日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

逢魔が時

2018-04-26 | Weblog
気がつくとあら、終業時間だわというウレシい出来事がこのところふえて、
日がのびてきたという季節の移ろいを肌で感じている。

気がつくと終業時間。
とても良いことである。
時計を見やって、まだ1時間もすすんでないとがっくり肩を落とすのに、そこからの2時間なんてもう苦痛で苦痛で、自然と瞼も重くなろうというものである。
眠い、帰りたい、疲れた(何もしてないけど)というのが、一番精神衛生上堪えるということを社会人〇〇年目のあたしはきちっと理解しているのである。


そこで、逢う魔が時
夕方の薄暗くなりはじめる時間帯、昼と夜のあわい。


日が暮れて暗くなると残業感が半端なくて、まだ終業時間内なのに帰りたい冬を超え、陽の明るさが残るこの時期の逢う魔が時が好き。
だって、帰りたいMAXの願望と帰れるという現実感と陽の高さが絶妙じゃない?
まだまだバリバリ日差しが残る夏になると、3時ごろからビールがあたしを呼び始めてそこからの数時間がこれまたツライもの。
まだ4時のしょんぼり感といえばお分りいただけるのではなかろうか?

久しぶりに「逢う魔が時」という言葉をみかけてあたしの琴線がポロンと鳴った。
逢う魔が時なんてなんという言葉のチョイスであろうか。
闇夜になる手前、寝起きの妖(あやかし)に出会うかもしれない禍々しい時間帯を
魔に逢う時間=逢う魔が時、字面を変えて大禍時と呼ぶこのセンス。





電気もない時代に、闇には魑魅魍魎が蠢いておったでな。


電気こうこうと灯るこんなご時世の逢う魔が時となれば
魔とも魑魅魍魎的ともいう・・・・¥&上@%#€司・・・・の帰社時間。
顔を合わせるとぞわぞわするので、すげえ勢いでいろいろと終わらせて、逃げるようにその場を後にする。
逢う魔が時、よく言ったものだわよ。全く!






無限地獄の釜の底でラスクを食べる日々

2018-04-25 | トラットリア
甘いのを食べると、しょっぱいのが食べたくなり
しょっぱいのを食べると、甘いのが食べたくなり
これを「甘いしょっぱいの無限スパイラル」と呼んでいる。

意志が弱いねえといわれてしまえば弁解の余地はない。
個人的には砂糖ではなく左党の身としてはしょっぱい・しょっぱいの高血圧スパイラルというのが、
実のところだけど美味しい甘いのと、美味しいしょっぱいのにもやはり目がないのでる。


さて、おいしい甘いの&しょっぱいの。
有名なガトーフェスタ ハラダのラスク
たかがラスク、されどラスクと思うのはあたしだけではないようで、ラスクブームを牽引しつつ、
いまだにラスク界のトップランナーに君臨するシュガーラスク。
王道は安定であり、間違いない逸品として老若男女に愛されて、売り場は今日も元気に混んでいる。
うっかりバレンタインデーやらホワイトデーに行こうものならいつも以上の長蛇の列。
贈り物の定番、安定の売れ筋の貫録を大いにみせつけてくれて、うんざりもするけど
もらうばっかりであったこのラスクをあたしも粛々と並んで買うのです。
手ごろで美味しく、正当なおもたせとして。

そんなガトーフェスタ ハラダに初めて並んだあの日、塩対応のラスクがあることを知る。
季節限定もあるらしっくてよ。



おかげ様であまいしょっぱいの無限地獄へようこそ状態。
ビールに合わせてよし、ワインよし、ウィスキーよし。
飲みながらでよし、おやつで良し、甘いもののお口直しで良し、
子供に良し、年配の方によし、あたしに良し。


三方よし×3=9


ラスク無限地獄で思うことは、人生もかくありきということである。
甘いのの次のしょっぱいの 
しょっぱいのの次の甘いの
甘いにつぐ、甘いとはいかない地獄の日々。


酒量が増えつつあります!





「冷やし中華始めました!」のようなノボリがはためく今日この頃。


そのはためきの下、ラスクを食べています。
しょっぱいのに次ぐ、しょっぱいのを。





ミナペルホネン 白いシャツに袖通す朝

2018-04-09 | ドレステリア
はて、昨シーズンは何を着て過ごしていたんだろうかと思い悩む日々。
悩むべきはどうにもならないあんなことじゃなくて、10分後には身にまとわなければならぬ本日の装いについて。
さて、何を着ればいいのだい?


「努力しても報われないこともあることを知る」というありがたい星のお告げであらまあスッキリ。
占いもバカにならないじゃない。
悩みはどのワンピースを着るかということだけでいいらしい。
そんな達観の境地ではアレルギー反応がでていたあんな問題も、こんな悩みも花粉呼ばわりで無問題。
迷惑だけどブロックしちゃえばなんとかなるし、鬱陶しさはあるけど、手の打ちようがあるものですから。
ひとへに風の前の塵に同じ部類にいれてあげてもいいわよと塵レベルのあたくしから花粉レベルへ宣戦布告。
そうなのよ、努力しても如何ともし難い事は山ほどあるわけで悩むだけムダであり、悩むべきはこの陽気に丁度いい装備はいかほどのものであるかの一点なのである。


今日の一枚。
ミナペルホネンのブラウス
綺麗に織りあがったタックのお行儀の良さに背筋が伸びるノーカラーのブラウス。
ノベルティーのチャーム ピンクのタンバリンを添えて。
靴下はforest paradeのモチーフが揺れるもの。





小さいながらもピンクのタンバリンが目をひくから、ブローチでも、アップリケでもないボタンに引っ掛ける小さいチャームは素敵、別のものも欲しいなと思っていたら非売品であったのよ。
でもメルカリとかでバリバリ売られていて非売品の意味がないでやんの。
洋服を買ったらもらえるけど、お店でも売って欲しい。
そうすれば需要と供給のバランスで成り立つ価格は適正どころに落ち着くと思うのだけどどう?

この間も中国だったかの人が限定の人形を転売目的で買い占めていったニュースがあったけど、そういう人には価格が暴落して、損をするように商品の追加販売をバーンとしていてだきたいものである。
世の中に数が出回れば価格は下がるし、売れるのなら正しく一次販売元&メーカーさんに儲けてもらいましょう。


努力しても報われないこともあると諦めている場合じゃないよと勇んで白いブラウスに袖を通す朝。





黒のノースリーブを選ぶなら

2018-04-08 | ドレステリア
使い勝手がよい服の出番は多くて、服の合格点を軽々と超え、速攻で減価償却が終わってゆく。
タンスのなかでしわしわになっている洋服の何枚が減価償却済といえるかよ。テロテロでヘロヘロで愛すべき酔っぱらいのような服のその生涯は幸福であったに違いない。
そんな服を着たいし、買いたい。

いきつけでない店でワタシ好みがずらりと居並ぶ贅沢、ハーレム万歳。
隠れるような一枚を見つけるトレジャーハンター気分でアンジェリーナ・ジョリー
トゥームレイダーも新作が解禁されまして、主演が変わりましたが

世界の「服」は、私のモノ




体が欲しがる世界のファッション。




新作が私を駆り立てる。服が私を欲してる




コピーは相変わらずで安心しました。
強いアンジーも素敵ですが、しなやかなアリシアのララ・クロフトはどんな活躍をしてくれるのか?
そして使い勝手の良いのはきっとアンジーララより、アリシアララのような感じだと思うのだけど。
季節がすすむとですね、どうも新しい洋服が欲しくなるのです。

私が着ると背が低いので、多分にもたついた感がありますが、贅沢なドレープということにしてmizuiro indのワンピース。






敵も倒せないし、危険を避ける術も気迫もないけど、春ですからねー、春 ははは。
こういう楽な服に逃げてはいけないと思いながらも買うのならこんな黒のノースリーブ。





ついでに告白するとみたい映画はトゥームレイダーより空海なのよね。