尋ね人

探し物をしていた。
出てきたのは・・・・

おお







２０００年の展示会のパンフレット。
間島領一 マジマートin渋川


懐かしすぎる。
そして『あの人は今』。


久しぶりに間島氏の作品をみたいと思いネットで検索するも情報がでてこない。
２００６年のエキシビジョン情報を最後にHPも滞っている。

再度、問う。
『あの人は今』。

あの時感動して、興奮しただけの作品も今は違う。
あの時、感銘した作品もきっと今は違う。
新しい想いが待っている。
コンセプトもその目の付け所もあの時のあたしには眩しかった間島領一。




まさかのまさか。




もう、新しい作品を売み出す状態にはないのですというオチではないよね？
アーティストのリタイヤ
命のろうそくの尽きかけとか・・・・・・。
只今、思考は悪い方へ悪い方へと向かっています。
情報を求む。 『間島領一は今』。

これ１０００円、あれ３０００円。

壊れてるねの確認に５０００円
大切だよね、だからここに来たんだよねの２００００円。
直すんなら金とるよで６００００円。
世の中は全てお金で回っているんですということを理解したパソコン修理カウンター。
やらずぼったくりとはこういうことをいうんだね～。
あら、あたしとしたことがお口が悪い。


パソコンが壊れ、修理に行って結局、新しいものを買う。
予想外の出費に意気消沈。
欲しい時に買うんじゃくなくて渋々買うのだとなんだか虚しいね。
新品を買うとそのパソコンに旧パソコンのデータを移し替えて一式 ２００００円
面倒な初期設定を代行して３０００円
いらないパソコンをきっちりデータ消去してゴミにするのに４０００円。


結局、何だかんだでパソコン代＋４００００円。


せめても捨てるのに金は払えないと
自分でバールで叩き壊します宣言したらリサイクル料で同じ金額取られますと眉一つ動かさず言い渡された。
うーむ、世の中は金次第なんだなあ。
地獄の沙汰も金次第というからな。


何ならあたしのこにやるせなさに８００円
馬鹿みたいにモタモタした店員に奪われたあたしの貴重な時間 に１０００円。
パソコンのない不便さに２５００円。
破格の安さでご提供いたします。


というわけでパソコンのない生活。
素っ気ないブログになるかもしれないけど暫しお付き合い下さい。
えっ、お付き合い代１２０００円？
高いですよお、PC○ポよりボッタクリですよお。

モーツァルト風 卵料理

卵熱、上昇中。
ごくごく狭い範囲、あたしを中心とした半径50cm以内程度の局地的ホットウェーブ。

卵料理が食べたくってねえ。
トロトロオムレツを想像してはため息ばかり。
だって、美味しいオムレツが食べれるお店は我が人生の徒歩圏内には存在していないから
昨日のお昼はコンビニのゆで卵とウーロン茶でごまかしてみたけど。

とっても切ない。
切なすぎてゆで卵を食べながら卵料理をネットで検索。
するとですね、こんな料理に出会いました。


モーツァルトの卵料理



卵の黄身を4個以上使った料理をモーツァルト風と称するのらしい。
黄身が6個並んだ目玉焼きは『モーツァルトの目玉焼き』という。
単なる6個の目玉焼きも『モーツァルトの目玉焼き』だよと食卓に出せば
たちまちメヌエットが聴こえ、おふらんす料理になるのだからエライことだ。


『沢山あるというのは良いことだ』の精神で！！





そして本日のランチ
鼻歌はアイネ・クライネ・ナハトムジーク
モーツァルトも正式名称で連呼するぐらい大満足

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト！



皆さんもせっかくなのでご唱和下さい。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト！

ついでに万歳三唱ならぬ、モーツァルト三唱もしちゃいます。

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト！
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト！
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト！


近所の中華屋にて。
絶対、卵を4個以上つかってるふわふわ かに玉を頂く。
モーツァルトの目玉焼きに対抗できるかに玉。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのかに玉(推定卵使用量 6個)

シェアなんてしないよ。
黙々とランチでかに玉を平らげる。
注文はカニ玉のみ 一皿 １２６０円。
美味しくて箸が止まりません。徒歩圏内にこんな幸せがあったなんて知らなかった。
ライス、サラダもスープもなしで一人カニ玉を楽しんでいたら、
お店の方が見るにみかねてサラダとザーサイを出してくれました。


そりゃそうだねー。
制服きたOLが大皿のカニ玉と格闘してるんだもん。
切ない図よね。
でも、あたしは大丈夫。周りの目は気になりません。
ペロリと平らげて意気揚々とお会計。
ああ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ！！！
偉大な音楽家は卵好き。

宮部みゆきの初ものがたり

季節、はつもの
走りの鰹
春来る前の
白魚と

めぐりめぐって
初物尽くし
あれやこれやと
 謎を呼び

どこに逃げたか
荒巻 一尾
いやいや逃げたは
我が想い


行き着く先は
いつもの屋台
謎と飲み込む
いなり寿司



さあさあ完本
初ものがたり
宮部みゆきの
真骨頂






都々逸風に。
茂七親分と屋台の親父が江戸を舞台に謎解きミステリー。
季節の移ろい、初物を効かせて義理人情と人の心の奥底をあぶりだす。
宮部みゆきの時代物はすこぶる面白く先が気になり
完本の表記にとびつくも謎は謎のままそれでよし。

延べ４２時間

声が出なくなりました。


しゃべりかける人のほぼ全てに「？」が飛び出るくらいのハスキーボイス。
電話口では全く使いものにならないであろう我が美声。
もともとよく言えば八代亜紀的な渋い声、悪くいえば八百屋のおかみ。
結構、癖のある声で有名ですがその原因は



おしゃべりのせい。



まったくもっておしゃべりのせい。
しゃべりすぎる悪い癖。
草津に行く。
一泊二日 ４８時間。
寝る間も惜しみ、しゃべり続ける。
ざっと４２時間はしゃべり続けた計算に。



君はこどもかっ！





物心ついた頃から楽しい時にはしゃぎまくり、イベント事の翌日には声が出ないという惨事を繰り返し
今の声が出来上がる。
あたしが大人しい子だったら全く違う声をもっていただろうと言われているし、自分でもそう思う。



我が幻の美声。




そして今だに同じ惨事を繰り返している。
今では君は子供かっ！と問われ否定できないことが惨事なんである。
そして、声は出ない。

スタンリーのお弁当箱

こんなマサラムービーに出会えるとは。


スタンリーのお弁当箱

　



カレーが詰まったお弁当箱をめぐるストーリー。

勧善懲悪。
いい人はすごく良くて悪い人は分かりやすく悪人。
もちろん歌もダンスもあるけど見所はそこではない。
みるべきところはスタンリーをはじめとする小さな俳優たちのくるくると輝く黒い大きな目。
キラキラと輝くその表情。そしてカレー、インドの現実。

　



あまりに美味しそうで今日の晩ご飯はカレーに決定。
そしてみんなでわいわいと楽しげに食べるお弁当カレーがあまりに美味しそうだから
3段重ねのインドのステンレス製のお弁当箱を買ってしまったことは公然の秘密。

手に入れたのはお花見の時期
新宿　伊勢丹Ｂ１　シターラ　ティアラのアルミ３段重ねインド弁当。

　

アラン・メヘラの学校イチ豪華なお弁当には負けるけど２～３人の対応可の豪華弁当箱。
シネスイッチに売っていた一人用のインドのお弁当箱も欲しくなる。
それでも買わないのはお弁当は皆で食べたいと思うから。

　

お弁当をあけてみんなでおおっと言いたい！

ペンギン食堂 にんにく油

ラー油ブームも終焉。
いまでは欲しい時に欲しいだけ買えるスーパーで買えるラー油。

そしてあの幻も幻でなくなり定番品
ペンギン食堂　石垣島ラー油

見かけても必要ない時にわざわざ買う必要はなくなって
それでもラー油ナンバーワンは辺銀食堂のものだと思っている。→我が家の辺銀食堂　石垣島ラー油



目新しさが去り、いつでも手に入るとなると価値もさがるけど
スタンダードとして力強く生き残っていくのだろう。
ペンギン食堂　ラー油に続く一品。
石垣島でしかみることができなかった限定品も当たり前に買えるようになりました

ラー油ブーム終焉のお慶び。





ラー油もそうだけど本当に美味しい。
パスタに絡めてペペロンチーノ
お手軽　もやし和え
いやはや　いやはやの美味

見かけたら買い。

旅は恋に似て

もう7年も旅をしていない。
出来ないんじゃない。
しなくなっていた。
旅をするのを怖がるようになっていた。
　
　
その感覚の出処は初めてのデートに似ている
かつては何も考えずにできていたことができなくなっていた
そんな現実を突き付けられた時のショックは
初めてすることがうまく出来なかったときよりも大きい。
デートの経験くらいに人並みにある
同じくらい旅の経験もあった。
でもそれをしなくなったのは
機会が減るにつれ、いざ「出来る」となったときに過剰の期待をするようになってしまったから。
過剰の期待は過剰の不安と変わり、いっそ「しないで」いい！と
赴く前から白旗を揚げるかたちで私は旅と疎遠になっていった。


まったく旅は恋に似ている。



JAL機内誌 2012 November SKYWORD
木村綾子　本と旅のエッセイより抜粋









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あのトキメキもドキドキも楽しさも
面倒くささもひっくるめて確かに旅は恋は同じだ。
　
周到に準備したって
その通りにいくことなんてないし、
それが楽しいこともあるし
不安になることもあって嫌な思いもあるけど
剥き出しな本音の感情は後々まで残るもの。
旅の記憶はいいこと、嫌なことを含め、ちゃんと思い出に昇華していく。
　
旅は恋に似てしていないと縁遠くなるし。
　
縁遠くなるとそれを手繰り寄せるのにはことのほか体力をつかうのだ
行き違い、思い込み、空回り。
予期せぬ出来事も加わって赤い糸はより細く、頼りなくなってしまう。
恋愛を日常に惚れっぽいのもめんどくさいけど
旅も常日頃、逃げ癖では困るけど
私はいつでも飛びこめる状態でありたいと切に願う。
　
なるほど旅は恋に似て
確かに恋は旅に似ていて
ああ、だから狂おしいほど旅に行きたくなるのだと気が付かされた。
どこかに行きたくなるたび思い出すこのエッセイ
旅は恋だから止められぬ。
いろいろ想像しながら片思いしている恋が一番楽しい。
旅もいっしょ。


さて、冒頭のエッセイ「本と旅」　
副題はバックの隙間に忍び込ませたい一冊。
そのタイトル通り旅と一冊の本が紹介されている。

角田光代　著　『恋愛旅人』



まったく旅は恋に似ていると木村綾子に言わしめた一冊。
読みたいけど暫しの我慢。
本に旅にと片思いを楽しむつもり。
積もった思いを吐き出すのも恋と旅の醍醐味。

ほろよい あんず のまた次回

晩ごはん、ビール冷えてるよとのメールあり。

買物行くのを諦め、
仕事をするのを諦め（いいのかそれで？）
そそくさと家路へ。

この暑さ！ビール万歳！
万歳三唱。

それでいてビールだけでは足りないのも分かっている。
何かのシリアスなドラマじゃないけど病に倒れた医者が
「自分のことは自分が一番、分かっている」と心を閉ざすのあのセリフ。
ニヒルにかっこよく決めましょう。


「自分のことは自分が一番、分かっている」




なので酒追加、買い足しをする。
この時点で本当は自分を見失っているのに気がつかない。
本当に自分のことをよーく分かっているのなら、飲み過ぎなんてならないだろうよ！


ならないだろうよっ！！！



いい気分だから、もれなく絡んであ・げ・る！
っていうよりそれに付き合ってく・れ・て・るあなたに感謝！
あたしに明日はない！←今は強気。
本日の極め付け〆の一杯。
サントリー　「ほろよい〈ひやしあんず〉」
夏季限定　あんず味。

　　

マイ　フェイバリット　フルーツ　
ザクロ、アンズ、ビワ。

ついにアンズ味にたどり着いたのか。
いいとこに目を付けたね、褒めてつかわすとふんぞり返ったところで「杏露酒だね」ということに気がつき一気に目が覚めた感。
しかもあんまし冷えてないことにも気がつきダメ押し。

冷凍庫に氷もなく、きえっ～となったところで冷凍庫の永久凍土地帯から
あんず棒が発見されました。
これなら・・・とあんず棒を氷がわりにほろよい　ひやしあんずを飲む。
ほろよいだったらこんな暴挙には出ないだろうけど。




思ってた以上に美味しいから




両方準備して、また自戒。（次回と変換してくれなかったのは何故？）

恐れ入谷の朝顔市

５時起きして向かった先



恐れ入谷の鬼子母神。
夏の風物詩　朝顔を手に入れるべく入谷へ。
鬼子母神を中心に言問通りに軒を連ねる朝顔屋。
そう本日中日の入谷　朝顔市。
スカイツリーも朝日を浴びてきりりと見える。


色とりどりの朝顔にかこまれたそれはそれは暑い朝。
本当は清々しい朝といきたいのだがアホみたいに朝から暑い。
汗をかきかき朝顔で涼をとる。

目にも涼やかな朝顔たち。



朝顔市は何故、朝が早いのか？
それは朝顔時間で物事が流れていくから。



もちろん昼間、夕方と朝顔は同じように並べられ売れているのだけど、
どんな色の朝顔が咲くかは咲いていないと選べない。
だから朝顔の顔をみられる朝早くを目指すという訳。


早起きする楽しみがあるのなら起きるのも楽しくなるか？
団十郎に会えると思えばしぶしぶ起きていた朝もきっと楽しくなるに違いない。
そうか！！！
小学生の自由研究が「朝顔」というのはそういうことなんだな。
「早く、起きろ」という無言の圧力。
よく考えられていたなと小学校卒業から数十年後の本日、気がつく。

鬼子母神でお参りもして朝顔型　お守りも購入。
そして本日の運勢「中吉」
運気　　「吉なり」の素っ気なさ。



この時間、咲き誇りたるはお守りの造花朝顔のみ。

さて、お目当ての団十郎朝顔。
我が家の本日の団十郎はもう咲き切った。
明日の団十郎に期待する。