日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

キレイなジャイアンには会えるのです

2017-11-28 | ギャラリー
キレイなジャイアンを知っているだろうか。
あのジャイアンでいて、あのジャイアンでない、ジャイアン。
キレイなジャイアンは人々(特に子供)の興味を掴んんで離さないようで、だからこそ、出会える場所があるのである。



友人とお子をダシに行ってみれば、楽しんだのあたしだ!
「特番があってドラえもんがやってなくて、怒っちゃってさ!」という母親なった友人の言葉尻を捕まえて企画した不二雄F不二雄ミュージアム行き。
もちろんキレイなジャイアンに会える場所。



世代を超えて愛されるのは、ドラえもんの後ろには希望的観測がついてまわるからだと思う。
宿題をしなくてもいいかもしれない。
会社へ行かなくてもいいかもしれない。
絶対に楽しいことがあるかもしれない。
希望と夢…。




世知辛い世の中において、自分の思い通りになるかもしれないという希望こそ、夢である。
それでもいざ、いつものジャイアンがキレイなジャイアンになってしまうと、調子が狂ってしまうのだから現実は難しい。
「ドラえもーん」と情けない一声をあげることがどれだけ大変で、あげてしまえば楽チンで、問題はさらっと解決するようにみえて・・・・。
何の気なしにぼへーっと面白おかしく見ていたドラえもんの奥には、なにやら色んな含蓄がふくまれていそうである。ドラえもんの声が変わって、今頃になってみえてくるものも違うということか。




未だにかわいいドラえもんの声に慣れないもの。
それでも、この先10年後も、20年後も「どこでもドアがあれば」、「翻訳こんにゃく」があればと強く思う時はあるのだろう。
目をキラキラさせたあの頃から、変わらず困った時に思い出すドラえもんの秘密道具。
自分がこんなに「どこでもドア」について考える大人になるとは思わなかったのよ、あの頃は。
そろそろ旅に行きたくてそわそわしている。
忙しくて死にそうで、調子もイマイチ上がらない風邪のひき始めにかぎって、何処かへ行きたい。
時間も、金もねーのになっ!
そんな時はうっとりとピンクの扉がある未来について考える。


ドラえもんに会える場所、キレイなジャイアンに会えるとこ。
今、流行りのインスタ映えすること間違いなしのお食事が頂けます!
お土産はもちろんどら焼きで。





疲れた大人もなかなか楽しめる不二雄F不二雄ミュージアム。
通称、ドラえもんミュージアム。
こんなにジャイアン・ドラえもん推しで、話をすすめたけど、あたしが一番好きなのはコロ助ナリ!
やっぱりドラえもんよねという人には、六本木にてTHE ドラえもん展 TOKYO 2017が開催中、激混みですが。



もっとアートという名にくるまった馬鹿馬鹿しいのがよいのなら「ドザえもん展」なる怪しげな展覧会も開催されていたみたいだし。





ですからドラえもんに会いに、このタイミングでミュージアムに行く一考の価値あり。
ピンクのどこでもドアの向こうに広がるのは現実であり、師走目前の光景だけど。
そしてあたしはドラえもんより、ドザえもんの体なんですよ、まだ火曜日なのにね。








クリスマスのベーコン

2017-11-19 | ホーム
ハロウィンの狂騒が終わった途端、クリスマスモードへそそくさと変わる街のやる気度についていけていない。
そんな時は肉!
すごい肉で枯渇した我がやる気を補給しようと目論む。
肉を食べて戦闘能力を上げていかなきゃ日々を乗り越えられないような気もするし、ガツガツとした傍若無人のエネルギー源として肉を食すのもどうかと肉について逡巡する日々。

どのタイミングで、どのくらいの勢いで、肉にがっつくのが正解なんだろうか?
食べたい時、食べたいものをといいながら、肉をいかに美味しく食すか準備と心構え如何によると思うのだ。
焼肉、ステーキ、しゃぶしゃぶ、ハンバーグ。
一言に肉と言っても、肉は細分化された専門店方式が採用されている。
しゃぶしゃぶとハンバーグは一緒に食べれないもの、鳥すきとジンギスカンも同じく。
一食入魂で肉と向かい合う心構えが必要である。



悶々と肉眼鏡で世の中をみてみれば、クリスマスオーナメントにもちゃんと「肉」。
ベーコン!
ターキーやご馳走でクリスマスに日和るのではなく直球で肉。
ベーコンでクリスマスツリーを彩りたい。
ベーコン満載、ベーコンのみのクリスマスツリー。
胸焼けしそうなクリスマスの装い。
ホント肉は妄想を暴走させるから怖い。
でも、あたしのなけなしの理性がソーセージが美味しそうなホットドックとホットドック屋台を選んでくれる。



日本においてクリスマスが宗教行事ではなく、肉を寿ぐイベントとして、宴会やデートの口実として定着していることに安堵を覚えるのはあたしだけではなかろう。
クリスマスとはケンタッキーでチキンを食べる日であり、小洒落たレストランご馳走=肉を食べちゃおうかと思う日なのである。
肉までのカウトダウンは、もうはじまっている。





じいちゃんのピンバッチ

2017-11-05 | Weblog
電車でお見かけしたじーさまのハンチングに小さなピンバッチがついていた。
なかなかおしゃれだね、ところで何のモチーフで?と流し目をくれてみればなんとそれは飛雲にのった観音像であったとな。し、しぶいね。
そのピンバッチをみて、即座に思い出したのは平等院鳳凰堂の菩薩楽団。
宇治の平等院には飛雲にのった菩薩の楽団、雲中供養菩薩像群があって、あたしのなけなしのロック魂がインスパイアされたのだけど、もしかしてそこにこんなピンバッチがおわしたのかと思い、ちらりと二度見をさせていただいたら、たなびく飛雲にのる観音立像であって、楽を奏でる菩薩でなければ、舞い踊る菩薩でもなかったのだ。



鳳凰堂の雲中供養菩薩 全52躯
楽器を奏で、舞い踊る菩薩群。
今で言うなればエグザイル?いやいや演奏部隊もいるから米米CLUBと行った方が良いかしらん?(いきなり古い?)
歌い、踊るというのは時に陶酔となって、目眩くあちら側に連れて行ってくれることもあるのだから、このご時世ギターかかえた憂い顔のクラプトンや、アルカイックスマイルなYOSHIKIが飛雲にのって壁に懸け並べられているのも面白いかもと思う訳。ちなみに舞い踊るのは天衣を翻すプリンスであってほしい。
半眼のGAGA様も是非、飛雲にのっていていただきたい。
家にあったら是非、飾ってみたいな52躯の菩薩楽団2017Ver.
夜な夜な平等院で行われているに違いないLIVE。
ジャニーズ並みの空中アクションな演出もあってそれはそれは陶酔なうっとりな世界にちがいないと頭の中がFNS歌謡祭みたいになってきているのだけど、今年も残り少なくなって、これも年末への準備といってもいいのでしょうか。
ハロウィンが終われば、クリスマス、特番歌番組、おせち料理。
ひいっ〜もう、11月。
ジイさんのピンバッチ一つで、現実逃避している場合ではなく、久しぶりに京都に行きたいと浪漫飛行している場合でもなく、目の前のことを見ろっちゅう話。