じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

世代意識

2015年01月06日 | ブログ

ランチを30代前半の方と一緒にした。
私が企画した合コンの仲介をしてくれたお礼を兼ねて。
彼も入社して10年あまり、あまりゆっくり話をしたことがなかったのですが、彼のみならず、この世代の方には色々疑問があるんですね。
特に、彼等の世代からみると、「自分たちの目からみると合理性がないこと」「常識とは考えられないこと」が、なぜ企業ではまかり通っているのか?といった感じ。
おそらく、下記のようなことも含まれるかもしれません。
他の同世代の方からよく聞くのは、
➤社内の飲み会でなんで先輩にお酌しなくちゃいけないの?
➤大企業を選んだ君は安定志向だと言われるが、大企業が安定なんて思ってないのに、なんで上の世代はそう思うのか?
➤こちらは目をみて挨拶するのに、なんでPC等見ながらしか挨拶しないのか?
私もそうだったと思いますが、社会って単に機能性・合理性だけではなく、一定の規範のもとで動いていたり、自分とは違う世界観を持った人達が沢山いて、一つの正解があるわけではないこと、自分のやりたいことを実現するためには、その共通言語に沿ったコミュニケーションが不可欠であることに、必ずしも気づいていないんだと思う。
確かに、合理的に考えれば、飲み会でお酌なんてする必要はないと思います。
でも、色んな世代が入り混じって構成されている社会・会社で、そんな些細なことで、他者にマイナスの印象をもたれたら勿体ないなぁと。
特に、仕事の実績がまだ十分ではないけど、可能性のある若い時は。
若い時に一番大切なのは、外部・周囲の人からの「信頼」を勝ち取ることだと思うんです。
信頼がある人には、多くのチャンスが回ってくる。
逆もまたしかりで、信頼を勝ち取るためには、単に自分の仕事だけを着実にこなせばいいというわけではなく、周囲・外部の人達とどのように接っしているかという姿勢も見られているいるのでは。
勿論、本当に自分にとって大切なことであれば、守る必要はないのかもしれませんし、そういうことを許す会社を選べばいいのかもしれません。
でも、そこまでではないのであれば、本当に大切なものを守ったり、いい仕事をするためにも、色々と気を使うことが必要なのではと思う。
翻って考えると、こういうのって、今の世代だけでなくて、私なんか、はねっかえりの代表みたいな社員でしたので、いつの時代も同じなのかもしれません。
こういうことを書いておきながら、私のような社員がいたら絶対許容しないであろう自分に嫌気がさしますが(笑)