日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

雪の日の出来事

2012-02-29 | リブレリア
普段より人口密度高めのオフィス(そんなカッコいいものではない)を抜け出して
ランチへ。

こんな雪の日に外へ出るのは躊躇があるが
だって落ち着かないのだから仕方がない。
今日は早く帰った方がいいのだろう。
学生の下校姿を目にし、「そうだろうよ。早く帰るのが正解」と
はげしく思う。

そろり、そろりと歩いて午後に備えるべくランチへ行くあたし。
馬鹿じゃねえのと自分で思う。
暇だしねえ。

やる気がないだけかもしんないけど!


まずやるべきこと
ファースト プライオリティー
最優先事項はというと・・・・

本を読まねば。



このところ読みかけの本が山積みで途方にくれる。
本が読めない時期になっているらしい。
さて何からと思ったら、ちゃんと表紙に書いてあった。

山本文緒著「ファーストプライオリティー」




こういうわかりやすさは有難い。
しかも短編ですし。
思うところは少ないが日常であり、非日常であり
短編はその頃合が物語の面白さ。



この雪と
つまんない仕事というシチュエーションは小説が生まれるには
格好の材料なのだが。
何が足りない?





ハムソーと呼ばれた男

2012-02-27 | トラットリア
その昔、「ハムソー」という異名をとった人物がいた。
時代劇的に言うならば、「鎌首」の音吉とか「縄抜け」のお七みたいなもんです。



「ハムソーのH」



ハムソーとは「何かと言うとハムとソーセージ」であることに由来する。
取り急ぎ、ハムとソーセージ。


わたくしも同じく「じゃがたまのY」と呼ばれていました。
ジャガイモと玉子で目先の問題を解決する。
時に食品の商品開発をしなくてはならなかったあの頃、あたしにとっては玉子とジャガイモは優秀で万能食材の王として君臨し、
ハムソーのH氏にはハムとソーセージが万能の食材王だったということだ。


これにて一件落着、鉄板食材!


月日はながれジャガイモをみても玉子をみても
ふふ~んとやり過ごす事ができるようになった昨今、ここで新しい名を授かりました。


「雲子のY」
「雲のような気まぐれさをもった人物」



というわけでは無く
雲子=白子に目がないYということだ。
白い食べ物第2弾。




白子が美味くってねぇ。
大人の味覚だったようでここ最近です、うめえと思う様になったのは!

白子好きの父が独り占めをすべく「子供の食べるもんじゃない」と言ってくれなかったのだ。
「不味いから!不味いから!」とご満悦の父をみて訝しく思うも見た目がグロテスクで食べたいとも思わなかったし。




この時期、白子を見るとヨダレがでる。
品質には定評があるというあのスーパー、このスーパーで白子をチェック。
飲み屋でチェック。
寿司屋でチェック。

そしてついにはその名を轟かす「雲子のY」の誕生です。
神出鬼没、手間働きをものともせず、お宝(うまい白子)を手に入れる。
まさにその名に恥じない働きぶりです。
「ハムソーのH」に負けない伝説をつくりたい。





今日も白子を求めて鮮魚売り場に参上予定。













LIVING IN THE MATERIAL WORLD

2012-02-26 | ギャラリー
連日のオセロ 中島知子の報道をみて
見に行った映画を思い出した。

ジョージ・ハリスン リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド




途中休憩もある210分!
見応えがっちりすぎてシリ、コシが痛くなる。

ジョージ・ハリスンの生きた軌跡を本人の映像・インタビュー
そして周りの人が語るというドキュメンタリー。
タイトルの通りマテリアル ワールドでもみくちゃにされる
スピリチュアルな彼が苦悩する姿が映し出されている。



ビートルズのメンバーとしての姿は同じ人間というものかというぐらい
異次元で過酷な生活だったことは想像するのに難くない
それでいてそこで悩み、もがく人間 ジョージ・ハリスン。
確かにもう自分では制御できない時代や時間、他の人との関係に折り合いをつけるため
必要だったものが「信仰」というものだったのではないかという気がしている。

しっかり覚えていないの残念だが信仰というものについて感じられないもの(納得できないもの)は
信じるなと語っていたのが心に残った。
きっとジョージ自身は必要なときに己のやり方で人の叡智を超えた存在を感じ
納得し、信じることができたのだろう。
あたしがマントラを唱えても般若心経を唱えてもきっとそれを感じることはできないだろうけど。
ひねた見方かもしれないけど信仰って求める人だけにひらかれる道なのかもしれない。


ジョージ・ハリスンのような極端な状況にはないにしろ
あたし達は多くの物質的なものに囲まれている。
無論それがないと生活もなりたっていかないということもあるのだが
もっと自分のコアとなる哲学的つまり精神的なこだわりというものについて
考えることも必要なことなのかもしれない。
そういうところから考えや行動が生まれるのだ。

ショージ・ハリスンの場合はそれが音楽となってでてくるのだろう。
ジョージの曲を聴きながらこの文章をかいている。
あたしにとってこの映画は俗世と精神世界の中間の位置づけ。
もちろんメッセージ性の高い彼の音楽には思うところも多いし
何も考えずにそこに漂う音だけの存在にもなりうる楽曲。

しかし時代の先端を走るアイドルという存在でいて
かつ世俗に振り回されない生き方というのはしんどい。
ただ精神的破綻をきたさなかったのはあのウィットのおかげなんだろうなあ。

中島知子が抱える悩みを同居しているといわれる女性(霊能者)という人としか
共有できなかったとしたら残念なことだよね。
今の彼女にとっては引き籠る家賃滞納をしているマンションの一室だけが安寧の場所なんだろう。
マテリアルワールドで心乱されるのはジョージも中島知子ももちろんあたしも同じ。
どう感じるか、どう対処していくかがその後の違いを生むのだと思う。

信仰を自分のものとしたジョージ
信仰が依存と憑依になってしまった中島知子。


ジョージが世俗と折り合いをつけたように
心の疲労から立ち直ってくれることを期待する。


華やかすぎる生活であれ
地味な生活であれこのマテリアルワールドで折り合いをつけていくというのは
結構、難しいことなんだね。
映画ひとつ見るにしても美しい映像とジョージの音楽で癒され過ぎて眠ってしまうぐらいの
ゆるさが丁度いい。
映画中 爆睡。
きっと何事もこのくらいのスタンスでいいのだろう。

いやあ、よく寝た!













かろやかな白

2012-02-26 | トラットリア
このところ白い食べ物に目がない。
何かはおいおいご紹介するとして・・・


白くておいしいものといったらこれでしょう!




生クリーム


またまたGINZAがやってくれたよ。
「フレッシュクリームに首ったけ」
GINZA 3月号 「WHITE BOOK 白の魔法」

日も伸びてきて夕方 5時でもまだ明るくって
立春も過ぎるとそろりそろりと近づく春を感じる。
雪の白、荒涼とした冬の白じゃなくて
キラキラ光る軽やかな春である白を感じる今日この頃。


春の白い食べ物「生クリーム」なんである。
誰が何と言おうと、根拠がなくても!




食べたいのだっ





ふわふわで軽やかで白くって春。
生クリームってそういう感じ。

最近、自堕落な生活になっていて
水は高きから低きへながれジョビジョバ。
きっちり増える体重に怖くなる。
かろやかな気分、かろやかな身体なんてどこへやら。

まずいなあ、まずいよなあ。
軽やかな春、いづこ!







空飛ぶじゅうたん

2012-02-23 | ホーム
飛行機嫌いなあたしでも
空は飛んでみたいと思う。

大空への憧れ。

理想はこんな空の旅希望。



実際には地に足ついたこちらのカーペットで手を打つか!!



その名もずばり「Flying carpet」
空飛ぶじゅうたんでポテチ食べながら映画鑑賞も
うたた寝も可能。
まさに夢の絨毯であります。

このところゴロゴロすることの楽しみをすっかり覚えてしまい、
いかにダラリと快適に過ごせるかを研究中。

すっかりモノグサ。




志をカタチに

2012-02-20 | Weblog
あたしね、仕事をネタに呑むの好きっす。

仕事をネタになんていうとドン引きされるかもしれないけど
実はとても贅沢なことだと思うんだ。

希望的観測
過去の栄光
思いの丈
悲観の共同戦線
切り口はなんでもいいのだが。

本日の燃料
友人からのプレゼントのワイン 1本
頂きモノ 福岡のめんたいこ 2腹。
そしてTVはプロフェッショナル 仕事の流儀





仕事をネタに呑むのはナンセンスじゃないよ。
高齢者の不眠の要因のひとつに仕事をしてないというのがあるんだってさ。
きっとそういうこと。

辛くても嫌でも嫌でもそれをネタに呑めるというのは有難いじゃないか。
疲れ果てれば泥のように眠れるもの。
自分に武勇伝がなければ頑張って、活躍してトキメク人の話題だっていいじゃない。

本日、とばっちりを受け
眉間のしわが深くなるほどの不快さと
絶望的なあきらめと
どうにかなるさという達観を抱え帰宅しました。


「完璧は美徳」と思いながら
「どうにかしろよ お前が!」という気持ちのトリプルソーダ割り。
完璧云々がソーダがトリプルのモルトかはご想像におまかせします。
所詮、サラリーを頂く身ですから!


と、言い訳、ご託並べながらも
脇目もふらず没頭すべきことが目の前に転がっているというのはいいことだ。
「情けは人の為ならず」と自分に
言い聞かせて呑んでいたらあっという間のワイン 1本。

友人がサプライズでプレゼントしてくらたワインなのに。
大切に呑むつもりだったのに、小一時間でなくなった・・・・。


「宝は足元にある」

いい言葉です。
それに仕事の信念が隠されているのだとしたら、
う~む、呑むしかないな。
素面では考えすぎる、ちょっと飲んで考えるぐらいでちょうどいい。
問題は明日、ちょっとでおさまっているか、頭痛を抱えた身になっているか?
あ~仕事、めんどくさい。




みかんのむき方

2012-02-18 | リブレリア
果物はほとんど買わない。
皮をむいたりするのが面倒だから。
買うのは新宿 高野のデリカにあるフルーツのマリネがベスト。

果物の缶詰は缶を開けるという行為と皮をむくということが同じような気がして
やっぱりこれまた好きではない。
ウリ科の果物はキライ
バナナもダメ
甘すぎるフルーツも倦厭の対象。
意外とフルーツが好きではないことが判明して
女性では珍しいねとダメ押しされることもしばしば。

あっ、
果物皮むいて、一口大に切ってくれるのなら喜んで食べます。
気の利く友人が手土産にぶどうを洗って一粒ずつにして冷やしてもってきてくれました。
現金なものでやっぱり果物は美味しいと喜んで食べる。

自身で手間をかけることなく
人の手を煩わせて頂くフルーツが一番おいしいと思っているので
果物は高級品で最高の贅沢なんである。

そういえば・・・みかんすら食べていないことに気がつきました。
今シーズン相方が向いたみかんの半分をスキをみて食べたぐらい。
みかんの皮すらむくのが面倒なのに・・・・。

余計に面倒にしたね・・・・・嫌いじゃないけど。



みかんのむきかた




人にむいてもらったミカンが美味しいのは当たり前だが
もし、その皮がこんな馬型になっていたら
お礼にあたしは目をむくぜ!


今日、スーパーに行ったらデコポンがあって本当に美味しそうだった。
皮むくのが面倒だったから買わなかったけど。
これで馬作ったら、ミカンより大きな馬ができて
グレープフルーツならヨーロッパの馬みたいな大型種になるってことですかいと
考えていたら口の中が酸っぱくなってきた。

久しぶりに柑橘類食べたいわ。
生グレープフルーツサワーとか果物食べたうちに入らないものね。
こんな感じでミカンがあったら喜んで食べるのになあ。












14パーセント大きくて73パーセント明るい月

2012-02-15 | Weblog
昨晩、ぼんやりとTVを見ていたらハワイのカウアイ島の
ナイトレインボーの特集をやっていた。


初めてナイトレインボーというものを知ったのは図書館の写真集のコーナーであった。
高砂淳二の写真集。

満月の夜に、条件が揃った時のみ現れるナイトレインボーは
とてもスピリチュアルのもので幸運な体験となるそうだ。

日食、月食、オーロラ、虹
条件がそろわないと見る事ができない天空ショーは
自分がそこに存在出来た奇跡の証。
森羅万象、一期一会 偶然の産物ということだ。

テレビカメラにおさまったナイトレインボーが現れた日は
いつもの満月より14パーセント大きくて73パーセント明るい月がでていたのだという。
地球に一番近いところで輝く満月。

昨日のあたしはいつもより14パーセント疲れていて
通常の73パーセントやる気がない。
週末の休みから一番遠い月曜日からすでにぐったり。

現地でも滅多に見ることができないナイトレインボーは
ハワイでは吉兆の印ということであった。
本日、些細ながら良いことがあった。
TV越しではあるがあたしにも吉兆の予感あり。
吉兆の印ほどではなく兆し程度であるのだけど。
大好きな友人の誕生日でもあることだし何となく気分がいい一日。


読む餃子

2012-02-14 | リブレリア
クダラナイ、ササイナコト
枯れ木も山の賑わい的に何事もつきつめていくと大層なことになる。

人生の糧とか意義とかそういうことには一切関係ありません。
まさに雑学の大家。
あたしのなかではそういう印象。


カーデザイナーからまさかの
マンボ ミュージシャンへの転身。
アジア初の公認サンタクロース
マン盆栽の家元
そしてマンを持して政界ならぬ餃子界にまで進出しました!

その名は

パラタイス 山元


マン盆栽というジャンルを確立させ
世の中こんなマルチで特異なセンスを持った人が存在するという事に感銘すら覚えます。
粋(イキ)とかいて粋(スイ)と読みたい粋人です。
粋狂の「粋」。

パラダイス山元「読む餃子」





恐ろしい本作ってきました。
電車で読んでいるとものすごく餃子が食べたくなる。
ランチにカレーを食べていても餃子の味がしてくる様な本でございます。
本から餃子の匂いがしてくるような気がするので餃子います。

パラダイス山元の美味なる文体をまねてみました。


読んでいて「・・・・・・・餃子います。」??と思って
しばし考え込むが、おお文体も餃子調って事だと合点がゆく。
読む餃子のタイトルに恥じない美しき文体。



いやはやとことん餃子が食べたくなるので餃子います。
晩ごはんは餃子に決定で餃子いますよ!

餃子、食べたい(ビール付き)!!!



















冬まde待って

2012-02-14 | ドレステリア
やっと買えた!

夏の暑さに負けて
冬の寒さに負けて


ヅラ (フルウィッグ)やっと!!!

夏に試着して
あまりの暑さと変貌ぶりに怯え買えずに尻尾を巻いて逃げ出してのリベンジ!

せっかくだから今までかつてないほどの長さに挑戦するも
違和感たっぷりで本当に売れないオカマになるところなので
かつて一度は経験したことのある長さにしみました。

それでも個人的には違和感たっぷりで
お店の人に「あたし、お客様に会うの初めてですけどぉ、違和感ないですよぉ」の言葉を
鵜呑みにしていや、信じて選んできました。

世の中知らないことはいっぱいあるもので
なんと選んだものは通学OKなる表示が!

カラーリングしてしまって地毛は校則にひっかかるが
そういうときはフルウイッグでセーフになるらしい。

世の中すごいね!


先生も騙せるヅラですもの。
久しぶりに長い髪のスタイルを堪能する予定。
あたしは誰を騙せるか?


騙せるならいいが黙らせるってな具合になりそうな
若干の不安残る。