日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

大いなる賭け

2008-10-28 | Weblog

雑誌を見ていたらとても素敵なワンピースをみつけました。

リバティ社の布で作ったワンピース。
シンプルな形のもので七分袖のラウンドネック、丈は短め。
テキスタイルを生かして出来るだけデザインはシンプルにということなのだろう。

いいなぁと思って細かい字で申し訳なさそうに書いてある金額をみたら

 

ごまんえん!!
50000円!!でごさいました。

お~い

思わずワンピースに1km先から声をかけている感覚になりました。

 

ちょっと高いね。
3万ぐらいかなと思っていたんだが甘かったよ。
とっとと諦めましたがこういうワンピースは探すとなかなかないのだよ。

と思っていたら・・・・この手がありました。

「自分で縫ってしまおう大作戦」
最近ではあっちこっちのお店でリバティとかソイレードの生地を取り扱っています。
しかもお店で洋服として売られているのと同じ生地があったりするからお得感満載です。

ただ決して生地のお値段も安いわけではなくて2800円/m也。
ワンピースを作るとなると最低でも2~3m必要になるわけです。
そうなると生地代だけで7000円。
さらにはここに糸やらファスナーやらボタン、リボンなどが必要になるわけです。
そうなると材料費であっという間に10000円。

そして肝心なワンピースに仕立てる時間と技術と労力が必要になる。

デザイナーが洋服をつくるとなるとデザイン料も加算されるわけで、こうなると50000円も妥当に思えてくるから不思議なもんです。

ただここでめげてはいけないと一念発起してみました。
難しいものも無理だとしても簡単なものを作ってみようと思い立って材料を買ってきました。

あたしに作れそうでなお且つオシャレに見えるワンピース。

デザインはこれで

 
文化出版局
月居良子
着こなし自由なワンピース×チュニックブラウス

 

生地はこれ。


カラフルフラワーのリバティプリント

 

黒いタートルにタイツが細身のパンツをあわせるイメージで。

先行投資が吉と出るか凶とでるか。
一種の賭けにでてみます。
昨今の株価の暴落のように大損にならにように頑張ってみます。

本音は「頑張る」云々ではなくあくまでも賭けということで。
上手くいったら万々歳!
イマイチだったら泣き寝入りでアキラメです。

 


永谷園生姜部

2008-10-26 | トラットリア

永谷園に生姜部なるものが存在するようである。

 

個人的にひっそりと一人で活動していたのに、いつの間にかあちらさんの方が本格的かつ大々的に活動されております。
ちょっと悔しい。そして羨ましい。

生姜の魅力はあのすっきりとした「ぴりり」感。
ちょっと風味が加わるだけで料理を美味しくしてくれる。

料理だけではなく飲み物にもお菓子にも大活躍の「生姜」。

ジンジャーエールも、チャイにもかかせない。
ジャンポール エヴァンにもジンジャーのチョコレートがありましたよね。
京都でいただいた黒糖の葛湯にはすりおろした生姜がそえられていて絶妙な味わいでした。

豚汁にもすりおろした生姜をたっぷりそえて食べると美味。
豚の脂を「コク」にかえてくれます。

漢方では「陽」の食品の代表です。
ちょっと寒くなってきたこの時期にはぴったり。
体を温めてくれる作用をもっている。


例えば・・お寿司=「体をひやす冷たい食べ物」をガリ=「体を温める食べ物」で中和。
それにもう一つ、山葵と同じように殺菌消毒効果を期待して食中毒予防にもなっている。
「ガリ」ひとつでもこんなに奥が深い。

ちなみにガリは「新生姜」で作ることが多い。
焼きソバの紅生姜は「ひね生姜」で作る。
こちらのほうが辛味が強い

永谷園さんは生姜製品をバンバン開発してもらうことを期待してます。

そうそう昨日、家で飲んでみました。
アサヒのジンジャードラフト

甘くなくて美味しいです。
この味、好きだなあ。
アサヒもついに「生姜」に目をつけたみたい。

なんだか「生姜」が大ブームの兆しです。
生姜万歳。

永谷園生姜部にまけないよう各メーカーの垣根をとっぱらってワタクシは活動します。
その名も「生姜倶楽部」。
部活動よりちょっと高級チックな名称にしてみました。
地道かつ奥深く活動する予定。

手始めにスーパーに生姜を買いに行ったら・・売り切れ。

生姜が売り切れることがあるなんてオドロキですよ。
巷にも浸透してしまったか?!生姜ブーム。
多分、火付け役はみのもんただよ・・きっと。

追記

なんと「生姜パワー」はコスメの世界にも進出しておりました。
ORIGINSにはジンシャー ラインなるものがあるようです。
食べて内から効果あり、化粧品として外からでもよし。
すごいぞ!生姜!


ラキという酒

2008-10-19 | トラットリア

つい先日、初のトルコ料理を食べてきました。

トルコ料理  ANTEP

このところ体が香辛料を欲して仕方がない。
カレーを食べ続ける日々。

さすがにこうもカレーを食べ続けると飽きてきます。
キーマカレー フライドエッグのせ
海鮮ホワイトカレー
野菜ごろごろ北海道スープカレー
海老のクリームカレー
タイグリーンカレー
トマトカレー
根菜の和風カレー
カレーうどん
我ながらよくもまあレシピが尽きないものだと思いながらカレーを作る。

カレーは食べ飽きたのにまだスパイスが食べたいのだ。
だからタイ料理、韓国料理に移行しようとおもっていたところにトルコ料理。
未知なるゾーンに足を踏み入れてみました。

結論、

美味。

お野菜たっぷりスパイスたっぷりで美味しい。
さすが世界3大料理の一つです。

メゼ
フムス
ケバブ
エキメキ
なんじゃそりゃという感じですが。

メゼは野菜のペーストの総称でしょうか。
フムスはひよこ豆とゴマのペースト
ケバブは串焼きのことですね。
エキメキはピタパンといったほうが分かりやすいかな。

 

感想としてはギリシャ料理に近い感じがしました。
地理的にもちかいからでしょうかね。
スパイスに抵抗がなければいたって美味しくいただけます。

そして何よりビックリしたのはトルコのお酒 「ラキ」。
ホント、不思議な味がします。
ただ、記憶の片隅にあるような味。
う~ん、何に似てるのか・・・?と考えながら呑む。
独特なお味ですがこれが料理に合うんだねぇ。

やっぱり和食には日本酒がいい。
フィッシュ アンド チップスには黒ビールが合う。
ケバブにはラキということで。

スパイスの口煩さをさっぱりと洗い流していく味なんですね。

世界中にはいろいろな料理があるのです。
その料理の数だけ、酒もある。

 

久しぶりにカクテルの本を開いてみました。
ベン・リードの「COOL COCKTAILS」。


その昔、知らないもの次から次へと呑んでみたいと思っていた時期がありました。
かといって失敗もしたくないのでお酒の本を買い漁ったのです。
銘柄云々というよりいろんなお酒を試してみたかったのだ。
そういう意味ではこの本は役に立ったな。
カシャサやアブサンはこの本に載っていたから飲んでみた訳だし。
カクテルの名前もちゃんと覚えて(予習して)のみに行きました。

ああ、あの頃は何事にも真面目だったなあ。

そして行き着いたのがシェリーと日本酒。
もちろん料理に合わせるのが一番だけど、つまみナシ呑みの一本勝負となるとシェリーか日本酒がいい。

今ではこんなんなりましたけど・・。
「ラキ」はそんな真面目な頃を思い出させてくれるお味でしたのよ。


 

 


湯気のむこう

2008-10-18 | Weblog

本日はウロウロと買出しに。

まずは土鍋を。
今まで使っていたものがいきなり真っ二つに割れました。
冬の寒い時期だけに関わらず、我が家では年中引っ張りだこの土鍋。
土鍋でパスタ、そんでもってオコゲゴバン。
あると便利、無いと困る生活必需品です。
そうなるとやはりお気に入りが欲しいじゃない?
益子まで行かなきゃと思っていたら・・
こんな案内が届きました。

 

そして本日、いそいそと・・千駄ヶ谷 SHIZENへ。
そして最初に目をつけた土鍋を買いました。
他にもいろいろみせてもらったんだけど、やっぱり一目ぼれにはかないません。
黒とオリーブ色の釉薬のコントラストがとてもいい。
お店のブログを見たら、ちゃんと紹介されてました。
ふふ~ん、一点モノをお買い上げですよ。
お会計をしていたらこのお鍋をつくった作家さんを紹介してくださいました。

あらら・・・ものすごく華奢な女性。
なんだかうれしくなる。

当分はナベ三昧。
まずはおかゆを炊いてから。
湯気まで美味しいお鍋がたべられるよ。 きっと。

黒地の土鍋は食材が映えるといわれました。
白菜の白、お豆腐の白、しらたきの白。
唐辛子の赤。
春菊のみどり。
成る程ね。

今、一番食べたいのは案内状に書いてあった「常夜鍋」。
美味しい酒もある。
バンゴハン食べたのに、おなかへってきちゃったよ。

 


オメガ級

2008-10-17 | Weblog

こんなんあったんですね。

綾鷹 家紋ジェネレーター2

名前と生年月日をいれると自動で家紋を作成してくれます。

ちなみにわたくしはこんなんなりました。

 

解説を読むと

【Ω】オメガ
 チャレンジ精神豊富でその探究心、好奇心は無限大のオメガ紋のあなた。
他人にも非常に興味があり、面倒見もよい特徴を持っています。
人の上に立ち、指示を出すのも得意で快感を覚えるはず。
が・・・他人に指示されるのを嫌い、反抗的な態度をとりがちのようです。
時には素直になることも大切です・・・。

 

あってるような・・いないような・・(認めたくないともいう。)
ちなみに相方は「王冠」がモチーフ。

面白いなぁ
是非、自分の家紋をみてみてください!!!
ちなみに誕生日がわかる人のをやってみたら

サボテン

ヨット   ・・・
あれ、なんだかカワイイ。

あたしなんてΩだよ。 ちょっとへこみます。
解説もそれなりにあたっているような気がするし。

さて次は誰で試そう・・・

 


オバケケーキ

2008-10-14 | トラットリア

最近、すっかり定着感のあるハロウィン。
いつのまにかに馴染みのある日本の行事になってしまいました。

クリスマスも七夕も・・・なんでもありの様子を呈しておりますが生活を楽しむためのものであるならばよしとしましょう。
しかし、スーパーとか流通業界の人たちはこういうのに目ざとくてあっという間に定着させてしまうからすごいですよね。
ちなみにバレンタインという行事もチョコレート業界の目論みからはじまったイベントなんですからね。

うかうかとのっかってお金使って、何やねん!!ということのないように用心しましょう。
イベント好きとしては多いに楽しみたいのでありますが・・・。
流通業界の策略かと思うとちょっとしらけてしまう部分もあるのです。

 

まあ、いづれにせよ日々、晩ゴハンのネタに飢えているので季節感のあるご提案は有難く活用させていただいております。

土用の丑の日のうなぎとか、クリスマスのケンタッキーとかがよい例でしょうかね。
ハイ・・手をぬけるものはとことん手抜きします!!!

ちょっとキモカワイイレシピを見かけました。
米国の栗原はるみとでも言うべきスーパーカリスマ主婦、マーサ スチュワート。
やっぱりカリスマなんでしょうかね・・・アイデアがすごいです。

いつもの見慣れたマッシュポテトもハロウィーン仕様だとこうなります。

ゆで卵はこんな感じ。

ケーキも生クリームだけでこのカワイサです。

なんだかお料理作りたくなってきた!!!
料理って楽しもうと思えばもっともっと楽しくなるんだな。
そんな予感がするレシピです。


枯れた味わい

2008-10-13 | ドレステリア

最近、TVにでてくる「津川雅彦」の襟元が気になってしかたがない。


このところお見かけする度にアレキサンダー マックイーンのスカル柄スカーフを色違いでしているんだよね。

ピンクだったり黒だったり・・・ものすごく似合っております。
シフォン素材なのでよーく 見ないとスカル柄だっているのはわかりません。
ニコニコとして包容力があるなかにびしっ一本、通ったものがあるという風情にそのスカーフがばっちりはまっているのです。

ごつめモチーフのヤワラカ素材というギャップがいいのでしょうか。

もともとスカル柄はあんまり好きではありません。
なんて言うか・・・ものすごくダイレクト過ぎてねぇ。


「これみよがし」より「風味」として追求していきたいわたくしなのでした。
思うにクロスとかスカルとかハートとか、シンボリックなモチーフはどうしてもイメージが限定されてしまうような気がします。
それを自分の雰囲気に合わせるというのはとっても難しいように思うのです。

枯れた味わいにロック風味。
これがポイントではなかろうかと思う。

さらに言うと、若い人より年齢が高い人のほうがスカーフはオシャレに見えるから不思議です。

柄の個性よりスカーフの存在感よりそれを身にまとっている本人の方が個性があるからなのでしょうか。


ジジイにアレキサンダー マックイーンのスカーフ。
いけると思います!!!

枯れた味わいの奥の深さなのですよ。 多分。

緒方賢さんの訃報も残念だ。
この人も似合うと思うんだけど。

ええ・・私・・まだババアではありませんが・・。


負けない味わいを追求していきたいものです。

 

 


足元の幸福

2008-10-05 | リブレリア

最近、あわてて元ネタを探す事が多い。

 

パスコの「超熟」のCMは映画「かもめ食堂」が元ネタ。
CDショップではのだめカンタービレで使われたクラッシク音楽をちゃんと聴きたくてカラヤンや小澤征爾を探す。

 

 

そして 原田宗典著 「ハラダ発ライ麦畑経由NY行」という本は「ライ麦畑でつかまえて」へのオマージュである。

 

ちょっと前になりますが、村上春樹が新訳して話題になりましたね。
旧訳である野崎訳の「ライ麦畑でつかまえて」というより村上訳の「キャッチャー イン ザ ライ」というタイトルのほうが有名になってしまった感があります。

 

原田宗典さんのものはこの物語の舞台を歩き回ったトラベルエッセイなのです。
単にトラベルエッセイにならないのが原田流。
確かにトホホな事件も爆笑もあるけどちゃんと考えるきっかけも与えてくれます。

 

 

残念ながら未だ名作「ライ麦畑でつかまえて」は読んだ事が無い。
J・Dサリンジャーの名前すら覚えてなかったもんなぁ・・・。

あわてて図書館に行ったら残念ながらお休み。
元ネタを知っているか知らないかで全然、話が変わってきてしまうものね。
早々に読んでみる事にします。

 

 

そうそう「原田発ライ麦畑・・・」の中に面白い話がありました。
靴好きのあたしにはものすごくはまった!!

 

 

幸福なスニーカー

 

ニューヨークに着いたその日、ぼくは新しいスニーカーを一足買い求めた。
昔からそうなのだが、ぼくは最高に幸せで気分の好い日の午後に靴を買う。
そう決めているわけではないのだが、後になって振り返ってみると、どの靴もそういう幸福な午後にふと靴屋に立ち寄って購入したものばかりである。

中略

幸福な日に靴を買っておくと後々ありがたいことがひとつだけある。
ツイてなかったり、嫌なことがあったりした時、ついうつむきがちに歩くと、視線の先に靴が見える。
「そういえばこの靴を買った日・・・」
と思い出を反芻すれば多少なりとも慰めになるのである。
さて、ニューヨークで買った黒のナイキは、未来の或る日、どんなふうに落ち込んでいるぼくを慰めてくれるのだろうか。

 

 

こういう買い物の仕方があったのかと目から鱗でした。
やはり買い物は楽しいし、それなりに出会いがあって買うのだからなんらかの思い入れはあるわけです。

特に旅先で出会ったものとかは印象が強い。
あらためて気が付いたのだけど、楽しい思い出がついているからなんだな。
もちろんプレゼントも然り。
贈り物は相手の気遣いやスペシャルな時間もついていたりするから何年たっても大切なものになるのだね。

落ち込んだ時、足元に幸福の時間があったとしたら・・・。
あ~やっぱり「靴」ってスバラシイ!!!。

靴を買う大義名分が ・・うふ。


アルパカセーター

2008-10-01 | ドレステリア

今、ひたすらはまっているものは・・

アルパカ




 

名前すら癒しです。
もう気になって、気になって仕方がない。
なにがきっかけでこんなにはまったのかが分からなかったのだけど。
「きっかけ」が判明しました。

ミラバケッソのクラレちゃん。
う~んカワイイ。

そして雑誌の表紙買いをしてしまいました。

ジャケ買いしたのにものすごく「ぎゅ」っと内容がつまった雑誌でした。
アルパカもアンデスの美しい自然も堪能。
歴史、文化、食生活に至るまでこまかく取材がしてあってバーチャルトラベルができますよ。

 

バーチャルでは寂しい。
遠い異国より近くの「栃木」です。

栃木に「アルパカ牧場」があることを知る。
行かなきゃ・・・!!

 

ちょっと肌寒く感じる季節には「アルパカ」がもってこいです。
別に狙ったわけではないんだけどセーターを買ったら、
アルパカ ウールで  MADE IN PERUでした。
ちょっとウレシイ。

 

セーターが恋しい季節到来。
しかもカワイイセーターがいいのですよ。

理想はあたたかなもこもこセーターにアルパカブローチで!

  POLICO

あたしのもつアルパカのイメージを正しく表現しているよこのブローチは!!