じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

駆け込み需要

2014年03月18日 | 社会・経済

消費税増税まで残り2週間。
入ったコンビニでは、レジ上にタバコのまとめ買いの予約を受け付けるというポップがぶら下がってい た。
月末にカートン単位の販売を、予約客に限って販売するというもので、駆け込み需要は比較的「価格層の高い耐久消費財」から、「保存のきく低価格の消費財」に主戦場が移ってきた気がする。
この駆け込み需要ですが、前回の増税時の駆け込み需要とは様相が少し違う気がします。
色んなメディアでは、駆け込み主力部隊はシニアだと分析していて、多いのが、住宅の購入・リフォームや自動車の買い替えらしい。
そうなると、次の増税タイミングです。
前回の増税時にシニア層の主力である団塊世代は50歳前後の働き盛りだったのですが、今回は65歳超。
そして、自動車の保有・耐用期間は年々伸びて、10年以上は乗り続ける方が増えている。
団塊世代は10年経つと、後期高齢者の仲間入りをして、多くの人は免許証の更新を躊躇するような歳になるわけで、今回は単なる需要の先食いではないかもしれない。
言い方は悪いが、「最後の晩餐」になってしまう可能性もあり、自動車販売台数はこの3月を上回ることがないかもしれません。
もしかすると白物家電も(メーカーの方ごめんなさい)。
そうならないよう,アベノミクスの第四・第五の矢に期待したいところです。
逆に、時々私もブログで書いていますが、観光産業はまだ期待が持てる気がします。
何故か、買いだめができませんから(笑)
それに主力の団塊世代は年齢別人口が200万人超で、新生児の倍以上。
大いに期待したいところです。
ちょっと話の視点は違いますが、新生児100万に対し、残念ながら事情により生を受けられなかった子どもが30万人もいるという事実がとても悲しい。