一度は皆、通る道なのでしょうか?
女子のお菓子作り と 男子の釣り。
小、中学生の時、一度はみんなやってみるもの。
それが大人になって趣味としてのこるかは別問題ですが。
あたしももれなく通りました。
「お菓子作り」です。
簡単なクッキーとかババロアとかね。
そんな頃、同級生が貸してくれた本があります。
その本は「non-no ケーキブック 2」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3d/59e5694feb904ad33a8f33edc2fa1807.jpg)
あの集英社のファッション雑誌「non-no」のお菓子レシピ本。
あたしにとって画期的な本でした。
内容も、写真もどれもこれも憧れをぎゅっとつめこんだ内容。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/26/92820f8d4d118a957a09b35163553509.jpg)
今ではめずらしくないけど野菜のケーキ、ハーブティー。
さらに物語にインスパイアされたお菓子。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ad/a8b9bbdf302b40a8a5da934c71489c76.jpg)
うっとりするぐらい本格的な夢見るデコレーション。
そしてアーミッシュなる生き方の特集も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/81/025d8f1c502a833e8a31c5dc250058ce.jpg)
どうしても同じものが欲しくて
あちこち探し回る。
この本、雑誌の増刊号で出版社に問い合わせたら雑誌なので在庫なしとのこと。
あの頃はネットオークションなんていうものもなく、諦め切れなくて地道に本屋さんに行っては料理本コーナーに目をはしらせていました。
だけど、そうそう簡単には見つからず、似たような内容の本を買ってみたりもしましたがやっぱりあの内容を超えるものには出会えません。
それがある日、親戚の家に遊びに行った時のことです。
近くの書店で・・・
奇跡の出会いです。
一緒に行ったイモウトをその場に残し、お小遣いをもらいに親のところへ走る。
さすがに鮮明に覚えているもんだ。
月日は流れ・・・・・
つい1年前までは手元にあったのですが、見当たらない。
家中探してみたのに見つからない。
捨てるはず無いのだからどこかに紛れているだけだろうと高をくくっておりました。
そして引越し。
ない!!! やっぱない!!
新居には連れてくる事ができなくて、ショックで、ずっと気にかかっておりました。
つくづく探し続ける運命の本ですよ。まったく。
それで先日、ふと思い出したようにネットで調べてみました。
あ~世の中は便利に進歩しているものです。
クリックひとつでお買い物が完了。
久しぶりにページをめくってみると。
懐かしさが満載です。
雪印の広告もNationalの商標も懐かしい。
写真もなんとなく古めかしい。
それも味です。
そして改めて、昔を懐かしむのではなく、新しい知識として取り入れたい。
温故知新
新 懐古主義です。
初めて見たとき、
本屋で出会ったとき
そして目の前にある本を開く時
感動はそのままに新しい思いも生まれます。
知識も年齢もパワーアップしてくるのにあわせて感想も変わると・・。
今は無事に手に入ってヨカッタ!ということ。それに尽きる。