日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

目出鯛ならぬ

2012-12-31 | Weblog
Lady Gaga - Telephone ft. Beyonc�・



クリスマスが過ぎた今、いそいそと飾り付け。
Lady GAGAがFIshになってオーナメントに。



こっちむいてよ!










お正月の飾りつけは「めで鯛」ならぬ「ガガフィッシュ」




今年もいろいろありました。
来年もいろいろあるはずです。
あたくしにも、皆様にも。
また一年、楽しいことにあふれていきますように。


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水の中で溺れるよりも、ワインの中で溺れる人の方が多い

2012-12-31 | Weblog
友人と忘年会

スクラップしておいた名言を思い出した。

「水の中で溺れるよりも、ワインの中で溺れる人の方が多い」
〈旧ソ連・カフカス地方のことわざ〉

楽しい時ほど周りが見えなくなる。
そして深みにはまるというわけか。



ワインではなくお土産の美酒、日本酒でしたが。
ウメエものはうめえ。
ウマイものには見境がない。
よって溺れる。
致し方なしで片づけてよろしいか?
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光と闇のULKA AODRESS

2012-12-29 | ドレステリア
調子の悪さ(ノロ)も本復。
一体あれはなんだったんだろうか?
誰かの呪いだったんじゃなかろうか・・・・。
行きたかった展示会を逃したことがつくづく残念でならない。

特効薬のないノロウィルス。
一番の薬は安静。
本復といえどなんとなく外に出かけるタイミングを逃し続けて家で本を読んでいる。
そんななか衝撃的な内容を読んでしまいボー然としてしまった。
石井光太著 「レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち 」
タイトルの衝撃さと自分の住む日常とかけ離れ過ぎた世界に眩暈がした。
弱った体で読む内容ではなかった。

次はインドに行きたいと思っている。
西に行けば行くほどカオスになっていくという。
その終着地はインドだ。


混沌のデリーでのステイは パレスホテル
街角でメヘンディ 白亜のタージマハール
宝石の街 ジャイプール
買うのならマニッシュ アローラのギラギラドレス。

これがあたしのインドなんだけど・・・バックパッカーの体験記を読めば読むほど
行ける気がしないインド。
それでもいつかは行きたいインド。
インドの魅力は闇と光のコントラストだと思っている。
全てにおいて両極端
だから光が輝き、闇が際立つ。
インドへの思慕はこんなところまで



ULKA AODRESS(ウルカ アオドレス)のコットンドレス

インドの手紡ぎ、手織りで作られた希少なコットンでつくられたドレス。
手作業でつくられた貴重なコットンはカディルックと呼ばれその着心地は格別。
別名、フリーダムファブリック。
マハトマ・ガンジーが独立運動のときに自由の象徴として掲げたコットン。
まさに身も心も解き放つフリーダム
最近、その着心地と完成されたスタイルのラクチンさに連日のように着ている。
裾には切りっぱなしのデニムがパッチワークされており水色とピンクのコントラストも美しい。
親にはちゃんと縫ってないじゃないと文句をつけられた一着。

この写真なかなか良く撮れている。
光と闇がきれいに洋服におちてまさにあたしが思うインドの姿。










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タイ時記 ( 粘土パン? )

2012-12-28 | Weblog
タイ時期をご愛読頂きました皆様へ

拝啓 師走の候、皆様いかがお過ごしでしょうか?
暑さみなぎるバンコク便りをお伝えしつつ今年も一年が足早に過ぎ去ってまいります。
年の瀬、今年の終わりが見えてきた頃、タイ時記にも終わりが見えてきました。
旅の尻尾、最後の晩餐いやいや昼餐でタイ時記、バンコクの折々を中締めとさせていただきます。

さて、

タイスキ
カオマンガイ
パッタイ
プーパッポンカリー

王道のタイ料理三昧でしたがその中でもタイ料理とし最もポピュラーというべき
トムヤムクンそしてゲイキョーワン(グリーンカレー)を食していないことに
気がつき向かったのは街のレストランバナナハウス。
サラデーン駅からすぐの老舗、愛され食堂。

頂くのはもちろん王道タイ料理。
ソムタム(青パパイヤのサラダ)
ゲイキョーワーン(チキンのグリーンカレー)そしてシンハービール

ついでに美味しいと評判の
ホーイ ・ ラーイ
エスカルゴのかわりにハマグリを使った絶品おつまみ。
ガーリック香ばしく是非、熱々をふうふういいながら食べたい。
一緒に食べられないのがつくづく残念です。

おみやげはこちら




バナナハウスの美味しさを切手風に。
ついでにお土産話
このホーイ・ラーイ、何故か日本語で粘土パンと表記されていた。
日本語のハマグリはタイでは粘土となるのか謎は深まるばかり。
それとこの美味しい粘土パンをサカナにビールはすすむのです。
長々と書いても仕方ないですね。
この味えおバンコクで味わっていただきたいものです。
先ずはご報告まで。


次回もまた楽しいネタサガシテキマスネ。
寒い折ですのでお体にはご自愛ください。

敬具




【 観光情報 】

バナナ・ハウス
Banana House บ้านกล้วย
サラデーン駅1番出口を出てまっすぐ
両替屋角【ここに日本語の看板あり)を曲がり右通路奥にあるガラスドアの2階。




日本語メニューあり
日本人多し
カタコト日本語OK
人数が多い方がいろいろ食べられるかな。
どれもこれも美味しくて満足。




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クリスマスの底辺

2012-12-25 | Weblog
いかがお過ごし?クリスマス。
世は浮かれ、キラキラと楽しいクリスマスを送っているに違いない。
なのにああ、無常! Les Misérables !


なんとクリスマスにもらったのは ノロウィルス。


こんな浮かれた時期にとんでもないものをもらいました。
七転八倒して休日診療に駆け込んで大騒ぎ。
まる2日、家で死んだように眠る。
さすがに寝ることに疲れてきちゃったよ。

楽しい時間を過ごすにはまずは健康、楽しむ体力があってから!
忙しい日々を送っているそこのあなた、あなたですよ。
忙しさにかまけて健康管理を怠るなかれ。
全てのお楽しみが宇宙の彼方へ飛んで行ったあたしからのアドヴァイス。


皆様におかれましては楽しいクリスマスになりますように!
クリスマスなんて「けっ」っておもっている方は下を見て笑ってスカッとしてやってください。
友人や恋人とプレゼント交換なんかしちゃって楽しいクリスマスを頂点とするなら
クリスマスの底辺ってこんなかんじなんでしょうか。
人生初、ノロウィルスと一緒に過ごすクリスマス。


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和菓子のアン

2012-12-19 | リブレリア
久しぶりに面白い本を読んだ。

坂本司 「和菓子のアン」
読めばおいしい和菓子が食べたくなることうけあいの美味しいお仕事ミステリー








いやあ本当に面白かった。
それは普段、買わない和菓子を買ってきてしまったことでも
自分がいかにこの小説を楽しんだかを証明している。



お仕事ってあっちこっちに散らばっている情報を集めて
見え隠れする手がかりをもとに推理して予想してこなしていくもんだろうと思っている。
些細なことでも大きなプロジェクとでも
意図するともせずとも
それがうまくかみ合えば滞りなく物事はすすんでいくし、失敗すればもめる。

そう、モメル!


特に相手がある場合はその傾向って強くなるよね。
接客で相手(客)がなにを望んでいるかというのは常に観察力と推理力だし
目の前の書類一枚を処理するのでもおなじこと。
上司に雑談程度でも報告しとけば問題は回避できるのに
「まっ、いいか」で後で大事になったり。
これ、もめますよ~
ここヤバイですよ~なんて注意フラッグが立っていないものを未然に防ぐのは
やっぱり想像力の域ですからね。
仕事ってそれはそれは楽しい「ミステリー」。
こう考えれば年内残すところあと少しを乗り切れなくも・・・・・ない。



殺人事件も密室もでてこない和菓子ミステリー。
ついでにこっそりとツナガッテいる「切れない糸」も続けて読破。
こちらはクリーニングミステリー。
つまるところ仕事は相手の要求をどうやって解決していくかのくりかえし。

理論整然、シャーロック・ホームズ タイプでいくか
見た目は子供、頭脳は大人で相手を油断させる 江戸川コナン タイプ、
好奇心と自分の興味だけで相手をおいつめる 家政婦は見たタイプ
主婦のカンという言葉ですべてをおさめる 名取裕子 タイプっていう方法もある。



仕事はちょっとしたミステリー。
ほらほら、あそこに黒い影と渦巻く人間模様・・・。
2時間×4本
そう思うと仕事は楽しい?!
帰りがけには和菓子を買って。
明日は楽しい一日になりそうな週の半ば木曜日。



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タイ時記  (やっぱり今日もシンハーで)

2012-12-16 | Weblog
今回のバンコク旅行で常に傍らにあったもの

好奇心
Pad  
シンハービール

好奇心、これを忘れては旅行の楽しさも半減する。
その好奇心を行動に変えるときお助けマシン Pad  
バンコクの汗をいたわるシンハービール

汗をかきかきあっちへこっちへ
そしてたどり着く先々にシンハービール
これが甘ったるい日本酒やら紹興酒ならテンションがだだ下がり。
すきっとばちっと冷えたビールなら心身ともに喜ぶってな訳。

バンコク伊勢丹の前には大きなビヤガーデンが出来ていて
日が落ち夜ともなればそれはそれは大きな賑わいであろう。
しかし、時はまだAM・・・・・それはそれは閑散としていたが。
黄金に輝く獅子はまだ深い眠りの中なのね。




眠っているのなら 起きて頂きましょう!
叩き起こしてみせましょう!
獅子奮迅(ししふんじん)」の勢いで向かうはCENTRAL WORLD
CENTRAL WORLDについたなら「獅子の歯噛み」で目指すのはSINGHA LIFE


獅子も頭の使いがら」と旅のコーディネーター(あたし)が
最後に買い物の買い物場所に狙いを定めたSHINGHA LIFE(シンハー ライフ)
そうですあのビールのSHINGHAがおしゃれなアパレルとなっているのです。

どうにもこうにもオシャレで鼻血がでるね。
かろうじて鼻血が出なかったのはメンズものだったから。
それでも「獅子吼ゆれば野干脳裂く
いいものはいい! 欲しいものは欲しいと吠えまくるあたしの傍らで相方がビビッている。

あのシャツもTシャツもこそっとシンハーや大胆シンハーでどれもこれもカッコいい。
なかなかのシャレオツぶりに相方もしばし獲物を物色。
そして気に入る一枚をお買い上げ。




その横であたしは歯噛みして地団駄踏んで悔しがって
自分にも欲しい!と「獅子吼(ししく)」する。
キッズサイズもなく、レディースもほぼない状態ではさすがに買うものがない。
カッコいい背の高いスラリとしたならメンズものでもいいが流石にあたしには無理なこと。


それでも何か欲しい・・・と思っていたら





これ以上ないアイテムを発見しました。
勢いのあるものに別のもの(アイテム)を加えて最強に!
まさに「獅子に鰭」ですなあ。




シンハービールの王冠と栓抜きのカフスボタン
白シャツにこんなクールなカフスボタンがついてたらヤバいだろう!
獅子に鰭だろうよ。
獅子ゆえのSHNGHAの実力侮り難し。









【観光情報】
シンハー ライフ
SHIGHA LIFE

あのビールのシンハーが展開するアパレルショップ
土産物品のTシャツだと思っていくと驚く品揃え。
使えるおみやげ ナンバー1に認定したい。
HPのLOOKBOOKをみればその実力度もわかるだろう。


店舗は3店舗
サイアムセンター内(只今改装中 2012年12月中旬にはリニューアルオープン)が立ち寄りやすい。
今回は伊勢丹につながるCENTRAL WORLD 2Fにて。
スワンナプーム空港内にもあるので最後のショッピングにも良し。










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RUKAの麗しの標本

2012-12-16 | ドレステリア
儚いものほど心が動く。
雨上がり虹の出た空
月下美人の咲く月夜
桜、舞い散る夕刻

う~ん刹那ですね。
その瞬間の美。

それをぐっと閉じ込めて標本にしたらどういうことになるんだろう。
虹の光彩を
月下美人の花びらひとひら
桜散らせる風の音



標本
1 見本。典型。代表的な例。
2 生物・鉱物などを、研究資料とするために、適当な処理をして保存できるようにしたもの。



永遠の命を持たない儚いものを留めておく技術。
標本は「生」を閉じ込めておくカプセルなんだけど圧倒的に死のイメージが先行してしまって
ちょっとコワイ気がするのはあたしだけだろうか。

未だ色あせず、眠っているかのような100年前に生きていた玉虫の標本
未だ色あせず、100年前からそこにある建築。
同じ時をすごしても生を閉じ込め永遠を与えられたものと
時を経ていくことで生を得るもの 
そういう事の違いは頭で理解するものではなく、心の底でちらっと感じる違いなんだろう。
生きるものにとって「死」は本能的に嫌悪し常にそばにある違和感にほかならない。

こんな標本はどうだろう。
古いアンティークのシュエリーやパーツを樹脂で閉じ込めたRUKのアクセサリー




古いアクセサリーはその役目を終え、静かに眠っている
さて、このアクセサリーは生きているのか死んでいるのか。


RUKAの麗しの標本
ここ連日、左手に輝きをまとっている。
氷のような樹脂のなかにそれはそれは美しい儚さがつまっている。
それでいてこの存在感。
アンティークパーツ故、同じものはひとつとして存在しないとのこと。
2個目を狙う欲は間違いなく生きていて、永遠。







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ヒロイン気取りで

2012-12-13 | ドレステリア
えいっと捨てる。
未練も一緒に捨ててやれい。




実は泣く泣く。




色恋沙汰ではありません。
着倒してボロボロになった愛しのカーディガンちゃん。
コート嫌いのあたしが毛玉 ダマダマになるほど重宝して、
恥ずかしくなるほどヨレヨレだけどやっぱり当たり前のように引っ掛けて袖を通して出かけて行くあの一張羅。
全く同じものが欲しくて、手に入らず、
同じようなものを買ってもダメで、諦めて着続けたまごうことなきお気に入り。




恥ずかしくなるほどのボロボロ具合だったのになかなか踏ん切りがつかなかった。
それに代わるものがなかったので。
何にも代え難い唯一無二のあたしのコート。
人はそれをオンボロカーディガンというのだった。



そして本日、決別の時がやってまいりました。
ローゲージのみっちり目の詰まったロングカーディガンから
ふんわり暖か空気をはらむカシミヤカーディガン。


お店の人に勧められ何気なく羽織ったらその暖かさと軽さに参る。
洋服、特に大物(コート)は絶対に買わないと決めていたのに
せっかく買うのならヴィトンのストールにしようと決めていたのに、
何故かあたしについてきたふんわりカーディガン。









羽織って鏡の中に映る、その顔にちらりと
「あれと決別が出来るかもしれない」という表情が横切ったのだ。





あたしは見逃さなかったのだ。






未練なく、ふっきれたその表情を。
あたしのあたしの顔のあの表情。


えい、やっと捨てるぞあの大好きなあいつ。
そう決めても逡巡してしまうあたしの弱さ。
きっと、恋の終わりってこんな感じ。
ドラマのヒロイン気取りでゴミ箱の前に立ち尽くす。




あたしは弱い・・・・・・。
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寒さとはこういうことなのか

2012-12-13 | Weblog
寒さとは自分が立つ無の空間に吹き抜ける一陣の冷風と理解している。
頬をなでるように吹く、春風でなく
渋谷のスクランブル交差点に吹く、木枯らしでもない。
何もないところから自分に向かってくる冷たい風。
体温を奪うだけではなく心の温度も奪っていく。

それを「寒さ」と理解する。
そして「寒さ」は「悲しさ」とか「寂しさ」と隣同士ということも知っている。
また訃報。




ラヴィ・シャンカール 死去






ラヴィ・シャンカールはシタール、はたまた音楽という方法を用いて
宇宙の理と人間の根本原理を表現する哲学者。


ミュージック(MUSIC)の語源は学芸の女神 ムーサ の業に関わること。
Mousai(Mousaの複数形)+technic=mousike
女神たち(Mousai)の技術(テクニック)=ムジーク

女神たちはそれぞれの叡智は
歴史、器楽、喜劇
悲劇、舞踏、天文
恋愛詩、叙情詩、叙事詩
これが一緒くたになってムジークになってるわけでMUSICは音楽だけを指す訳ではなかったのだ。

それを体現する音楽家 ラヴィ・シャンカール
心の有り様や世界の出来事を語り出す詩人で
ジョージ・ハリスンをはじめ多くのアーティストに影響を与えた音楽探求者。
慈愛に溢れ、神々しく鳴り響くシタールを操る哲学者。
musicって神の力の領域の欠片だからね。
それを真っ当に表現した彼のミュージックは人の感情を揺さぶるんだ。


シタールの響を反芻し、改めてその音で
寒さとはこういうことなんだと思い知る。













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