冷房病はクーラーの効いた部屋から暑い外に出たり、逆に暑いところからクーラーで冷えた室内に入ることで、自律神経が不調になって起こる自律神経失調症と思っていたのですが、汗を出す汗腺の働きが衰えることからも発症するといいます。
大阪府健活マイレージ・アスマイルの健康コラム「汗が出る仕組みを知って、汗かき上手になろう」を読んだら、私たちの汗腺はおよそ200万個~500万個あるといわれ、その数は3歳前後までに遺伝や生活環境の影響を受け、形成され、その後死ぬまで数が変わることがないとされます。
通常働いているのは、その半数程度で能動汗腺と呼ばれます。能動汗腺は使われないと2~3年後にその働きが衰えてくるため、これが冷房病をひき起こします。病名は能動汗腺衰退症です。
クーラーが効いた部屋に閉じこもり、汗をかかない生活を続けると、老廃物がたまり、べとべとした悪い汗しかかけなくなり、不快の原因になります。
患者さんを施療する整骨院はクーラーを効かさなければなりませんが、休憩時間はできるだけ外出してしっかり汗をかくようにします。
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