フチがチリチリになったサニーサイドアップのような暑さである。
ちょっと涼しくなって「なーつのおーわーりー」と森山直太朗の声で歌われて
センチメンタルになっていたら、それをあざ笑うかのような暑さのぶり返しである。
ぎらつく太陽を見上げては、炎天下を歩いては火を通し過ぎた目玉焼きを思う。
口の中の水分をぜんぶもっていくパサパサの黄身の目玉焼きみたいな太陽と、フチに焦げ色のチリチリのレースがついたような白身の目玉焼きみたいなあたし。
全方位的な目玉焼きにうんざりして、涼を求めて出かけた先 『PINOFANTASIA』
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/32/11409362a3f76c81e7566092c6b6c0c2.jpg)
アイスのピノを自分好みの色に染めて楽しみ、ピノとデジタルアートを融合させた趣向で食すという
ピノの、ピノによる、ピノの為の、画期的な企画。
目玉焼きなんて言ってる場合じゃないのよね。
炎天下をうろうろと歩き回るより、涼しいラフォーレでPINOFANTSIAを楽しむ方が、正しい夏の楽しみ方といえよう。
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暑い日の一滴の甘露のごとき一粒のピノ。
9粒のピノで1500円。
コンビニで買うひと箱より確実にFANTASIAな価格であるが、行く夏を惜しんで、残暑払いと思えばどうだい?
夏の宿題おさめ、夏の工作と思えばどうだい?
大人ですから夏の宿題も暑さもお金で解決したいところ。
この残暑をひたすらに憎む。
もう一度言う、憎む!