日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

結局、秋田県(犬)!

2023-10-21 | Weblog

秋田県でいったことがあったのは角館、大曲。
こんかいはじめての秋田市内観光旅であった。

旅の準備段階ではいくのなら食べ物がおいしい新米の時期がいいというぐらいの軽い気持ちで旅先に選んだ秋田県であったが、行くのなら秋田犬冬毛の時期一択としたいと心の声をおさえて秋田旅のハイライト。

 

 

秋田市内はグルメレベルが総じて高く、名店が多い。
海の物、山の物、そしてなにより米は美味く、水がうまいから米水=日本酒がうまいのは当然で、酒がうまいところにもって食材も美味ぞろいとなればもう。言わずもがな。

 

うまい①

夜の鳥海山の眺め

 

 

うまい②
朝からラーメンの贅沢

 

 

 

そして知らなかったのだが藤田嗣治の大作がみられるのである
秋田でみるからこその一枚。

 

とどめは紅葉、先出し。
関東より一足お先の紅葉である。
すすむにつれ、ますます深まる紅葉。

 

昼の鳥海山からの眺め

家の近くのイチョウの木が日に日に色づき、ある日気が付いたら足元に黄色い葉の絨毯がしきつめられたはっとするという紅葉もいいけど、わざわざ足を延ばして「山、紅にそまるとは」と本歌取り。ちなみに本歌は「かわくれないに水くくるとは」である。

 

 

 

秋田犬より随分と雑な感想になったけど秋田県(犬)の魅力をお裾分け的備忘録。
まとめ、いや仕上げはこちらから。

秋田県 観光プロモーション サイト
こちらももれなく秋田犬推し。

お顔をなでなでしつつのクリックでサイトにとびますー

 

ひっーカワイイ!

そしてやっぱり秋田県は「秋田犬」に表記変更を!


こりずに秋田県(犬)!

2023-10-21 | Weblog

生秋田犬をみるとそのぬいぐるみ具合に黄色い歓声が上がることが必至であるが、日本犬の中でも大型になる秋田犬の登録数は多くない。
柴犬人気からみてもっと多く飼われていそうだけど、現在の登録数はおよそ2800頭。
思いのほか少なく絶滅危惧種といってもいいだろう。
これでなかなかお会いできない訳もわかったところで、その貴重な1匹に会えた幸運にひたっている。

 

まさしくわたくしのアイドル様

 

 

 

 

 

その名も高貴な「北捷蓮」様である。
漢字だけフリガナなしでは読めないし、関取みたいな名前だし、しかも「号」の文字。
車でいうところの「台」?それとも人でいうところの「さん」みたいなもの?

 

北捷蓮(ホクショウレン)ちゃん メス
思い出した関取はホクセンホウ(北青鵬)
共通点はホクのみでしたけど。

 

 

毎日、1匹がご主人さまと一緒にご出勤され、その愛くるしさをもって民草をひざまづかせている秋田犬ふれあい処。

近くには秋田犬ステーションもあるけど、こちらではもふることは許可されていないから、いくのなら絶対に千秋公園にあるふれあい処をおすすめしたい。

 

あいくるしさと賢さ担当の秋田犬、
元気と勢い担当は係りの方々(笑)そして無料!
去年の夏に寝そべって、暑さにぜーこぜーこしている土佐犬をみるのに500円/人とは大きな差があるような気がするのは仕方ないのかな?犬の気性もありますからね。

 

 

冬に強いはずではありますが、ご主人様をはじめ人間様の方が寒くて辛くなっちゃうからか年内、お犬様たちのご出勤は~10/31迄。

 

季節がすすんできりたんぽ鍋ともふもふ犬で暖をとる楽しみは潰えたけど、秋田の一番いいところを堪能したからまた行こうと思っている。

 


秋田県(犬)!

2023-10-19 | Weblog

なんでも秋田犬をつければいいとおもうなよ!

 

ではなく

 

なんでも秋田犬をつければいいとおもうよな!!
ってなことですっかり秋田びいきになりまして。

 

秋田犬イラスト入りバス
秋田犬写真の看板
秋田犬ラベルの日本酒
もちろんこまごました雑貨、王道のぬいぐるみまで。

秋田犬まみれの秋田駅前
これから、いの一番に出かけたいのは秋田犬ふれあい処

 

きりり

 

 

 

ちらり

 

ぺろり

 

 

 

ひーっ、カワイイ!!

いやあかわいいのなんの!
この子がいたら行きたくない会社にうきうきと行ける
Blue mondayってなんですか?

不毛な休日出勤も、極寒の冬の立ち合いも、アホみたいな日差しの夏の外回りもそれを「おさんぽ」いうのならよろこんで!
普段は気配を消すことにしている会議でも、お世話係任命会議なら前のめりで参加いたします。どんなに理不尽なクレームも「拒否柴」ならぬ「拒否秋田」なら、とことん最後までお付き合いをする所存。
高いお金を払ってコンサルを入れ、ソリューションだのイノベーションだのいうのなら同じお金で「秋田犬」!

はあ、精神衛生上こんな最上級なことってあるのかしらと夢見るぐらい「職場に秋田犬」でいろんな問題を解決してくれるに違いない。

 

ちらりと目があうだけでモチベーションUP
犬時間にあわせなきゃいけないから効率UP
ぎすぎすしたオフィス環境ももふもふで改善
商圏を荒らす同業先には「ワン」と一喝

いいことしか思い浮かばないー
秋田旅に行きまして、一番のハイライト秋田犬!
秋田県の表記は今後、「秋田犬」にした方がいいのではないかとおもうのです。

 

観光ポスターすらも被写体として完璧!

 

 


バナナ 3kg

2023-10-17 | Weblog

重い、重すぎる。

何がって? 

 

ぼっかりとあいたおとし穴のような暇時間をもてあましている。日々、鈴虫頭でいろいろなことを考えているつもりだけど、忙しさを口実に決まって結論は現状維持というところに集結させ、落とし前をつけることに決めているのになまじ時間があるだけに正解なんてないはずの雑事に答えが欲しくなってしまう。

 

堂々巡りで結論がでないものも、自分の力ではどうやったって解決できないことも、忙しいからこそ、目の前のやっつけ仕事にかくれて「なかった」ことになるから心置きなく問題の先送りができるのである。

考える時間がありすぎるというのも残酷で、なんとかなるんじゃないか、努力したらもしかしたら状況が変わるかも、努力ってなに?その前に何に向かって努力?具体的には・・・と考え続けないといけないこと甚だしくつかの間のご褒美のようなヒマ時間もあっという間に苦行タイムへ。

 

重いのは思考である。

 

 

そんな苦行タイムからアウトプットされた文章というのは、収拾のついてない思考のなかからもれ出てくるものだからとりとめがなく、どんどん長くなって gein weightである。 長文デブ。何がいいたいのかわからない、当初、何を考えていたのかすらわからなくって混迷の極み。

 

重いのは思考であって、そこからモレ出た文章である。
重い、重すぎる。
何がって、体重である!

 

夏の疲れがでる頃であるが、食欲が疲れ知らずになっており、ダラダラと食べたい口になっているから、食べすぎになっているようで自分で自分の体が重いのがわかるくらい。つまり太りましての一文に行き着くのにこの長文。とどのつまりは太りましたのご報告を気高く高尚に。

 

せめてもの救いはよしもとばななの近況を評した書評コメントを読んでいたらよしもとばななさんのブログは長文で、やっぱり文章がうまい人・書き手のブログはエッセイ寄りになってくる長いという趣旨の感想をよせていてなるほどと思う。

近況報告を含む、日々のことをつらつらと書き連ねていくわけだが、どう思った、こう思った、こうしたい、ああしたいというのを書きなぐったものはどうしても長くなっていくのは必然で、それをエッセイというのだとしたら、エッセイだとしてよんでもらえたなら、駄文も救われるのではないか。そう願う。イメージはまだ青いバナナ3kg。喰えないやつ。
理想体重に似た、希望的観測。

 

←欲しいバナナ

 

 

 


何を見ても、何も思い出せない。

2023-10-16 | リブレリア

角田光代「いつも旅のなか」
ひさしぶりの再読、ひらいたところからぽつりぽつりと。
そこでみつけた一文。

 

「何をみても何かを思い出す。」

 

文章の連なりのなかでのささいな一文ではあるのだが、はてどこであったか・・・記憶のなかで何かこつんとひっかかる。
まさに「何をみても何かを思い出す」の例ではなかろうかと思うけど、思い出せず。 

思い出せないとき、困ったときのGOOGLEである。安直な方法(こうやって人間は退化していくという典型的ダメパターンのお手本ともいう)で、でてきた答えは アーネスト・へミンウェイの一文 「何をみても何かを思い出す。/Igass everything remains you of something.」求めていた上の回答がでてきて、「あれ、まあ」である。

 

 

ヘミングウェイといったら教科書には必ずでてくる有名な小説家で、「老人と海」や「誰がために鐘はなる」の作品名も時にテストの答えとしてでてくるからしっかり記憶はあるのだが、読んだことはない。
あたしに同じく、知識としてしっているが、読んだことはないという人が大半であろう。こんなところでヘミングウェイ先生とまみえるのも何かの縁だろうからと早速と本を買ってみたのだが読むきっかけをつくり、読むべしとした短編「何をみても何かをおもいだす」を買ったはずが届いた本には入っていなかった・・・・というオチであって沼は深いのである。

 

記憶沼に沈んでみるとはじめてこの一文を見たのは京都 恵文社の有名店長であった堀江篤史のブログタイトルであった。

「何を読んでも何かを思いだす。」

心に残るタイトルで、ブログも楽しみにしていたことを思い出す。知る人がみればこのタイトルがへミンウェイの短編のタイトルをもじったものであり、読書のプロである堀江氏のセンスのよさも気が付けたのだろうけど、今更ながら元ネタにたどり着いたわけだ。

知らないというのは勿体ない。 
もし、知っていれば堀江氏はちゃんとヘミングウェイを読んだことがある人だということに気が付けたのだから。

さて、冒頭の角田光代のエッセイである。ああこの人も「何かをみても何かをおもいだす」人であり、ヘミングウェイを読んでいるのだなと思って、どの話だったかな・・・とペラペラとページを探したのだがどういうことかまったくその一文に出会わないのである。

こんなことってある?

カバンの中に入っていた本は2冊あり、一方は壇一夫の「美味放浪記」。

もしかして本を読んでいた途中のネットサーフィンでみかけた一文とおもったけど、角田光代=「何をみても何かをおもいだす」→ああ、そういうところが角田光代らしく好きなとこ!と思ったから調べはじめたはずなんだが、読み返しても、読み返してもその一文がみつからないのである。

角田光代 「いつも旅の中」、「何をみても何かを思い出す」とGOOGLEに問うても答えはでてこず。

非常にもやもやとしている
「何をみても何も思い出せず」
こうなると無知の方がましであると言わざるを得ない。
誰かたすけて!