日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

医食同源

2010-10-31 | リブレリア
このところまたまたレシピ本をせっせと買い込む。


第一弾は筑摩書房 渡辺有子
「風邪とごはんーひく前ひいたひいた後」





最近、周囲で風邪ひきサンが増殖中。
ついにこのレシピ本を買いました。

風邪かなと思った時の参鶏湯
そして風邪をひいてしまったときの茶わん蒸し
治りかけのポテトピュレグラタン
そしてスタミナをつけたいときの焼き餃子。
もちろん風邪予防にきんかんのはちみつ漬けまでラインナップ。

目新しいレシピではないけど体が欲する真っ当なレシピです。
食欲は健康のバロメーターでしっかり食べれるうちはそれほど心配ない。
食べたくない、食欲がまったくわかないというのはやはり病んでいる証拠。



一気に寒くなって外気温に体がついていかないものね。
しかも一人がひくと連鎖的に周囲に風邪菌保有者がふえる。
困るんだよなあ。
一応、声高に宣言するがだいたい同僚が風邪をもらってきて
職場内凝縮がすんだところであたしが引き受けることになるからツライ。

風邪で休むのは断じてあたしがひ弱ではないのだ。
職場に風邪を持ち込む奴が主犯!
それをゴホゴホとより悪性にする輩もいるからなぁ。
ただ同僚達もお子様から濃縮された風邪菌をもらうようで・・・・・・。

お子様→親→職場(私)

皆、風邪には気をつけてね!
オバサン、最期にかかるから結構ツライのよ。

インフルエンザよりまずは風邪対策。
「医食同源」、「病は気から」、「ゴホンきこえたらマスク」です。


体を温めて風邪菌に負けない体づくり。
個人的にはインフルエンザのワクチン接種より有効かつ大切なこと。

皆様もお気をつけ下さい。
風邪は万病のもとですからね。

そして第2弾の風邪対策は・・・。
やっぱりこれでしょう!!
医食同源 その2へ続く。







劇的 エピローグ

2010-10-31 | Weblog
あのう・・・・・・
いきなりIpadの3Gが復活しました。
2日間、放っておいたら無事、修復完了です。

今日こそショップに修理にいくぞと思っていたのに何だったんだろう。


謎だ!!!
台風のせい?
そんな訳ないよね

シャーロック ホームズもエルキュール ポワロもこの謎はお手上げだろう。

もちろんワタクシの灰色(腐れ)脳細胞でも原因究明は出来ません。




不思議だなあ。


近所のsoftbankのショップでわざわざ都内の大型店舗の地図までプリントアウトしてもらったのに。
お騒がせで終了です。
まあ、いづれにせよ結果、オーライ!
あっけない幕切れです。

しかし、何だったんだ?
直ったからいいけど!

悪夢 再び!

2010-10-30 | Weblog
やっぱり、最初から縁がないものはどうしようもないのだな。



Pad 壊れる!!!
3Gが使えないのでインターネットに接続できません。
そうなると重い荷物、無用の長物になってしまう。

近所のsoftbankのショップに行くもPadをあつかっているショップはまだ少ないらしく
原因不明と診断されました。
都内の大型ショップに行けとさ。

ああ、悪夢再び!
5年も使っている携帯は全く壊れる様子すらないのに、2か月で調子が悪いPadです。
困ったなぁ。

スカート2枚のしたたかさ

2010-10-27 | ドレステリア
洋服を選ぶというのは周囲からどう見られたいかという事と同じで
それを自分で確認する作業とも言えるような気がする。

知性とか可愛さとか足りないところを補っていこうという欲の表れなんでしょうか。

斉藤薫のコラムじゃないけど
意外と女はしたたかさをもって自分の見た目を作り上げているんだろうね。



スカート一枚のしたたかさなんて
たかが知れているけど、そこを利用できる人と利用できない人とは
実はとても大きいような気がする。
高価なブランド品だって自分にないステータスとか高級感を演出するものだとしたら安価なのかも。

計算ができる人というのは周囲から求められる役割とポジションを
きちんと把握できる人なんだろう。
場所にふさわしく装う女性をみて感心し、憧れた次第。


ただ、計算高い女というのは一緒にいて疲れてしまうけど。
あざといのは願い下げ。




立て続けに、美しいスカートに出会う。









上品で女性であることを謳歌できる服。
スカートはまさにうってつけで分かりやすいアイテムです。


「女子力」
上品さと知性さとセクシュアルさと。
アタクシに一番足りないもの。
目下の狙いどころです。

熊柄だの鳥柄だのを着て、ウキウキしている場合じゃないのよね。
本当に!!!
1枚で足りるわけもなく2枚のスカートを買いました。
したたさも2倍です!!
すでにあざといかっ。

さりとて さりとて

2010-10-23 | Weblog
寒い、寒いんですけど・・・・。
一気に冬になりました。

秋はどこ行った?

この間までは暑い、暑いなんて言っていたのがウソのよう。
おかげでこの時期、恒例ながらクローゼットがエライ騒ぎになってます。

夏の名残と次々取り出される秘蔵のお蔵出し品が相まって扉も引き出しも閉まら~な~い~!!

この有様に愕然としつつ、毎度の衣替えの大変さに辟易です。
そして洋服のボタ山を前に「もう、洋服買わなくていいんちゃう?」と
自分に言い聞かせます。

もちろん、心の中の自分も「そうだよね・・」とうなだれる。
そして決意も新たに買い物に行くわけです。


???????

毎度、「買うものないな。」と思いながら出かけていくのですよ! ちゃんと。

それがね・・・新たなる決意はどこへやら。
強い信念ありましたっけ?
私の初志とはなんでせう?

やっぱり季節が変わると欲しくなってしまうのだね。
新しい洋服が!

ちなみにまだ秋物、冬物には手をだしておりません。
下見を繰り返すこと数回。
ついに理想に近いニットワンピースを見つけてしまったよ。

買わないっていったじゃん!!

さりとて、さりとて、


やっぱり、買っとく?

さりとて、さりとて、


最近、葛藤が続く。
問題をすり替えるべく、旅行の計画をたてることにしました!
羽田国際空港の開業ニュースに浮かれる日々。
仕事終わりに羽田からクアランプールかホーチミン。
円高ニュースにも浮かれます。
あれ買おう、これ買おう。

さりとて、さりとて

休みが連休でとれまへん。


最近の個人的ループワード。
「さりとて、さりとて」
つまり言い訳が多いということ。
不名誉の称号「言い訳の達人」です。
あ~あ、我事ながら嫌だね。
こうやって伏線をはってワンピースを買うか、
旅行計画で現実逃避するか。

結局、どっちも、どっち。 ふぅ・・。





Happy news

2010-10-14 | Weblog
チリ鉱山の奇跡のニュース。

本当に良かった!
最近、とみに涙もろくって昨日は朝から一泣きしてしまったよ。
そして夕刊で泣き、今朝のtvニュースでもう一泣き。

70日間も地下の過酷な環境で生活していたとは思えないほどの
気力と体力で生還してくる猛者達。
それを待つ家族。
奇跡の救出をする人々。
それを見守ることができる全世界の人。

暗いニュースが多いなか、久しぶり希望のあるニュースでした。
日本の政治には見ることがなかなかできない強いリーダーシップ。
地下シェルターから石をお土産として持ってくるユーモア。
家族のように相手を信頼しあうということ。
命の輝きと重さをハッピーエンドで味わう事ができる貴重なニュース。
これから後遺症がでてくるかもしれない危険はありますが、
先ずはヨカッタ ヨカッタという事で!!!




イチローの記録更新。
日本人のノーベル賞受賞。
そしてミラクルレスキュー。

暗い話題ばかりがニュースではない。
いかんせん暗いニュースばかりが報道されがちですが
明るい話題も社会の活性化にはかかせない。

イギリスには明るい話題ばかりを扱うニュースサイトがあります。
飛び込んでくる話題は選ぶ事が出来ないけど、情報の取捨ということを
考えれば時に明るい話題のみを取り入れる必要もあるのではないでしょうか。
疲れて帰って、暗いニュースにさらされる。
ちょっとヘヴィーすぎることもあります。

ニュースだからといって全ての情報が必要だとも限らない訳です。
必要なものを取捨する能力。
どうすれば身につくのでしょうかね。

9月1日の風

2010-10-13 | リブレリア
どっどど どどうど どどうど どどう


宮澤賢治 「風の又三郎」の冒頭です。
今年、夏に旅行した時、盛岡で光原社に立ち寄る。
ここは宮澤賢治の「注文多い料理店」の初版出版社だったところ。
今では民藝を扱うショップと珈琲屋さんになっています。
まるで宮澤賢治の童話のようなやさしい空間。
今日のような肌寒い初秋の日も陽光滾る、夏の盛りにも静かな空気が流れています。
その時、賢治の作品を読み返そうと決める。


岩手は宮沢賢治の故郷であり童話の舞台。
朴訥とした東北弁は賢治の童話のように温かく素朴でやさしい。
時には難解な東北弁ですが、それもまたいいのだ。
耳に心地よい不思議な言葉は賢治の描く物語の世界の言葉となって響く。
東北の方言といってしまえばそれまでだけどエスペラント語の知識を持つ
作家は東北の土着の言葉とそれを併せより濃い物語の世界を創り出す。

イーハトーブもエスペラント語による造語。


久しぶりに読み返す宮沢賢治の作品。
セロ弾きゴーシュ
注文の多い料理店
風の又三郎
銀河鉄道の夜

華やかではない。
劇的でもない。
時にもの悲しく、洒脱で素朴。


文章ををたどるだけできちんと映像がついてくる物語です。
個人的に宮沢賢治のの作品ではどんぐりと山猫
そして夜鷹の星がすきだ。
小品ではあるけど秋の夜長にしんみりと染み込むお話です。


風の又三郎は9月1日の風からはじまって9月16日迄の物語。
夏の盛りに読もうと決めて、9月1日から読み始める。

そしてあっという間に10月の夜長へ。
今日こそ読み終わろう宮沢賢治の作品集。



藍の紅葉

2010-10-10 | ギャラリー
芸術の秋を堪能しに原宿へ行く。
普段は通り過ぎてしまうラフォーレを突っ切って太田記念美術館へ浮世絵をみにいく。



神宮前交差点付近は沢山の人出で個性的な装いの人たちを見ることができます。
江戸時代の個性の行き着く先を歌舞伎とするなら平成の歌舞伎者も舞台ならぬ交差点で大見栄をきる。
浮世絵の役者の如くに傾く人々の群れ。

若いってスゴイ。
おばさんになったことをしみじみと感じる瞬間です。
やっぱりラフォーレは迂回すべきでした。

そして目的地の太田記念美術館も外界とは異空間。
かなりの年齢層高めです。
小さい美術館ですが作品と向かい合うにはうってつけの空間。
ここでは自分の若さを感じます。

本日のお目当ては広重、師宣、写楽、北斎。
浮世絵オールスターズを拝みにいく。
ハンブルグ浮世絵コレクションです。
ドイツより里帰りした浮世絵の名品を間近でじっくり鑑賞です。



ウイットに富んだ作品は思いのほか小さく、繊細。
墨の色を生かしたもの、紙に色ではなく凹凸で表現されたものも。
髪の毛より細い線もみることができます。
その中で一番、印象的だったのはこの時期からのお楽しみ、紅葉を描いたもの。

肝心な作品名を忘れてしまったよ。 あ~あ。
それは京都の紅葉で普通、紅で表現される「紅葉」を藍色で表現した小品。
藍の濃淡で紅葉を表現する類まれな表現です。

藍色に染まった画面から優雅な秋の香りがしてきます。
富士山といえば青と白で表現されますが北斎は赤で表現しました。
紅葉を藍にするとはこれまたすごい表現です。

高天肥馬
天高く、馬肥ゆる秋。
気持ちいい秋の連休にちょっと早いですが美しい紅葉に出会いました。

藍の紅葉

そうそう、今日の朝日新聞、天声人語のなかでいい言葉を見つけました。

美し国
「うまし くに」と読む。
紅葉についてコラムはこんな言葉でつづられていました。
日本の紅葉が見事なのは多彩な樹種のゆえだという。
濃淡なさまざまな色が混然となって、錦の刺繍を織り上げる。
多様性の奏でる交響曲に耳を澄ましたい、美し国の秋である。



COP10も開幕しました。
生物の多様性も
表現の多様性も
きちっとのみこめる美し国、日本でありますように。





ヤサイタリテル

2010-10-08 | Weblog
如何せん野菜が高い。

いかに今年は異常気象であったかを実感する。
夏は暑くて当たり前だし、汗をかく機会も程々なので
暑いと暑いと文句を言いながらやり過ごした訳だけど、
野菜売場に行くにつけ改めてその暑さを思い出す。

野菜売場に野菜がない。
値段の割りには少量でひ弱な野菜たち。
種類もすくなきゃ数もない。
先日は近所のスーパーでは大根が売切れ
普段ではあり得ない光景です。

ネギは束でなんか売っていません。
強気の1本を120円。
高いなぁ。

あるのはモヤシ、キノコ、スプラウト。
天候に左右されない工業生産の野菜です。
野菜でメニューを考える身としては切ない限り。

もちろんこれは近所のスーパーに限らずのようで
お隣、韓国では白菜の争奪戦が繰り広げられているようです。
毎食、キムチを食する人々にとって白菜は確かに火種だね。


韓国ではこの時期「キムジャン」を行う。
会社によってはキムチボーナスをだすところもあるのだとか。
一家総出で行う韓国の国民行事、キムチの漬け込みです。
家族の食卓にかかせない美味しいキムチとなれば主婦の気合も入ります。



この時期の白菜不足は日本の野菜不足より深刻ね。
白菜はおひとり様3個まで。
大統領がキャベツキムチにするようにと指示までしたそうな。


萎びた野菜では食欲も失せるというもの。
なんだか体が野菜不足です。市販の野菜ジュースには新鮮な野菜の代わりには役不足だし。


ヤサイタリテル?


足りてません。




ハクサイタリテル?

아니오. アニョ!


栗、芋、南瓜。
大根、白菜、春菊。
美味しい野菜がだべたいな。

すごろく的な

2010-10-06 | Weblog
またまた、「一回休み」のマスに止まっています。
双六的な我が生活。


初めて入ったレストランが美味しくて浮かれて1マス進む。
友人に会う。

買物で散財して2マス戻る。
久しぶりにサッカー観戦にいく。
仕事に疲れて振出しに戻る。


家で鋭気を養う。
秋の小旅行を計画中。
映画を見にいく。

そして「あがり」に着実に進んでるつもりが一回休み。
大体がそんなもんですよね。
ゴール直前ないしは万事が滞りないだろうという時に限っての落とし穴。
簡単には上がれない双六の方が確かに遊んでいても楽しいし。


これが双六的な面白さだとは分かっているもどかしい。
一気に秋めいて季節さえすすむのにあたしの思考回路はピタリと止まったまま。
心身ともにお休み中。
ついでにブログも。

そろそろ、動き出さなくっちゃ。
芸術と食欲と紅葉があたしを呼んでいる・・・・・・はず。