創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

芸術の秋

2014年11月05日 | 日記

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  マンゲツ


秋降る雨は冷たく寒い。
これからの冬を予想するかのごとく、
北風を伴って容赦なく吹き付けてくる。
北陸に住んでいるのだから甘んじて受けよう。

雨が上がった朝、
窓辺のマンゲツが朝日を受け美しい。
ついこの前までは色付いたかな、くらいだったが、
今では緑色を見つけるのが困難になった。

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 日本伝統工芸展


石川県金沢市では様々な美術展が開催されている。
10月31日~11月9日まで、日本伝統工芸展が開催。
日本三大名園、兼六園横にある県立美術館で行なわれている。

31日は開会式、研究会などがあり出席した。
午前9時半~午後5時近くまで美術館にいた。
展示会最終日9日は搬出作業で再び美術館に出かける。

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  壺


伝統工芸展と並行して別の展示会も行われていて、
3日には再び金沢の中心にあるデパートに出かけた。
街路樹が紅葉しており、風が吹くたびに舞い上がっていた。

何故だか無性にピアノ曲が聴きたくなってしまった。
こじんまりとした店の椅子に座り、バーボン片手にピアノを聴く。
秋の夜長にふさわしいシャンソン、それともジャズがいいか。

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  口作り


と、他愛のないことを思いながら浮かんだ形を作り上げている。
工房に設置してあるステレオをホール用に設定し、音量を上げ、
サラウンドを利かせてピアノ曲に包まれて作品を作っている。

我が家の周りは垣根や庭木で囲まれていて、
かなりの音量でもご近所に迷惑をかけることはない。
工房でも家の中でも大音量で音楽を楽しんでいる。
とは言っても静かなメロディーラインの曲ばかりだが。

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   白山


雨も上がり、ようやく晴れて散歩にも出かけられた。
少しガスが掛かっているが、遠くに白山がどっしりと佇んでいた。

堤防には侘しさを感じさせるススキの穂が風に揺れていた。

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   ススキ


遠くを眺めたり、川の流れを眺めたり。
渡り鳥の姿もチラホラと。

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   飛行機


そうこうする内、急ぎ足で太陽が沈もうとしていた。
私の後ろのほう、山の向こうから飛行機が降りてきた。
午後5時過ぎ、どこから飛んできた飛行機だろうか。

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   夕焼雲


西の空には夕焼雲が浮かんでいた。
赤と黒の対象が美しく珍しい。

しばらくは良い天気が続くだろう。
秋の日暮れは早い。足もとが見えるうちに帰らねば。


コメント
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