労ではない。農耕より狩猟の本能。
問題はそのフロンティア精神がサビついていることにある。


どのくらいサビついているかというと、
朝の洋服選びは手前の方から。
寒い日にはファーのストール、今日は黒、明日はチョコレート色の色違いを順に。
買い足す洋服は持っているものを色違いで。


いやあ、最近の買い物はクソッタレと悪態を自分につくほどのマンネリ具合でして。
同じようで微妙な間違い探しみたいな状況。
紺か黒か、黒か茶かのという程度の色違いの洋服に
揃いも揃って赤、赤、赤、赤の口紅。
シャネル、MAC、SHISEIDO、ジバンシィ。
もう、いつだって遠目にみれば代わり映えがしない装い。
毎日同じ服を着てるんじゃないかと疑われそう。



変わらないことだけは嫌だ!
仕事にしても、洋服にしても、今日食べる米にしても!

昨夜の晩御飯は定番のカレーながら米はお初で頂く「華麗舞」という名の米を。
インディカ種と交配させてパラパラ感を増したカレー専用の米を炊く。







今朝は口紅は赤でもクリスチャン ルブタンのあれを!


フロンティア精神のサビ落しには、もう一息。
今夜、クリスマス前のキラッキラッの街で何を買うべきか?












神田 藪そばの「しー」

2016-12-10 | トラットリア
神田 藪そばに行くと岡本かの子の「家霊」という作品を思い出す。



「せいろ〜 いちま〜い おふたりさぁ〜ん」
「ありがとうぞんじま〜す」


帳場からきこえる女将の独特なあの節回しのせい。
お帳場という存在が、そして何よりも女将という存在感が「家霊」にでてくるあの店を彷彿とさせるからだ。

今時の店でお帳場という存在が稀有ですからね。
しかもそこに座るのが店をビシッと仕切る女将であるのがなおのこと。
女将にはマネージャーとか横文字で表せないような仕切り感が漂い、給仕役とは違う圧倒的な存在感で店を束ねているのである。
その声のみにより。(実際には違うのでしょうけど。)
姿は見えずとも帳場からきこえるその声によって店はうごいているのである。
その様は岡本かの子の家霊にでてくる「いのち」という屋号の店を想像させるのだ。
今でこそ小綺麗な藪そばだが、あの昔の店舗なら岡本かの子が恋人と蕎麦を手繰っていてもおかしくないからなあ。BGMはものを食う人々のさざめきと、ゆっくりとした節回しで女将の声。
その声に「いのち」の新米女将 くめ子の声が重なってきて調理場へ通される注文の品。
そして、次々とお客は暖簾を潜りやってくるのであるみたいな・・・・・。



「いらっしゃぁ〜い」
「し〜」



ここは「藪」か「いのち」かと板わさと天たねで冷酒をやりながら耳をすませば給仕役の女性たちが「しー」「しー」言ってる。
なぜに「しー」なのだと思考が現実に引き戻されれば

女将:「いらしゃぁ〜い」 間(ま) 店員:「しー」


つまり、「いらっしゃいまし」いうことに気がついて、思わず膝を打つ!
何かの判じ物かと思ったけど、なんだか粋なのねと思うのはあたしだけであろうか。
店は新しくなれども、どこか骨董品のような佇まいでありつづけるのことが神田 藪そばが名店と云われる所以であろ。


さて、もう少し呑みたい。
冷酒をもう少し、ビールをもう一杯。
はて、お帳場の女将はその良い声でどうオーダーを通してくれるのだろうか?
蕎麦屋で耳をすます。
すると、いくつもの「しー」の間から「ビー」が聞こえてくるのであった。















せめてものパラシュート

2016-12-08 | ホーム
出かける気力もなく、ツマンナイTVを見る気力もないから紙袋のまま放っておいたクリスマス支度に手をつける。
手始めにクリスマスに関係なく一年中ぶら下がっているウチのfishにジンジャークッキーシリーズだけでもと、ごそごそしていたら、なんだかやる気がでてきて、そうだ正真正銘のクリスマスものも買ってきたのよなんてガタリコガタリコはじめたら、これがエライ騒ぎに。 
踏み台を二段重ねにして雑技団真っ青なつま先立ちでぶらさげたオーナメント。
うっかりあたしまでぶら下がるところであったわ。


サンタクロースがパラシュートで降下中。




パラシュートがないあたしはサンタクロースのようにクリスマスの街に飛び出すことができないでいる。
クリスマスというよりキラキラするあの洋服のあるあの街に、シャンパンの泡のような煌びやかね芳しい香りで誘う店があるその街に。

ああ、あたしもパラシュート付きで清水の舞台から飛び降りたいの! 



飛び立てないのはパラシュートがまだついていないから。
まだ、はーやーいーー!
そのパラシュートの性能および、大きさはボーナス額いかんによるのだよ。
ああ、物欲の羽音がきこえる。煩悩の風音がざわめいている。
でもその実は物欲の羽を広げている妄想の頃が一番楽しいわけ。
物欲の世界の中で漂うためのパラシュートはとても小さく、あっという間に地上で大の字。


我が家はそんなクリスマスに思いをはせるためのオーナメント、装着完了です。








FISHのくくり

2016-12-06 | ホーム
怒涛のように11月が過ぎて、さあ浮かれた師走に突入よーと思っていたら、調子を崩して寝込む。
貴重な休みをこんなことで使ってしまうのは本当に不本意で不本意で、鼻水がでちゃう。

不調の原因はきっと、あれでそれ。
不摂生や飲み過ぎには気をつけねば、気忙しい時期になりますもので。
せめても体を暖めておく?

逃げ出した(なくしたともいう)ファーのマフラーを新調して、
GAPのgapheatを3枚買って。
ジンジャーを効かせたチャイを。
生姜パワーってやっぱり即効性があるような気がするから、生姜たっぷり、他のスパイスもいれてちょっと甘めのチャイをごくり。



この時期、クリスマスの定番のジンジャークッキー。
よちよちと連なってジンジャーブレッドマンをツリーにかざるのも風物詩。
まあ、日本の一般家庭ではそうそうないけどね、ジンジャーブレッドマンより柊?
あっ、それは節分でしたね。
鰯の頭とか・・・・・節分だね。

確かに今は払いたいのは厄というよりこの不調。
鰯の頭より、生姜の方が効き目ありそう。
クリスマスの準備もそろそろねというわけで今年のFISH。
この時期の定番となっているけど、goodwillのオーナメント。
GAGA FISHからDREAM GAILS 3匹セットからの湯婆婆FISH 今年はジンジャークッキーFISH。








もう何が何やらの取り合わせですが、FISHなら良しのくくり。
体調が万全になったあかつきには生姜より鰯。
もう色々、払わねば!
生姜と鰯の前に雑巾かなー。
レンジコートの上の埃とか 、ガラス窓の汚れとか。





追記
いま、気がついたんだけど、ジンジャーブレッドマンが一人、逃げ出してる!
いや〜ん。伊勢丹に迷子案内だす?(T ^ T)
食べられちゃったんなら仕方ないけど・・・・・。食べたのだあれ?