いえいえ、冗談です。
原左都子の場合、私なりの医学ポリシーに基づき自身が‘コロナワクチン”接種を拒否せんとしている立場にして。
連日大混雑のワクチン接種会場へ出向くのは避けるべきだろう。
本日先程ネット上で見た表題に関する情報を、以下に引用しよう。
政府、ワクチン打ち手に「救急救命士」「臨床検査技師」追加
加藤官房長官は25日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種を加速するため、自治体や医療機関に対する新たな支援策を発表した。救急救命士や臨床検査技師を新たに接種の担い手に加え、接種数を増やした医療機関への財政支援を手厚くすることが柱となる。
ワクチンの「打ち手」はこれまで、医師や看護師に加え、歯科医師を特例で認めていた。今回、新たに救急救命士や臨床検査技師にも拡大し、打ち手不足に対応する方針だ。政府によると、前者の免許取得者は約6万4000人、後者は約20万人に上るという。加藤氏は「必要な検査体制、救急搬送体制に支障がない範囲でできる限り協力をいただきたい」と述べた。
これに加えて加藤氏は、薬剤師には接種前の問診や接種後の経過観察に、診療放射線技師については経過観察にそれぞれ協力してもらいたい考えを示した。
(以上、ネット情報より引用したもの。)
私事及び私見に入ろう。
上記ネット情報を読んで一番驚いたのは。
「臨床検査技師」資格取得者数が、約20万人と少ないことだ。😲
私の場合、「臨床検査技師」制度が制定されて3年目に医学部同コース3期生として入学している。 要するに、未だ創設期に「臨床検査技師」を目指したという訳だ。
それ以前に何年か「衛生検査技師」との資格があったが、時代の趨勢に応じその発展形として創設されたのが「臨床検査技師」資格である。
当時その名が世間では未だ周知されていない時代背景であり、「医学部で何を学んでるの?」と聞かれ説明しても、その反応が芳しくなかったものだ。
「臨床検査技師」数が少ない事実に関して、私なりに考察するに。
現在では、‘医療先端技術”を学ぶ大学コースが充実してきており、臨床医学ではなく基礎医学に従事するにはそれで充分であるのだろう。
私など医学部卒業の臨床検査技師にして、当時としては大変珍しく‘臨床現場(病院等々)”への就職を避け、民間医学企業への就業を希望しその分野にて活躍した身だ。 その後も多少のフランクの後に、理化学研究所へ再就職して基礎医学研究に携わった。 要するに「臨床検査技師」国家資格は必要なかったとも言えるのだが。 ただ、実際研究内容が「医学」である場合、大学医学部にて鍛えられた医学知識が大きくものを言ったともいえる。
話題を変えよう。
少し前に「薬剤師」にもコロナワクチン接種をさせるとの政府の発表があった。
あれを聞いて、私など違和感が否めなかったものだ。
というのも、そもそも「医学部」と「薬学部」は別分野と解釈するべきだろう。 それに比して、「臨床検査」とはバリバリの“パラメディカル”分野である。
「薬剤師」に注射ができるの??? と不思議に思っていると、やはり(おそらく政府の早とちりであったようで)、その後薬剤師には接種前の問診や接種後の経過観察を担当させると訂正したようだ。
「臨床検査技師」とて、(我が認識では)職務上注射業務は担当しないはずだ。
ただし臨床検査技師の場合は“採血業務”が必須なのだが、この技能が十分に注射業務に活かせそうに考える。
その採血に関しては、医学部学生時代や就業後の業務に関して様々な思い出がある。
まずは、学生同士での採血練習を課せられる。 相手が身近な学生であるため、「痛かったら言ってね」だの「いつもどの辺に針を入れてる?」だのと相談しつつ練習に励めるため気が楽だ。😷
これが一旦病院実習ともなれば、患者さん相手にそんな発言ができる由もない。 ここは一発集中で針を刺すしかない。 どうしても腕から血管が見えない患者さんも少なからず存在した。 そんな場合は、‘イチかバチか”だ! これが奇跡的に命中したりして、患者さんから「私の腕から一発で採血できたのはあなただけよ。」などと褒められても、実際は冷や汗ものだった。😖
そんな経験がある私の予想によると、「注射」は「採血」よりも難易度が数段低そうに想像する。
テレビ映像で‘コロナワクチン接種”現場映像を見る機会が多いが、我が感想によれば針のさし方に大きなバラつきがある印象だ。
あれで特段の事故もなく何とかなっているのならば、私でも十分用が足せそうだが…
いえいえ冒頭で述べた通り、我が医学ポリシーに基づきコロナワクチン接種を拒否する身にして、決してワクチン打ち手には応募しません!