おはようございます。スプラムの竹内幸次です。今日は創業を目指す25名を対象にビジネスプラン作成の演習を行います。当講座も終盤に入り、現実的な個々のビジネスプラン作りの段階になりました。
よいビジネスを実現するためのビジネスプランは、不確実性と仮説の固まりであり、また、全体最適性のために、分部的な不整合やアンバランス性を孕んでいるものです。
例えば、以下のようなことがあります。
・粗利益率を上げたい→売価を上げる→売上数量が伸びない
・粗利益率を上げたい→仕入値を下げる→問屋が優良商品を他店に優先販売してしまう
・人件費を下げたい→従業員の士気が低下する→接客が悪くなり顧客満足が低下する
経営はバランスを保つ活動です。1つ突出した分部があると目立つのですが、全体としてみた場合にはアンバランスになるものです。そう、経営って「おにぎり」のようですね。とんがった分部を残しながらも、徐々に丸めて全体として1個を形成していく。
御社ではバランスを重視していますか?そのバランスをことが社内に理解されていますか?
株式会社スプラム代表取締役
竹内幸次 中小企業診断士
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