日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

ああ、その視線の先のベルサイユのばら

2013-09-29 | ギャラリー
GINZAで絶賛連載中、ベルばら手帖
これがなかなか面白くて
改めてベルサイユのばらが不朽の作品だということを知る。

あの時、夢見る少女だった人たちが貫録のオバサンになってもやっぱりあの夢見る頃を思い起こさせてくれるベルばらのすごさ。


「おお、アンドレイ」
        「オスカル!」


自分の瞳には星が瞬き、見つめる先には黒髪の騎士 アンドレ。
徹底的にオスカルに尽くすアンドレの無償の愛はいつまでも理想で憧れで夢のまた夢。
ちらりと現実を思うも女の妄想力は強さにかわる。
そして出かけたベルばら展。
目をキラキラさせた元乙女たちの熱気であふれる会場内。
豪華絢爛、宝塚の衣装も展示され女子力が上がる。
銀座松屋で見逃して待ちに待った一年後、銀座からスタートしたベルばら展は


  

  


横浜へ。
シュウマイも買って、思わず大満足のポーズ。

   





芸術と食欲の両立をして






会期も残すところあと少し。
強いまなざしの先、目指して行け少女漫画の金字塔

 ベルサイユのばら展




崎陽軒のシウマイ ラバー

2013-09-28 | トラットリア
横浜の駅のキオスク 崎陽軒
独特のシュウマイ香に引き寄せられるお客さん。
横浜駅の売店の前にはお客さんがお会計待ち。
都内のデパ地下はもちろん、近所のスーパーでも真空パックに入ったシュウマイを買うことができるけどやっぱり横浜で買う、崎陽軒のシュウマイは特別なんだろうか。
それとも神奈川県民は格別のシュウマイ ラバー?


かくいうワタクシめもシュウマイをお買い上げ。
横浜に出かけたついで、おみやげというほどではないけどやっぱりあの朱色の包みは横浜のスペシャリテ。
真空パックに入っていないやつ
日持ちは明日までのものをどどどんと30個入り 1080円。
明日までの命のシュウマイ 30個。
ちょっと無謀かと思う 30個。
その30個に恐れをなすどころか背中を押され、気になったこいつもお買い上げ。



崎陽軒 シウマイまん 12個   500円
一口サイズの肉まん、もちろん肉餡部分があのシュウマイです。
シュウマイがぱくぱくとスナック感覚

おぎのやの釜めしおやきを彷彿とさせる秀逸さ。
老舗企業のチャレンジに敬意を表し、これまたパクリ。






さすが横浜の崎陽軒
デパ地下でもみたこともない商品があって思わず目移り。
本日の PM15:00の暴挙 横浜チャーハン。






お腹がへったし、中華街に足を伸ばす時間はないし、そこらへんのチェーン店もやだし
なら、崎陽軒のお弁当をじっくり家で食べようと思ったわけ。
電車の中、抱えたビニール袋からはシュウマイ香。
隣の人にはきっとシュウマイ臭。


とっておきは最初に食べる!
まずはシュウマイからでしょ。
あっ、シュウマイじゃなくシウマイなんだねと初めて気が付いた初、崎陽軒のお弁当。
これであたしもシウマイ ラバー。





水風呂パンダ

2013-09-24 | ドレステリア
Nach(ナッシュ)のアニマルリングを手に入れた。
なんとこのリング、マグカップを洗うようにゴシゴシ洗える陶器製、
衝撃には弱いですけど水には強い。


どれもこれもリアルで邪魔なくらい大きくてカワイイ。
ワニ、ネコ、チンパンジー、オウムにゾウそれからそれから・・・・。
選んでも選んでも、選びきれない!と頭から煙が出る勢い。
これを水風呂パンダ状態という。

パンダは興奮すると水につかる習性があるようで
血、沸き立つ体を水で冷やし冷静になる・・・・らしい。
興奮して熱くなるのは人間だけではないのね。
パンダもね。

NACHのリングを見たときぼっと顔が熱くなった。
物欲の導火線に火が付き興奮状態へ。
水に浸かったパンダは興奮中。
nachのリングを前にあたしも興奮中。
あ~あ、あたし水風呂パンダだわ、そうだパンダだわ、 

  


パンダよね。


  


というわけでNACHのリングはパンダに決定。












宵闇のalice McCALL (アリス・マッコール)

2013-09-22 | ドレステリア
いつものようにしこたま飲んでご機嫌。
家に着くころにはへとへとで
暗い部屋で音をたてないように脱ぎ捨てたワンピースにはいろんな匂いが混じっている。

美味しかったあの一皿
甘い香水
そしてタバコと汗

片方だけ横倒しになったハイヒール
床の上のワンピースは魂をぬかれた死骸のようで
華やかさの欠片のかわりに若干の後悔と疲労がにじむ。


「あんた馬鹿だね」



そんな風に言われているようで数時間前の昂揚感は倦怠感に置き換わる。
外され、放りだされalice McCALL (アリス・マッコール)のネックレス。

  


大ぶりで落とした照明にもきちんと映えるネックレスも
なんだか真夜中の闇ではアンニュイでごろりとそこに横たわる。
2013 A/W 今季からalice McCALL (アリス・マッコール)のアクセサリーがデビュー。
アリスマッコールらしいグラマラスさ。

迫力の一点、それを静かな暗闇で外す瞬間は疲れのピーク。
きっとアクセサリー外すという行為は素の自分に戻る工程の一部ということだ。
それでも明日も、仮面(アクセサリー)をつけてる因果なことよ。





ごっつあんです 

2013-09-21 | ホーム
遠い記憶の光景にて
夕方、一心に見つめる先は大相撲中継。
数年間だけ一緒に住んだ祖父の思い出。
バンゴハン前なのにおやつをつまみながらひとつひとつの取り組みを熱心に見ていた。


ある日の出来事から
「あっ、お相撲の時間」とそそくさとNHKにチャンネルを合わせる。
高見盛の所作を真似て、稀勢の里の勝敗にかたずをのむ
白鵬の強さは安泰で太鼓の音とともにテロップがでてニュースに画面が切り替わる。
夕食の準備をしながら日曜、千秋楽のかわらない光景



数年前の新宿高島屋にて
どうやら佐渡ヶ嶽部屋のトークショウがはじまるらしい。
どれどれとガラスの扉にへばりついてのぞいていたら。
「すみません」
!!!!!!!!!!!!!
声がかかり振り向いたら琴欧州だった。
ちょうどそこが会場への入り口だったらしい。
そのデカさに圧倒されてあわてて飛びのいた。
次々、現れた佐渡ヶ嶽部屋の力士たちは鬢付け油の香りを振りまいて
ゆっさゆっさと目の前を通り過ぎていった 圧巻。


昔、昔から
相撲は神事でその神事に関わるお相撲さんの手形は縁起物で
赤ちゃんをを抱いてもらうとその子供は健やかに育つといわれている。



実は結構、相撲好き。
国技館に行ったことはあるけど、まだ相撲は観に行ったことがない。
今年こそ、今年こそと思いながらも行くのならマス席で!とハードルをあげていることが原因なんだけど。
マス席のお土産の焼き鳥が非常に美味らしいという情報も耳にして相撲熱高まる!

  

相撲熱が高まる中、お相撲さんの箸置きを見つけて購入。
土俵下、腕組みをして集中力を高める力士のあの表情。


そして満を持してむんずとつかんだ塩を投げ、
バチーンと軽トラ級の肉体がぶつかり合う国技、相撲。
やっぱ、相撲は国技館でみたいもの。













中秋の名月、満月の夜のハリーポッター

2013-09-19 | ギャラリー
旧暦8月15日。

今宵、中秋の名月。


  

十五夜とも呼ばれる今宵の月は満月でして
月見をしないなんて、勿体ない。

次回、中秋の名月が満月となるのオリンピックも終わった8年後。
今夜はちゃんと月を愛でなくっちゃ。
次回の中秋の満月がちゃんと見えるとは限らないもの!

そんな月の光に照らされた世界は青白くミステリアスに輝くもの。
それはそれはこんな感じに違いない。









ハリー ポッター

イギリスを舞台に読み手の想像力をフル回転にさせてくれるファンタジー小説。
もちろんその物語の面白さは言わずもがなだけど
ハリーポッターの醍醐味は英国らしさ感じられること
そして映画が空想の世界を映像で補ってあまりあるということか。
個人的には月光のような青白い光が効果的に使われて映画も秀逸だと思っている。
どんどん大人になっていく主役3人の成長のスピードについていけない時もあるけど。
ロンがどんどんオジサンになっていく切なさったら・・・ないよ。



というわけで中秋の名月の夜に向かった先は六本木 ハリーポッター展
満月の夜にハリーポッターなんて、出来すぎたシチュエーション。
読書の秋宣言をしてやっと最終巻、死の秘宝も読み終わったとこ。
このタイミング逃したらもう、行く機会はない。








月あかりのファンタジーは儚いものである。

月をバックに白いふくろう へドウィグが飛んで来るわけもなく、
英国を感じるわけでもなくサラッと終了。
唯一のイギリスらしさといえば
フィッシュ&チップス と ギネス






月夜の晩にまっすぐ家に帰るよりは、有意義に違いないとだけ。
満月ですしそういうことで 2013 中秋の名月のお月見 は終了。








台風一過

2013-09-16 | Weblog
通り過ぎてしまえばあの台風はなんだったのかと思う15:00pm
陽がさしてきて台風一過。
今日一日、あたしは出かけられるわけもなく家でゴーロ ゴーロ。

雨がやみ、風がやみ、出かけるにはもうこんな時間。
それでも3連休が終わるまでにはまだまだ猶予は残っている。
台風の通り道には大きな被害がでたところもあって
科学は進化するとも自然はまだまだ計り知れない力を持っていて人間は非力なものなんだなと
風に揺さぶられ続ける木を見ていた。


台風シーズン、一番最初に来たのがこの大型台風、台風パパ。

 
これはバーバパパ
  


台風の雨風が強ければ強いほど連想するのはハリケーンの名前
女性の名前が付けられた特大のハリケーン。
ヒステリックで傍若無人、手のつけようは一切なし。
誰が女性の名前をつけようかと言い出した定かではないけど
自分の妻やら彼女やらのヒステリーを思い出しながらハリケーンに彼女たちの名前をつけて鬼の首をとっているかと思うと


女も大変だけど、男の人もね。
お互いにね。



ユーモアだね・・・それも特別思い入れのあるブラックなやつ。
それでも1979年以降は男女同権に反するということで男女交互に名づけられているハリケーン。
でもやっぱり名を残したのはアイリーンとかカテリーナとか・・・なのは気のせいか・・。



雨が降らなくても水不足、
雨が降りすぎて浸水
ゲリラ豪雨、竜巻、ほんとそこそこでいいのに何事も過ぎると大被害。
自然のことはどうにもならないけど、
なんとかならないかと台風一過でおもうこと。






オレンジの香り、コアントローのフードフレグランス

2013-09-15 | トラットリア
ご褒美的・・・・な

美味しいガレットがどうしても食べたくて出かける。
眠いけど、昼寝したいけど、食べたいが先。


   睡眠欲<食欲


思い立って出かけるもんでもないけどガレットって美味しい。
りんごが濃いシードルとともにご褒美ランチ。
これがクレープじゃダメなのよね。
甘い香りを漂わせ小さな箱のようなお店からでてくる生クリームべったりなクレープ。
チョコレートやらアイスクリームやらイチゴやらがのってるやつの仲間なんですが月とすっぽん。
無性にクレープを欲することはないけど
がむしゃらにガレットを欲することはある。


   クレープ<ガレット



久しぶりのガレットがあまりに美味しくてもしかしたらクレープも思っている以上に美味しいものなんじゃないかと思い始めている。
食べるなら、



   クレープシュゼット



オレンジのリキュール コアントローが効いた大人のクレープ
あたし大人ですから。


   子供<大人


クレープ シュゼットには通常、グランマニエを使うんだけど
あたしはこのコアントローを使いたい。









シュッとひと吹き コアントローがスプレータイプになる。
いつものコントローよりオレンジがより香るようにされたコアントロー
まさにフード フレグランス。
BBQにも使い勝手が良いペットボトルに入ったこのコアントロー キュイジーヌ。
BBQとクレープシュゼット 想像するだけでヨダレもの




ただいま、ただいま 

2013-09-14 | Weblog
ただいま 再見
你好 にちじょう




ほぼ一か月かかりましたが旅、台湾シリーズも無事に終了。
お付き合い頂き謝謝。
なんだか今回は記事の更新がモタモタとしていてホント時間がかかった。
なぜなのか・・・・まあ、いいか。


旅はいつも現実とはちょっと違う時間が流れていて日常の生活に戻るのにちょっと時間がかかる。
それが楽しいものであればあるほど。
心地よい疲れと、ひたすらの眠気と、脱力感。
この一か月台湾ネタ以外にもいろいろあったけど台湾にまみれた一か月だったともいえる。

日本で楽しめる台湾を探し、ぶつかり、降ってくる日々。
不思議なものでアンテナをはっていると情報っていつのまにかに集まってくるもの。


バンゴハンは近所の台湾食堂でルーローファン
空芯菜は今が旬だからと勝手に炒め物が追加され、


ビールは臺灣ビール。
台北のレストランで台湾ビールをオーダーしたら厚手の小さめのグラスとともに供された。
そのグラスが可愛くて・・・日本からオーダー。
我が家の休日昼用のビールグラスの座に君臨しました。





こうなったら台湾ビールも欲しい、小籠包もまた食べたいと探して出かけた先は
日光亜細亜食品
日本語が通じません!


ここはいったいどこなんだろう、あたしは本当に日本に戻ってきてるんだろうかの状況なのです。
きっと心は台北を彷徨っているんだと思われる。
やり残したもの、次回はこうしよう、ああしよう、台湾の魅力は尽きない。




タイワン、行かない?



さあ、台湾のパイナップルケーキを食べよう

2013-09-14 | Weblog
ゆっくりお茶をいれた。
漂うのは桂花の香り。
すっきとした水色は黄金色をがとけこんでそれだけで気分は上々。


お土産に買ったパイナップルケーキをの箱を開けた。
その瞬間、箱からすべりでてきたのは甘いパイナップルの香り。


桂花の密やかな香りは濃厚な南国の香りにとってかわる。
予期しないほどの濃いパイナップルの香りに訝って整然と並んだパイナップルケーキのひとつを手にとる。
なるほど、なるほど、ビニール製の袋で密封されていないからなんだ。
ひとつひとつ丁寧にパイナップル柄の紙につつまれたその様子はおしゃれというより懐かしさ。


李家大房の鳳梨酥(フォンリイスー)

       










たまたま同じ時期に台湾に言っていた人が買ってきたお土産もやっぱりパイナップルケーキ。
贅沢にも台湾のパイナップルケーキを食べ比べる機会に恵まれたわけだ。


犁記餅店
しっとりとした生地に甘さ控えのパイナップル餡入り

李製餅家のパイナップルケーキはパイナップルが味も香りももっと濃厚で
周りの生地もクッキー生地のようでほろほろとする。
悪く言えばお口の中の水分を全部もっていかれるよう。 要、飲み物!


    


味の好みはいろいろあれどこの素朴さが李製餅家のパイナップルケーキのよさなのかと。
人気のおしゃれ店ではないけど近所の商店街の中にある繁盛店のような雰囲気で
小さいころに食べたおやつを思い出させる郷愁の味。



カステラと牛乳


不意にそんなことまで思い出した。
小さいケーキなのにずっしり、みっちりで思いの外、持ち重りするけど
頑張ったみやげた甲斐があった。


パイナップルケーキと牛乳



台湾茶でパイナップルケーキもいいけど
牛乳と鳳梨酥(フォンリイスー)もなかなか。





【旅 台湾メーター】

観光
開運★★
買物
美味★★★



台湾語でパイナップル(鳳梨)の発音は「オンライ」
繁盛するという意味の「旺来(オンライ)」という言葉と発音が同じなので
実はパイナップルは金運を呼ぶ果実なのだ。
パイナップルケーキが人気なのは美味しいだけじゃなくて金運という意味もあるので開運に★2つ




李製餅家 (李家大房)
台北市林森北路156號


キールンが本店のパイナップルケーキの老舗
ほかにも数種類のお菓子もある。
パイナップルケーキの消費期限は1か月