今日のお言葉
逍遥
そぞろ歩き
特に何をするでもなく気分転換のために野山をや川べりを歩く事。
月夜のお散歩
「月夜逍遥」
すてきな名前のガラスの文鎮を手に入れる。
文鎮というと大仰ですからお洒落にペーパーウエイトとでも申しておきましょう。
作家は富山でガラス作品を生み出している久保裕子さん。
やっと念願かなって個展に行ってきました。
ある日、何気なく入ったお店で彼女の作品に出会う
その名は「池文鎮」
池を覗き込むとひらひらと水辺の生き物が泳いでおります。
ガラスの質感が水面の揺らめきとなってホントに涼しげ。
季節によって池におよぐ生物もかわる芸の細かさ。
今年の新作はブールのように子供たちが泳いでおります。
訪れたのは 千駄ヶ谷「SHIZEN」
会期は6月28日から7月3日まで。
こちらのお店では久保さんの作品を常設で扱っているとの事。
だけど丁寧に作られた作品どれひとつ同じものはありません。
およぐお魚も
水のゆらめきも
そして形も
自分のお気に入りをこだわって選ぶならやはり個展は格好の場所です。
なんと作家ご本人にもお会いしてしまいましたよ。
しかもおみやにお菓子まで頂いてしまった。 るん
だけどね今回は池文鎮をあきらめました。
何故なら・・・
もっとステキなものを見つけてしまったから。
ペーパーウエイトは「月夜逍遥」
そして池文鎮のかわりに「水皿」をえらぶ。
池文鎮のようにガラスの中をお魚ちゃんが泳いでおります。
文鎮が池ならお皿は水たまりの様。
〆てお値段2点で10000円。
手のひらの収まる水溜り。
お魚ちゃんのアップはこちら
なんだか光の具合でホントにお水があるみたいに見えるね。
そして、反対の手には月夜があります。
去年から待ちに待った今年の個展。
池文鎮はお気に入りをゆっくり吟味する予定。
一年越しのラブコールはガラスの重さを相まってずっしりとした満足の重みです。
初めて出会ったお店より安かった模様。
嬉しさ倍増です。