日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

乙女の表象

2011-12-04 | ドレステリア
ハートとかリボンとかレースとか
女の子らしいモチーフが好きではない。

だって、そこに小さなモチーフがあるだけでイメージの固定化がされてしまうような気がするから。


こういうシンボリックなモチーフは形が決まっているだけに微妙な違いで印象も変わるから不思議だ。
最近のハートは横型が多い。
より、ラブリーでスウィートにというとこなんだろう。
リボンモチーフも同じく横型主流。


「甘きゃカワイイというもんでもなかろうに!」


男前なあたしがこう叫んでいます。
可愛らしいが女らしさとは限らない。
黒のタキシードに身を包むマレーネ・ デートリッヒの方がよっぽど
女らしいと思うのだがね。




そんなあたしのココロを鷲掴みにした男前なリボンをご紹介。
WHOWHATのリボンバック







肩からかければ両手があく便利なショルダーバック。
江戸城大奥の御殿女中のような立て矢結びのようで
ヒップバックにすると大きなリボンはまるで着物の帯のよう。


御殿女中がリボンを縦にした様な矢羽結びにしていたのは華やかさと動きやすさを
出すためだったというのだからこの形には納得なのである。


カワイイ、リボンとは対局にあるけど正しくリボンです。
さすが、UAやEGO-WRAPPINなどの舞台衣装も手掛け、自身も舞踏家であるデザイナーの真骨頂。

お財布、携帯、メガネ、鍵、コスメポーチ
必要なものがちゃんと入るのもすごい!
ちょうどリボンの両翼?のところがポケットになっているの。
ベルトを外してクラッチにもなる優れもの。


リボンは乙女の表象だと倦厭するもののやっぱり、魅力的なモチーフなんである。
きっとあたしの中の乙女の部分がリボンにこしょこしょと騒ぐのだろうね。
リボンを背負って明日も走り抜けるぜ! 
コメント
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