じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

近所のお話

2014年03月06日 | エンターテイメント

私の勤務先がある御徒町はなかなか面白い街。
基本は中小企業・個人経営の店舗が多く、韓国・インド関連のお店も多数。
その中で、ひときわ目を引くのが"遊技場"関連会社。
そう、パチンコ関連会社のビルが乱立しています。
このイントロからどういう話になるかと言うと、「経済センサス」の確報版が出たので軽~く読んでみた。何せ膨大な量なので。
一般的に、国の経済成長段階は、未発展の段階は農業や資源開発といった"一次産業"が中心、発展段階は"二次産業"が基幹産業となり、日本もそうですが成熟国家では"三次産業"中心の経済構造になると言われている。
その三次産業の中でも、サービス業のウエイトが高いのが成熟国家の特徴と言われている。
前述のパチンコ業界もサービス業ですが、実はこれまで、工業・商業統計のような売上データや付加価値も含めた調査は行われておらず、事業所数・従業員数などに限られ、売上データは調査対象外だったようです。
昔、広告代理店からプロモーションの提案を受けた時のデータ集にあったと記憶していますが、前述のパチンコ業界はバブル末期の90年代には30兆円産業と言われていたはず。
ところが、今回の経済センサスでは20兆弱で、2/3に縮小していた。
他の遊びに移ったこともあるでしょうが、"遊ぶ"お金が減ったことを如実に示すもので、デフレダメージの大きさを現わしていると思う。
幸い私は、パチンコは予備校時代の1年間しか関わっていない(それが一番まずいのですが)ので、"遊ぶ"お金についてはデフレダメージを逃れることができたような気がする。
こういうデータを、仕事と関係付けないで眺めるのは結構楽しめます。