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おはようございます。経営コンサルタントの竹内幸次です。今日の横浜は曇天です。
今日は商売の仕組みに関してです。スーパーマーケット等では食料品に消費期限(5日以内)や賞味期限(5日を越えるもの)の説明がされていますよね。勿論法律に基づく表示です。
例えば、今夜の料理で使い切ってしまうのに一番奥の消費期限がもっとも長い商品を選んでいませんか?陳列前面の商品をぐちゃぐちゃにしてまで、もっとも奥の商品を選ぶ消費者にお店側は正直困っているのです。
賞味期限は「美味しく食べられる期限」のことです。賞味期限を表示した食品は傷みにくいので、期限を過ぎても、すぐに捨てる必要はないのです。
賞味期限が切れていてもすぐに食べられなくなる訳ではないのです。上手く調理して無駄な廃棄を少なくしましょう。エコの観点ですね。
また、お店の経営の観点からは日付が古い商品が売れ残り、消費期限を過ぎるとロスになります。ロスは原価や費用に計上されるため、ロスが多いと経営は赤字になってしまうのです。赤字が続けばお店は倒産します。
・日付が新しい商品を必要以上に選び過ぎるとお店は倒産してしまう
消費者の皆さん、今夜使う食材なのか、数日後に使う食材なのかによって、日付を選ぶようにしましょう。その消費行為がお店や地域や地球にどのように影響するのかを考えて消費するのです。
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すごく考えさせられた記事でした。
ウチの場合、農産物の生産者の方々と深い繋がりがあるので「食物」は「いのち」という実感があります。
いのちは食材だけでなく、人もいのちなのだから、食材を大切にすることは、お客様も社員も大切にすることだと伝えています。
でも、偉そうな事を言いながらSMでは牛乳の消費期限を気にする自分の弱さに気付かされました(笑)