年の差 20歳のメンズカップルがあちこち騒動をまき起こしながら
日本国内を面白おかしく旅をする物語ということをちゃんと教えてくれていれば
一発で覚えたであろう「東海道中膝栗毛」
そんなことは知らないから、古典やら歴史の教科書に埋もれてしまっていた作者「十返舎一九」
「東海道中膝栗毛」が今年話題のおっさんずラブな設定で江戸のガイドブックやグルメ本としても重宝されましたということを授業で教わっていればそれは大層なインパクトで滑稽本、東海道五十三次 お伊勢参り 黄表紙 十返
舎一九もまるごと覚えてテストもばっちりに違いなかったのですが、いやはや、いやはや。
もうこれらが答えになるテストなんてうけることは金輪際ないから、手遅れ感が半端ないですが、学校の先生もいじわるで、大事なことは教えてくれないのですね。 大人ってやつは。
週末、東名道を行く静岡旅へ。
寒くなっておいしい静岡おでんで一杯やるのが最大の目的だけど、せっかく行くのならもう少し観光しようと足をのばしたのは「丸子宿」。
丸子宿
東海道の20番目の宿場町
名物は「とろろ汁」
歌川広重の「東海道中五十三次」の浮世絵にもいまでいうところのJRのポスターよろしくにも弥次喜多コンビが入り込み丸子宿 丁子屋をアピールしてるし
著名な俳人 松尾芭蕉が丸子宿のとろろ汁のキャッチコピー(俳句ともいう)を請け負っている。
梅若葉 丸子の宿の とろろ汁by松尾芭蕉
ポスター映像が蜷川実花、キャッチコピーは尾形真理子(まさかのマリコつながり!)のルミネの広告みたいな感じか?いやもっとビックネームのコラボともいえる?
TVの全国版CM規模の認知度で金をかけた贅沢な広告をかけていたともいえる丸子宿。
今をときめくイラストレーター(といってもいい?浮世絵師)や文筆家(小説家や俳人)をつかってあの手この手のブランディングは功を奏して、戦国期から今に至る400年、丸子宿といえばとろろ汁、とろろ汁といえば丸子のきってもきれない関係がつづいている。
電通、博報堂が真っ青になって歯噛みするくらいの効果である。
おかげで平成最後の2018年 現在も、丸子でとろろ汁!は不動の定番であって日本各地からの客でにぎわっている。
丸子のとろろ汁 丁子屋のみ、そこだけ局地的にほんとにそこだけの賑わいなのである。
白みそをきかせたとろろ汁。
久しぶりにお店で食べるとろろ汁のおいしさに舌鼓をうち名物に美味いものありと、旅の楽しみをのみくだせば、昔の旅人もこの味を楽しんだんですとのアピールがそこかしこにあり、確かにおいしくて、ナベカマの底にへばりつくような「東海道中膝栗毛」の記憶をこそげてみれば、弥次喜多コンビはBL設定で時代の寵児ともいえるクリエイターのとろろ汁推しに驚いて、丁子屋以外はあんまり見るところがないけど行ってよかったねと思う旅の空。
車でいくしかないけど、あたしは助手席で寝るだけだからねと、とろろ汁の他に
焼きとろ、揚げとろもオーダーして、酒もたのんで・・・大人ってやつは、子供より楽しくて困ってしまう。
学生の態ではなーんも面白くも興味もない「東海道中膝栗毛」だけど、
美味しいとろろ汁&酒、しかもムフフな設定であったのねと大人の目線でたのしめば旅はかくもおもしろき授業なり。
日本国内を面白おかしく旅をする物語ということをちゃんと教えてくれていれば
一発で覚えたであろう「東海道中膝栗毛」
そんなことは知らないから、古典やら歴史の教科書に埋もれてしまっていた作者「十返舎一九」
「東海道中膝栗毛」が今年話題のおっさんずラブな設定で江戸のガイドブックやグルメ本としても重宝されましたということを授業で教わっていればそれは大層なインパクトで滑稽本、東海道五十三次 お伊勢参り 黄表紙 十返
舎一九もまるごと覚えてテストもばっちりに違いなかったのですが、いやはや、いやはや。
もうこれらが答えになるテストなんてうけることは金輪際ないから、手遅れ感が半端ないですが、学校の先生もいじわるで、大事なことは教えてくれないのですね。 大人ってやつは。
週末、東名道を行く静岡旅へ。
寒くなっておいしい静岡おでんで一杯やるのが最大の目的だけど、せっかく行くのならもう少し観光しようと足をのばしたのは「丸子宿」。
丸子宿
東海道の20番目の宿場町
名物は「とろろ汁」
歌川広重の「東海道中五十三次」の浮世絵にもいまでいうところのJRのポスターよろしくにも弥次喜多コンビが入り込み丸子宿 丁子屋をアピールしてるし
著名な俳人 松尾芭蕉が丸子宿のとろろ汁のキャッチコピー(俳句ともいう)を請け負っている。
梅若葉 丸子の宿の とろろ汁by松尾芭蕉
ポスター映像が蜷川実花、キャッチコピーは尾形真理子(まさかのマリコつながり!)のルミネの広告みたいな感じか?いやもっとビックネームのコラボともいえる?
TVの全国版CM規模の認知度で金をかけた贅沢な広告をかけていたともいえる丸子宿。
今をときめくイラストレーター(といってもいい?浮世絵師)や文筆家(小説家や俳人)をつかってあの手この手のブランディングは功を奏して、戦国期から今に至る400年、丸子宿といえばとろろ汁、とろろ汁といえば丸子のきってもきれない関係がつづいている。
電通、博報堂が真っ青になって歯噛みするくらいの効果である。
おかげで平成最後の2018年 現在も、丸子でとろろ汁!は不動の定番であって日本各地からの客でにぎわっている。
丸子のとろろ汁 丁子屋のみ、そこだけ局地的にほんとにそこだけの賑わいなのである。
白みそをきかせたとろろ汁。
久しぶりにお店で食べるとろろ汁のおいしさに舌鼓をうち名物に美味いものありと、旅の楽しみをのみくだせば、昔の旅人もこの味を楽しんだんですとのアピールがそこかしこにあり、確かにおいしくて、ナベカマの底にへばりつくような「東海道中膝栗毛」の記憶をこそげてみれば、弥次喜多コンビはBL設定で時代の寵児ともいえるクリエイターのとろろ汁推しに驚いて、丁子屋以外はあんまり見るところがないけど行ってよかったねと思う旅の空。
車でいくしかないけど、あたしは助手席で寝るだけだからねと、とろろ汁の他に
焼きとろ、揚げとろもオーダーして、酒もたのんで・・・大人ってやつは、子供より楽しくて困ってしまう。
学生の態ではなーんも面白くも興味もない「東海道中膝栗毛」だけど、
美味しいとろろ汁&酒、しかもムフフな設定であったのねと大人の目線でたのしめば旅はかくもおもしろき授業なり。