─── 経営をもっと身近に、もっと確かに ───
おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は川崎のサービス業のコンサルティング、午後も川崎で経営革新塾の打ち合わせ、夕方からは横浜の中小企業のネットショップ開業のコンサルティングをします。
今日は禁煙条例に関してです。神奈川県知事は「私は、神奈川県において、公共的なスペースは原則として禁煙にしていきたい。それを条例という形で神奈川県のルールにしていきたいと思っております」と述べています。
これに対して(社)日本たばこ協会は公式に意見書を出しています。
「神奈川県公共的施設における禁煙条例(仮称)」についての意見と提案
http://www.tioj.or.jp/topics/pdf/opinion.pdf
同意見書を一部抜粋すると以下です。
「大切なことは『公共的施設』にもさまざまな種類があり、幅広い観点を踏まえた十分な議論がなされる点であると思います。(中略)従いまして、条例の検討に当たっては、施設の種類に応じた規制とすること、また健康増進法など既存の法律などともバランスのとれた条例とされるよう、提案します。」
「バー、レストラン、ホテル、パチンコ店など、利用者が多数の同業施設から選びやすいものについては、喫煙についての決まりを定めるにあたり、事業主の裁量が尊重されるべきであると考えます。」
私の価値観で常に上位にあるものは、多様性、選択可能性ということ。選べない社会にしてはいけない、と思います。
ですから、飲食店も禁煙店、喫煙店を事業主が選択し、その店を顧客が選択するということが好ましいと考えています。また、選択が正しくできるように、店の外やホームページ等で虚偽なく喫煙可、分煙、完全禁煙等の説明をする必要があります。
ただ、規制で全店禁煙にした方がむしろ飲食店は嬉しい、という意見もあります。「条例なのですみません」という言葉を常連の喫煙者に言えるからです。中小飲食店の本音ですねよ。
今はタバコを吸わない人の方が多い時代。しかも吸わない人の多くが単に自分が吸わないのではなく、タバコの煙を極度に嫌う人です。勿論タバコを吸わせる飲食店も嫌ってしまう傾向にあります。
飲食店、とくに神奈川県の飲食店の経営者の方は、大きな決断をする年になると思います。
▲湘南のレストランで。GW中は完全禁煙にするようです
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竹内幸次の「禁煙」をテーマにしたブログ一覧
2008年4月30日(水)14:25 TBSラジオ「いきいき企業応援隊」に竹内幸次が出演します!
http://www.anshin-zaidan.or.jp/radio/index.html
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士 経営士 1級販売士 イベント業務管理者
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タクシー同様、「選びようがなく禁煙」になったほうが、小さな飲食店など分煙していないところは、かえって好都合だと私も思います。
竹内先生に嬉しいご報告です
毎朝日課のGooブログの編集画面を開いて、我が目を疑いました。訪問者数6,073人。他のプログデータの読み込み間違い?悪い噂が流れたのか?嬉しさより心配が先に立ちましたが、アクセス解析を調べてな~るほど、納得。
Yahooニュース『加齢臭を撃退』の記事に以前の私のブログ記事が紹介されたためでした。
ニュース掲載のお陰、後にも先にも1日限りのブレイクだと思いますが、ギャンブル系や覗き見趣味的なブログが上位を占める中で、100万6千件のプログアクセスランキング中、第9位にランキングされたのはビジネスブログとしてチョッピリ誇らしく思いました。竹内先生のご指導の賜物と感謝しています
早速、セールスのブログ記事を追加しました
零細飲食店を経営していてこの禁煙の問題は常に悩み続けていました。 私自身、ヘビースモーカーの父の影響大で辛い思いをしておりますが、小さな店の中で煙が充満したあの状態はとてもガマンが出来ません。
もう15年近く前から分煙を始め3年後にトイレ側に喫煙所を設けさらに3年後に完全禁煙に移行し出口脇に喫煙所を設けました。
そしてさらに3年後、この喫煙所を駐車場奥に移してしまいました。 現在ではほぼ煙がお客様にたなびく事はなくなりました。 でもまだ改善の余地はあるとおもっておりますが。
当然客数の減少がありましたが経営者の決断ですね。
飲酒運転もしかりで、自分の店の理念・ポジションをどうするかで決まります。
どんどん経営者に厳しい、でもやりがいのある時代になってますね。 知事を熱烈応援してます。
さっそく今日からブログに「禁煙」を書き入れるようにします。 CIAO
この認識=だから店舗の禁煙という認識は安直でしょう。
喫煙率で言えば男性の20~60歳の有職人口の喫煙率は未だに高く5割に近い。外で働くということはイコール昼食も夕食も外で済ませることが多いということです。
疫学にしても、平均貯金額にしてもそうですが統計の使い方が可笑しいのは多いですね。