日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

TO DO LISTとピクニックセット

2010-04-29 | ホーム

最近、芸術鑑賞をしてなくてそういうものに飢えています。
知的好奇心の乾きは生活のハリにも連鎖してくるから恐ろしい。
お肌のように乾きはハリを失わせ老化をはやめます。

あな、おそろしや。

老化しないためのTO DO LISTを作成しました。

映画 NINEをみる
映画 アリス イン ワンダーランドを観る
鈴本演芸場で落語鑑賞にゆく
ギャラリーでレバント料理をいただく
フランク ドナのワイヤーアートを買う。
ピクニックへいく(外ゴハンをする。)

 

 

長谷川等伯も見逃してしまったし。
こういうのは後々、後悔が大きくて
逃した魚の大きさに悶絶する。

何事もそうだけどインプットしてないものはアウトプットも出来なくて
心に栄養がないと人間、干からびてしまうもの。
だから話のネタになるもの、タネになるものをつまんでおきたいのだ。
ネタもタネも降って湧いてくるものではないから、ちゃんと自分でみつけるように心がけたいものです。
いつの間にかに増えているのは部屋のワタボコリのみなり。

まずは手始めに外ゴハン。
芸術鑑賞にはならないけど同じものでも外で食べると特別な感じがします。
これが大切なことなのよ。

小さなタッパにサラダをつめて
パンをもって
お外DEサンドイッチ。
テルモスにはスープ。
チーズキューブももっていきましょう
とても素敵なピクニックセットを見つけてテンションも上がります。

こちらがピクニックセット。

カラフルなトレーを見てたら欲しくなっちゃって
スプーン 小さなタッパそして虫がステキなクロスまで揃えてしまったよ。
お店の人からレシピカードももらう。

このGWはお天気もいいようだし、出番がくるかな?
嬉しくってブログにアップすべく写真を・・・・

 おお、写真を撮ろうとしたらホコリが邪魔しました!!!
ピクニックの前に掃除が先だよね。
「勝手に増えるのはホコリのみなり」
ある意味名言ですよ。



 

追記
TO DO LISTへの追加。

掃除

 


つぶつぶつ

2010-04-25 | Weblog

粒粒粒つ・・・

じゃなくて

つ  ブツ ブツ ブツ・・です。

ブツブツと「つぶやく」のブツ。

市民権を得たツイッターをやろうかなと思ったんだけど。

私にはムリ。

呟くと愚痴みたいになっちゃうし、語らせると長いしで
ツイッターにはむかないということになりました。

最近の傾向としてどんどん長くなるあたしの文章。
伝える力が無いのか有り余っているのか。
難しいところであります。

しかも書きかけの文章も沢山あって困るぅ。
文章が長いというのはやはり文章の迷宮化がおこりやすい。
どうやって繋がったかが分からないテーマが2つも3つも入っていたり。
同じことを繰り返していたり。

まあこれもサービスの一環という事で。
ブログ文章 3割り増し。
テーマのオマケ 3本立て。

ブツブツブツ・・・から
粒 粒 粒と粒よりな情報が生まれるはず。
もうすこしマメに更新しなきゃな。

只今、池上彰著「伝える力」を読んで学習中。
おしゃべりはあたり前の行為だけど、意志をもって的確に自分のことを伝えるのは思っている以上に難しい。
それを文章化するというのは尚の事。

ああ、簡潔に終わるはずの文章がまた長くなっています。

本日の要点
1、ツイッターはムリ。
2、なぜなら文章が長いから。

これを伝えるのにこの有様。
本質はたったの2行。
しょせんこんなもんですよ。中身なんて。



 


恋せよ乙女

2010-04-18 | Weblog

恋愛話しも相談もされなくなって久しいが、
久しぶりに浮き足立った話をきく。

恋する友人との会話。

思わず、あたしの方が舞い上がる。
根掘り葉掘り、詰問、尋問調になってしまいます。
刑事の取調べより細かく、ワイドショーのレポーターのようにうっとうしくです。

ごめんよ、しつこくて。

恋についてしゃべると
すでに理想化されすぎた恋愛論とか離婚話、不倫話になりがちで
恋の悩みより仕事の悩み、家族の悩みはたまた健康問題(ここはちと早いような・・・)

そんな中で新鮮な話題。

恋だの愛だのに一喜一憂して生活全部振り回されちゃっているのは
韓国ドラマの中だけだと思っていたよ。

あなたがちゅきだから


チャミルスジュセヨ byチャン ドンゴン

思い通りにいかない相手の気持ちを慮って
自分の力ではどうしようもないことに直面して
初めて分かる事もあれば発揮する力もあるのですね。

恋をしてその後に得られる安心感(マンネリともいう)が悪いというわけではないが
この恋をしているというドキドキ感は人を成長させます。
じゃあ、いま全身全霊を傾けて恋に振り回されたいかと問われれば否だけど。

現実のドラマから目がはなせません。
いち視聴者もとい友人としてこの恋の行方を大切に(楽しみに)見守っていきます。
春は近いぞ恋する乙女!


働く男

2010-04-18 | ホーム

働く男の姿はかっこいい。
もちろん女性もね。

世の中にはいろいろな職業があって
かつては性別が限定されていた職業もあるし
女性が社会に出て行くこと自体に抵抗があった時代もあったけど
いまでは働く女のパワーは社会にとって不可欠なものとなりました。

それでもやはり性別によって向き不向きの職業は存在します。
ジェンダーの問題は難しい部分を含んでいてフェミニストの人々は
均等、平等を声高に叫ぶがそれぞれの特性を生かした職業選択はしかるべきで
上手く役割分担ができればいいのではないでしょうか。

アメリカの自由に関する問題も同じで
一握りの金持ちとその他の貧乏人
そして保険皆制度の導入も「自由」という言葉の前にのみこまれていました。
社会の矛盾を「自由」という言葉で隠してはいけないと思うのだ。

人それぞれ価値観や特性は違うのが当たり前ですから
自分の利益は人の不利益にもなりうるのです。
本当に難しい問題です。

話は戻って「働く男」。

文字通りに汗水たらし、労力をおしまず働く姿は美しいものなのですよ。
サラリーマン川柳をみてみると働く男の悲哀と苦労がみえてきますが、
今の社会を担い、形作っているのはその働く人たちです。
彼らをカッコイイと言わずしてどうします。

プレゼントをもらいました。
働く男、その名もカップメンです。

 

カップラーメンのフタをしっかり押さえつけるのがお仕事。
ちょっと前のサラリーマン川柳の優秀作品の中に

昼ごはん

妻はセレブで

俺、セルフ

というのがありました。

カップラーメンがお昼の定番という働く男も多いのでしょうか。

束の間の急速、ランチに働く男。
CUP MEN

かなりナイスなお品物。
この「Cup men」を選んでくる友人のセンスに賞賛を。
ウレシイ。
実は欲しかったんだよねぇ。
早速、カップヌードルを調達して使ってみました。
便利、そして楽しい。
いつものカップヌードルがより美味しく感じられます。(気分の問題!?)

さすがにこの便利さを独り占めするのはもったいないということで
相方にもこの便利さを味わって頂くべくカップヌードル(焼きそば含む)を買い込む。
これを晩ご飯にしちゃおうと画策中。


働く男(相方)からクレームがつきそうな気がしますが・・・・
気にしな~い!


開眼す

2010-04-17 | ドレステリア

韓国旅行の出発前日にNHKドラマ「大仏開眼」をみる。

そして旅行のお供には
夢枕 獏著 「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す」

そして韓国の国立中央博物館で出会ったのは
半跏思惟像(はんかしいぞう)。

なんとなくつながっているようで面白い。

 

 

半跏思惟像を目の前にすると広隆寺に弥勒菩薩が朝鮮半島からやってきたことがものすごくよく分かる。
もちろん何処で作られたかは今尚、論題になるがいづれにせよその作り手、デザインともに大陸からやってきたことに間違いはないだろう。
日本という国の文化の基は大陸を通してやってきたのだということを再認識する。

しかし印度の仏像はとっても色っぽいものが多いのだがそれがだんだん普段、目にする仏像になっていくのも面白かったな。
民族の好みの問題なのでしょうか?

 

そして話は「開眼」へ
大仏の目に瞳が入り(開眼して)魂を宿す。
そして小説の中の空海は唐にわたりそこで密に開眼す。
そう開眼という言葉には仏道の心理を悟る意から学芸・技能の大事なやり方やコツを悟る事の意をもつ。

そう、視界がクリアーになって物事をしっかり見極める事を指すのだね。
最近、なんとなく視界がはっきりしないことが多くて見えないことも多い。
もちろん不確的な要素も多いからよけいに迷う。
そんな状況にあってなかなか開眼することは難しい。

視界の悪さに追い討ちをかけるかの如く、自分の瞳も雲ってしまっては
物事はさらに五里霧中。

先は見えなくてもルーツはたどる事ができる。
そして足元の位置もわかる。
そして踏み出したその1歩目も。

TVをみて本を読んで異文化と触れてルーツに出会う。
しっかり眼をひらくと確かにいろいろなことに出会えます。

そしてそれをじっくり見るために

 

メガネ 買いました・・・・。

 

ああ、ここにたどり着くまでに長い道のり。

メガネ 買いました。

たった一文の為に長々と無駄に言葉を重ねます。
物欲には波があってちょっと前までは靴でした。
「ムカデか!」といわれていたのは今は昔。

只今のビックウエーブはメガネです。
ムカデの称号?を返上した今は「オームか!」といわれています。
ナウシカにでてきたダンゴ虫に目がいっぱいあるやつ。
確かにこれだけ目がありゃメガネかけ放題だもんね。

そうですよ、この先行き不透明な時代を乗り越えるには先見の目、物事の真実を見抜く目が必要です。

視界くっきり、メガネは必需品です!
ついでに韓国にいったらメガネでしょ。 ね。 ね。

 

これだ!とイキオイで買ったのですが、韓国の人にはすこぶる評判がよい。
Flairというドイツのメガネ。
赤いフレームにブルーがとても映えるおしゃれメガネですよ。
美人に見えるとか・・・カワイイとか・・大絶賛の嵐。
お世辞でもウレシイ。
しかし日本ではまったくもってウケません。

何故?
やはり民族の好みの問題か。
それとも店員のセールストークでしょうか?
メガネ屋のみならずあちこちで褒められたんだが・・・ジュースまでもらえたのにな。
ああ、こうやって韓国にはまっていくのか。
メガネのおかげで韓国の懐の深さにも出会う事ができましたとさ。

チャン チャン。





 

 

 

 


スタバにて

2010-04-14 | Weblog

スタバにてブレックファースト。

しかもパパとママと3人で。
久しぶりに両親と朝ゴハンを食べます。

よ~く、見てください。
そう小さな文字ですよ。

 

 

 

ここはソウル 明洞のスターバックス。
親子旅で韓国へ旅行に行ってきました。
つもる話も昔話もそして今の悩み事も(あまり無いけど・・)
素直にありのままに話せる関係は本当に貴重で有難いものです。

あらためてあたしは両親の愛情によって育てられたんだなと感謝する。

数年前に訪れたソウルは日本語も英語もあまり通じず、ハングルに難儀した記憶あり。
それが今回、言葉には全く不自由することなく楽しむことができました。
たかが数年で大きな違いが。
昨今の韓流ブームでしょうか。
町中に日本語表示がありインフォメーションも充実です。
そしてこの数年間でもうひとつの変化に出会う。
ウチの両親も年をとったということ。
そりゃそうだよね。
TVを見ていても圧倒的に自分より年下の人達の活躍が目立つような年に自分がなっているのですから。
その年月と同じだけ両親も年をとっているのだ。

とっても喜んでもらえた親子旅行。
また次回も企画しなきゃ。
たまには親孝行の真似事もいいもんだ。


魚の横に

2010-04-03 | トラットリア

魚の横に「青」がつくと

肴の横に「酒」はかかせません。
ちなみにこれは晩酌という意味だとか・・・・。

違うかっ!

 

そして魚の横に「春」がつくと

 

鰆(さわら)

 

本日、友人と神楽坂ランチ。
予約をしていくも人が多く落ち着かない。
いつもならすんなり予約がとれるお店も桜の時期とのことでなかなか予約が入りませんでした。
確かに今週末は桜が見頃。
個人的には相も変わらず花より・・・ですが、なんとなく花見、花見とそわそわします。

その帰りがけに晩ご飯の食材を調達すべくデパ地下へ行く。
魚売り場をのぞいたら「春」でした。
花屋や野菜売り場より地味、色とりどりとはいきませんけれどちゃんと春を感じる。
四季ある島国の特権です。

本日のお買い得品

魚+春=鰆

旬のサワラは脂がのってとても美味しそう。
塩焼きが美味とのこと。
バター焼きとかにしてしまうと脂っぽくてけないとアドヴァイスをもらいました。
シンプルに塩味。
これが何よりの季節の味です。

せっかくなので春つながりで桜色の塩も買いました。

五代庵 梅塩
梅酢を乾燥させ取り出した塩がこの梅塩。
ほんのり梅が香ります。


塩おにぎりも野菜の浅漬けもこの塩で梅の風味もプラスできます。
いつもの塩をかえるだけでこんなにお味が変わるとはね。
お手軽にマンネリな味付けからの脱出。

もちろん焼き魚にもいいのです。
塩をふって焼くだけで美味しい旬の魚ですが、さらに料理として焼き魚が進化します。

鰆+梅塩=手抜きとはバレナイ美味しい料理

魚料理はめんどくさいと思っている人にオススメです。
ぱっと塩振って、ばばっと焼く。
季節も味わえる魚料理。
オススメです。

手抜きとはバレナイ美味しい料理には

やはり「+酒」ですよね。
あ~それだけで御馳走ですよ。
結局、「+酒」ですよ。
グルメじゃないね・・まったく。

 

 

 


旅行雑記 言葉の話

2010-04-03 | Weblog

今頃になってしまったけど旅行話の続きを。

 

今回の旅のメインは姫路城。
国宝であるその城を堪能するための旅行だったのだけど
実は今回の主役、「城」ではなく「言葉」だったんだろうと思う。

大阪で行った吉本新喜劇@グラント花月なんば
これね・・・期待以上。
ほんとうに面白かったの。
観光客まるだしで行ったのだけど
大阪のしゃべくりのすごさを見せ付けられてノックダウン。
面白すぎて瀕死。
ほとばしる言葉の連打です。

ボディーブローのようにじわじわきく笑いもあれば一気にストレートが炸裂するがごとくの大爆笑も。
久しぶりに外見も気にせず大口をあけて笑う。

舞台と客席が近くて観に行ったというより巻き込まれた感があります。

客席からつっこむおっさんとか
芸人さんの話の途中にトイレに行ってしまうオバハン
そしてキメ台詞(ネタのオチ)を先に言ってしまう小学生。
赤ちゃんはわんわん泣いとるし。
それをネタにつっこむ芸人。

まず何より観客の反応のよさが違います。
面白いものは笑え!という大阪の笑いに対する気合と度量が会場に充満していました。
そして何より売れっ子といわれる人たちの話術の力に驚く。
駆け出しの若手とはこんなに違うものかと驚愕。
どうやら新喜劇はアドリブがバンバン放り込まれているらしく、
素に戻ってしまっている若手の必死さと困っている姿すら面白い。
笑いをとれたら若手の力、すべった時におもしろくするのがベテランの力。
やっぱり彼らは話術のプロなんだと改めて感じます。


そして最終日の京都 六波羅蜜寺へ。
日本史の教科書で必ずお見かけするあの木像に出会う。
空也上人立像

 

まさにほとばしる言葉を見ることが出来ます。
空也の唱えた念仏が小さな仏になるその瞬間がアバンギャルドに表現される。
鎌倉時代にこういう表現の仕方をしたかと思うとその斬新さと有り難さに感嘆します。
思っている以上に華奢な空也上人ですが圧倒的な存在感。

今でこそ表現の多様性が尊重されますが、模写からはじまる芸術の歴史はいろいろな試みを経て今に至るということが分かります。
木像に眼球が入り、装飾され、彩色され、素材が変わり、そしてその存在意味すら変化する。
仏の言葉という目に見えないものを表現するマスターピース。
いかに空也の言葉が貴重かを感じることができます。

そうそう言葉のイントネーションが変わるのも関西圏への旅行の楽しみひとつ。
大阪弁でしゃべるってとってもカワイイ。
ちょっと憧れ。

 

【旅行雑記】

錦市場
一乗寺 恵文社
ランチ 天下一品
六波羅蜜寺
鍵善良房
建仁寺(時間切れで中は見れず。 残念!)

おみやげ
錦 野村   佃煮
黒豆茶
錦 川政  京野菜
恵文社    本3冊
鍵善良房  鍵もち 豆平糖
原了郭   黒七味