日々草

「つれづれなるままに・・」日々の事を記す。

Yeah Yeah+ガラムマサラ

2012-10-30 | Weblog
Willy Moon - Yeah Yeah in session on Radio 1


このところ連日のグルグルソング
耳に残って仕方ない。


この曲ってインド映画を連想するのはあたしだけでしょうか?
踊って 踊れ!!!!みたいな。



Willy Moonにガラムマサラをまぶすとムトゥ踊るマハラジャに







ならないね・・・・。



iPodのCMで気になって仕方がなかったWilly Moon




こうやって比べると全く別物なんだけど初めて飛び跳ねるPodを見た時、
英語の曲に聴こえなかったのだ。
一斉に踊りだすこの感じがボリウッド。
どちらもノリノリであることにはかわりがない。
なぜかあたしの中で踊るインド映画にカテゴライズされちゃったWilly Moon
要 チェケラ!


こんな便りが届いたなら

2012-10-27 | ホーム
いつもポストにたっぷり入っているDM。

楽しみにしているものもあればどうでもいいものあり。


楽しみ:ゴミ=1:9



ほぼゴミであるDMでありますが
楽しみにしているのは千駄ヶ谷 SHIZENからのお便り
ちゃんと手書きで一言が添えられて、それはそれは個性的な作家さんの作品の案内が届く。

こんなDMが届きました。



10月27日~11月1日 正島克哉展@SHIZEN
食事の情景が想像できたらその器は間違いない。
あたしもこのお料理を食べたい!


温かいおかずが美味しくなるこの季節を待っていた。
土鍋、直火OKの器も木枯らし季節の前に取り揃う。
多くを語らない作家から生まれる作品は
端正で暖かくて生活を楽しむことを約束してくれそうな耐熱の器。
その作品は雄弁で作家さんの温厚さと実直さをも醸し出す。
丁寧に大切に作られた器たちは
先日、頂いたあの深い色の塗りものの吸椀にもあうだろう。

黒釉の小さな土鍋を取り寄せたばかりなに黒い片手の陶の鍋と平パンを購入。
焼いた葱と焦げ目のついた焼豆腐とつきこんと牛肉のすき焼き風を浅い陶のフライパン 平パンで。
黒いどんぶり大の土鍋はあつあつのチキンラーメンをそのまま食卓へ。

シンプルな器だからこそ料理が映える。



良い買い物をして恍惚となる。
心からいい買い物をしたと納得できるときだけに感じるあの高揚感と満足感。
そうそう味わえるものではなく、
期待しすぎると足元をすくわれてロクな買い物をしかねない。


あまりの幸福感と期待感に酔いすぎて休憩を欲す。
SHIZEN近くのカフェでランチをかねて一休み。


ランチはなかなか美味しかったのだがペラペラの業務用の白い器で
おしゃれな空間だけに白けてしまった。
毒喰わば皿まで
ウマシものは皿までウマイ。


いいものを見て、触れ、心動かされた後、
どうでもいいものをみると本物の真価がわかる。
その差は歴然なんだ。
新米の季節がめぐり、ぴかぴか白米を食べるといつもの白メシが霞むがごとく。



出汁で炊く、キノコゴハンを熱したあの片手の土鍋に盛り付け醤油をたらす。
じゅ
ホントに美味しい器は働きモノ。
想像の食卓ですらきっちり美味なる料理を仕上げてくれる。
冬の洋服を買うのもいいけど、冬支度に鍋をかうのもいい。




グリーンディッシュのカンノーリ

2012-10-27 | ホーム
お散歩に行ってきた。

頑張って歩いた自分へのご褒美と相方へのおみやげは
DEAN&DELUCAのカンノーリ。



ガラスのケースの中に積み上げられたカンノーリがあまりにおいしそうで
久しぶりにスイーツを買ってみる。



カンノーリ
イタリア シチリアの郷土菓子。
さくさくの筒型のパイのなかにふんわり軽いリコッタクリームをたっぷりと。
凝ったお菓子ではないけどこういうのって間違いなく美味しい。
クリーム好きにはたまらないお菓子なのである。

苦目のエスプレッソと共に頂きたいのだが、コーヒーが苦手なあたしはどうしたらいいのでしょう?
リコッタクリームとミルクティーではしつこい。
緑茶では興ざめ
お水ではつれなかろう。
苦肉の策、苦いものつながりでカンパリソーダぐらいしか思い浮かばないのだが。




ぱくり




うめえ。
苦いものつながりでビールも可
ウィスキーにもあうと確信した。
スイーツでも飲んでやろうと酒のみ女子!がほくそ笑む。


白いクリームと真っ赤なドレンチェリーが可愛らしいカンノーリを食べるには
お供の飲み物を考えちゃうが、見てくれも愛でてやらねばと取り出したのは
オランダからやってきたグリーン ディッシュ。


Jeanine Keizer (ジャニーン・ケイザー)の作品であるグリーン ディッシュは
彼女が蚤の市などで集めた食器にグリーンの釉薬を施したもの。
一点、一点まさに出会いの食器たち。
グリーンの釉薬の下からは元の模様がすけてみえる。
最近のIKEAの食器から100年前の古い食器まで色々なグリーンに染まる。
生まれも育ちもカタチも違ういろんな食器が
いろんなグリーンに染め上って生まれ変わる。

青が強い緑
黄色の緑
茶色の緑
翡翠の緑
葉っぱの緑

グリーンディッシュのカンノーリ







この色づかい、美しすぎる。





連行されるロブスター

2012-10-26 | Weblog
お久しぶりの更新です。

疲れ果てて身も蓋もない・・・・・・。
いえいえ、身も心もない。






って今週、実際には何もしてないですけどねぇ~。
仕事に精を出すでもなく
晩ごはんをつくるでもなく
部屋の掃除をするわけでもなく。
おかげさまであっちこっちが溢れかえっている。


そういうときは『時の流れに身をまかせ』、
「なるようにしかならぬ」の心持ち。
楽しみなことがあってそれは思っていた以上に先の出来事で
(単なる日付の勘違いなのだが)それだけで今週はやる気がないの。

秋の日のつるべ落としも
朝のひんやりとした外気もすべてがもの悲しい。
忙しい朝にかぎって、着たい服はしわしわで
頑張って見上げた東の空にオリオン座流星群も見えなかったし、
お気に入り中華料理店の大好きな干し豆腐の辛み和えの味が変わったことにも
ショックをうけたこの一週間。




そうまるで連行されるロブスターのような日々。




まな板の上の鯉ならぬ連行されるロブスター。
一切の抵抗をあきらめ、好きにしちゃって~の心境です。
しかし、木曜日だとおもっていたのに火曜日だったという読み間違い
そういうのって本当にダメージデカいわ~。
今日もいい具合にネガティブだわ~。
栗原類だわ~。








Irregular Choice

2012-10-21 | ドレステリア
やり過ぎ感が漂いますが・・・
はちゃめちゃと言われようが、
「僕はキライ」と男に嫌われようが

どうよ、どうよ、なんのその!
だってだってずばり『Irregular Choice』。





ゴスロリっぽい要素もあって
ロックテイストもあり
変則、反則、型破り。
デコラティブと前衛的なのが身上のデザイン。
まさにIrregular Choice(イレギュラーチョイス)。




本日、こちらの靴が気になってお店に駆け込んでみました。
で履いてみたらルチャ・リブレだった。
靴にルチャリブレの要素を盛り込むとは前衛的ではないか。





靴の正しい選び方。
1、その靴が個性をもっているか眺めてみる。
2、その靴がオブジェとして存在出来るかを見極める
3、その靴が「あたしを履け!」と叫んでいるかを確かめる
4、嫌いな相手にちゃんとダメージを与えられる靴であるかを確認する。


外連のみで靴を選ぶ楽しさ。
履き心地?なんじゃそれ
足が細く見える靴なんてなんてまやかしでしかない。
靴の選び方の概念すら変えて選んでみよう
これぞIrregular Choice。



あたしのイレギュラーチョイスはちょいと大人め。
ゴールド&ブラックの巨大千鳥格子。
ソールは水玉柄で極太段々ヒール。
ゴールドのレギンスに合わせてみようと思う。
ホントにルチャリブレの装いだわ。







実は豪快じゃなく、繊細

2012-10-20 | ギャラリー
映画『南極料理人』をみる。



むさい男所帯で出されるゴハンの美味しそうなこと。
男 8人が暮らす極寒、南極ドームふじ基地。

好きかって振舞う個性的な面々が揃えば色んなことがあるさ。
狭い基地、登らぬ太陽、見渡す限りの白銀。
気分転換のパチンコにも行けない、風邪もひけない(寒すぎてウィルスもいない)この状況。
やっぱり楽しみと張り合いは食卓から。
食事ってエンターテイメントということを確認しました。


ね、


なんの変哲のないラーメンですら娯楽なのである。




美味しそうな料理をたいらげる男たちがこの映画の味を決め
そして、南極料理人 西村に扮する堺雅人の演技がこの作品の味を深める。
言いたいことは言葉でなく表情がしゃべりだす。
真っ直ぐの視線の先には日々の料理。




男の人が料理をつくる姿が正しく描かれていてきゅんとなる
男の人の料理する姿って間違いなくこんな感じ。
家でお母さんが台所にたって料理をするのとは次元が違うんだよね。
まるで楽しんでプラモデルを作る子どもだと思うのだ。

出来上がりを想像して
的確なプロセスを踏み、
理想に近づけるためのコダワリを投入して
時に散財もし丁寧に作るプラモデル。

プラモデルを料理におきかえてもう一度。


出来上がりを想像して
的確なプロセスを踏み、
理想に近づけるためのコダワリを投入して
時に散財もして丁寧に作る料理。

ほらね。
男の料理って実は豪快じゃない。
もしかしたら時間においまくられて作っている主婦の方が豪快に料理をつくる。
やっぱり男をあげるのには料理だよね~料理。
女もだけどね~。






立ち向かっていこうじゃないか

2012-10-17 | Weblog
立ち向かっていこうじゃないか!


とうっ 




圧倒的に負けてる気がするけど・・・。
夏の疲れが今頃ピークになっているような気がする。
夏バテにはならなかったのに何でイマサラ。

あっちこちに出かけているのになんだか感動力にかけている。
いまはきっと、じっと、気をためる時期にきているんだろう。
毎年、鬼門となっている11月を目前にしての小休止。


「あ~  疲れたよう。」
疲れた、疲れたというと鬱陶しく、負のオーラで気が滅入りそうだけど
その疲れもためこむよりは発散させた方がよろしかろ。
今、このカマキリのように戦っている感じ。

うりゃ うりゃ
やっぱり勝てそうな気がしないけど・・・。

それはまるで赤ちゃんの肌かと思ったのだ。

2012-10-16 | Weblog
つるんと艶やかで、瑞々しくって、暖かくって
手のひらに吸い付くようななめらかな肌、木肌。

まるで、赤ちゃんの肌のようだと思ったのだ。

ぽってりと丸く手のなかにしっかりとおさまるお椀が目に前にある。
木曽から友人が手ずから持ち帰ってきた漆器のお椀。


紅葉の生麩の吸い物にしようか、
柚子の香りの白菜の味噌汁もいい。
焼き色をしっかりつけた小さ目のお餅入り善哉なんていうのも乙である。
ツイードのような根菜のポタージュでもしっくり似合うに違いない。


季節の変わり目、早々に風邪をひいたらしく力がでないよぅ。
張り合いのない日々を過ごしつつ、ひたすら毛布にくるまってゴロゴロしている。
たっと帰って、ばっと寝る。
10年来、使ってささくれだった我が吸腕のようだ。あちこちが剥げ、木地もざらり。
まるで今のあたしのよう。
あの時はそれなりに奮発して買ったものだが使い続けるとその本性は自ずと現れてきちゃう。
根来塗りスプーンは使えば使うほど、個性がでてくるのにね。
使い続けて窶れてみすぼらしくなると、個性が出てきてなお、愛着がわくものの違い。
その違いはあまりに大きい。


翳りの美しいあかね塗り、輝きをまして早、十歳。
成長が楽しみな十年後。
赤ちゃんはどんな十歳そしてどんな大人になるんだろうか?












ドゥアルのエクレアとムルギーのカレー

2012-10-11 | ギャラリー
急いで、走って、間に合った 東京ごはん映画祭 6日目、最終の回

『台北 カフェ・ストーリー







おいしい映画をみる16日間と題する東京ごはん映画祭。
今年が3回目、やっと映画館で観ることができた。

大好きな映画がラインナップされるこの映画祭を楽しみにしていたのだ。
ソフィア・コッポラ『マリー・アントワネット」のマカロン
トラン・アン・ユン『青いパパイヤの香り』の空芯菜の炒め
どれもこれも本当においしそうで、
「映画って本当にいいものです」と水野晴郎氏のコメントを思い出す。


予備知識なしに映画を観ることはしないけど
見逃した『ジュリー&ジュリア』も
気になっていた『初恋のきた道』もラインナップされてたとなればこの映画も面白いに違いないと
期待して仕事を放り出し、逃げるように帰ってきた。

この『台北 カフェ・ストーリー』の映画ごはんはエクレア。
姉のドゥアルと妹のチャンアルがオープンさせたカフェを舞台にした物語。
ドゥアルの恋、価値観の変化、大切なものとは・・・台北のおだやかな日常と確信的な手法。
コンセプトはいいのだがもう少しシンプルだと良かったんだけど。
ストーリーの着眼点としては非常に心地よく、映像も音楽もカフェの存在も
台北の景色に相まっていたのだが、もっともっと物語として面白ければ良かったのにちょっと残念。
ただ、カフェでだされるドゥアル手作りのお菓子とエスプレッソが美味しそうだったから
ゴハン映画祭としては合格点をつける。


それよかメイン会場 渋谷イメージフォーラムでハラペコのあたしがごはん映画をみながら心に誓ったこと。



「渋谷 ムルギーのカレーを食べに行こう!」



本日、バックの中には池波正太郎「食卓の情景」の単行本。
しみじみと美味い物を旨そうに食べ、描く作家の食エッセイの美味しそうなことといったら
映画の映像にひけをとらないのだ。

目の前にあるドゥアルの手作りエクレアより池波正太郎が文字だけで描き出す
ムルギーのカレーの美味しそうなことよ。
台北のカフェより渋谷のカレーに軍配上がる。
百聞は一見にしかずといったものだが映像より雄弁な文章が存在するとはね。


渋谷の映画館で満たすもの
渋谷のカレーが満たすもの
今日はなんだかお腹がいっぱいで幸福なのである。





召しませ ワイン

2012-10-10 | トラットリア
家で飲むのにちょうど良い。
スペイン TORRESのワイン


重くなく、軽すぎず。
おかげで牧場が出来上がる。



1ボトルに一匹の牡牛。
牛です。
モーこんなに。
まだまだ牛はおりますの。
はてはて何本飲んでんでしょう?

一匹(一本)、二匹(二本)、三匹(三本)・・・とな。
ワタクシ、牧場主になりました。