9月18日、個展搬入のため、あさ小松出発。 前回と同じく一般道をゆっくりと。
志賀町・ヴィトレの丘・に近づいたころ、目の前に海が開けて何処からともなく
潮の香までもが車の中に入り来て、能登半島の真ん中へきたことを実感した。
ふーっと何気に海を眺めていたら、突然目に飛び込んだ海上自衛隊の自衛艦隊群。
一体何事? 原子力発電所からそれ程も離れていない。 それにしても数が多すぎる。
5、6隻の自衛艦隊が岸辺近くまできている。
何があるのだろう? そう思いつつ、ロードパーク 「 滝 」 眺望台に上ってみた。
同じ思いの人もいるらしく、それぞれが思い思いにカメラを向けていた。
しばらく様子を眺めつつ、最近隣国の核問題や、あちこちで勃発している世界情勢の不穏な
変化があったことも影響しているのかと、思わずにいられなかった。
人の欲望にはキリは無く、それぞれ互いの利害関係はあろうとも、
何とか妥協点を模索しつつ幸せな暮らしが実現できるようにと、
目の前の物騒な自衛艦隊を眺めて次へと向かった。
ヴィトレの丘には午後から搬入作業にかかればよいと、
先日立ち寄らなかった能登金剛、巌門を訪れた。
海上自衛隊の自衛艦隊付近はいかにもカモフラージュしたがごとく、何となくモヤっていたが、
巌門まで来ると天候もよく、波も穏やかだった。
季節も観光シーズン真っ盛り。駐車場にはあふれんばかりのバス、そして旅行者。
数年前、仙台のお客様がこられた時、一緒に訪れた能登金剛、
その時は 11月23日、 初冬の風情でそれなりに趣があってよかったのだが、
肝心の巌門は海が荒れていて岩場に下りることも出来ず、観光は出来なかった。
今回は運よく、夏の名残の暑ささえ我慢すれば、最高の観光日和。
多くの方々が観光遊覧船に乗船し、奇岩が迫り来る海岸線を海上から楽しんでいられた。
潮の香を深呼吸で胸いっぱいにし、何となくオゾンを浴びた心もちになり、次へと向かった。
能登金剛・巌門・から数分北上すると、見えてくるのは能登二見。
いわれのある、機貝(はたご)岩の物語、能登にはこのような景勝地がそこかしこに存在する。
搬入時間も迫りきて、車をユーターンしヴィトレの丘に向かった。
作品が引き立つようにと、一点一点を吟味しながら陳列配置を考え、2時間余りで陳列作業も
無事完了し、良い個展になるようにと祈りつつ、夕方ヴィトレの丘を後にした。
9月19日
9月19日、中能登志賀町・ヴィトレの丘・個展が始まった。
初日は静かな出足。
個展前に何点か展示してあり、それをご覧頂いた方が私を待っていてくださった。
お客様は美術品に造詣(ぞうけい)の深い、志賀町のご住職。
お話しが素晴らしく、また私の話しにも耳を傾けてくださり、知らぬ間に時間が経過していた。
気づけば太陽も傾き、画廊の中に差し込む光が金色に輝き始めた。
時間もそろそろ6時前。
ゆったりとした時間が流れ、ご住職からも貴重なお話も伺え、有意義な初日だった。
そして今日20日、近隣のお客様や、金沢からのお客様にもお越しいただきました。
台風の影響を心配した個展の始まりでしたが、穏やかな日和に恵まれ、嬉しく思っております。
始まったばかりの、「 ヴィトレの丘・個展・ 」
皆様方にぜひお出かけいただき、静かな環境の中での展示会をお楽しみ頂きたく願っております。
志賀町・ヴィトレの丘・に近づいたころ、目の前に海が開けて何処からともなく
潮の香までもが車の中に入り来て、能登半島の真ん中へきたことを実感した。
ふーっと何気に海を眺めていたら、突然目に飛び込んだ海上自衛隊の自衛艦隊群。
一体何事? 原子力発電所からそれ程も離れていない。 それにしても数が多すぎる。
石川県志賀町、ロードパーク 「 滝 ・眺望台 」 沖合い数百メートルに、5、6隻の自衛艦 |
少しずつ岸から離れる自衛艦隊 |
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かなりの装備をした、自衛艦隊 |
5、6隻の自衛艦隊が岸辺近くまできている。
何があるのだろう? そう思いつつ、ロードパーク 「 滝 」 眺望台に上ってみた。
同じ思いの人もいるらしく、それぞれが思い思いにカメラを向けていた。
しばらく様子を眺めつつ、最近隣国の核問題や、あちこちで勃発している世界情勢の不穏な
変化があったことも影響しているのかと、思わずにいられなかった。
人の欲望にはキリは無く、それぞれ互いの利害関係はあろうとも、
何とか妥協点を模索しつつ幸せな暮らしが実現できるようにと、
目の前の物騒な自衛艦隊を眺めて次へと向かった。
ヴィトレの丘には午後から搬入作業にかかればよいと、
先日立ち寄らなかった能登金剛、巌門を訪れた。
海上自衛隊の自衛艦隊付近はいかにもカモフラージュしたがごとく、何となくモヤっていたが、
巌門まで来ると天候もよく、波も穏やかだった。
季節も観光シーズン真っ盛り。駐車場にはあふれんばかりのバス、そして旅行者。
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遊覧船・ガンモン |
数年前、仙台のお客様がこられた時、一緒に訪れた能登金剛、
その時は 11月23日、 初冬の風情でそれなりに趣があってよかったのだが、
肝心の巌門は海が荒れていて岩場に下りることも出来ず、観光は出来なかった。
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巌門から遊覧船を見る |
今回は運よく、夏の名残の暑ささえ我慢すれば、最高の観光日和。
多くの方々が観光遊覧船に乗船し、奇岩が迫り来る海岸線を海上から楽しんでいられた。
潮の香を深呼吸で胸いっぱいにし、何となくオゾンを浴びた心もちになり、次へと向かった。
能登金剛・巌門・から数分北上すると、見えてくるのは能登二見。
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能登二見・機貝岩(はたごいわ) |
いわれのある、機貝(はたご)岩の物語、能登にはこのような景勝地がそこかしこに存在する。
搬入時間も迫りきて、車をユーターンしヴィトレの丘に向かった。
作品が引き立つようにと、一点一点を吟味しながら陳列配置を考え、2時間余りで陳列作業も
無事完了し、良い個展になるようにと祈りつつ、夕方ヴィトレの丘を後にした。
9月19日
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羽咋市を過ぎたあたりから見えてくる 標識 |
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福浦港からはヴィトレまですぐ |
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ペンション村の案内 |
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道路わきの、ヴィトレの丘の入り口 |
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ヴィトレの丘・エントランス |
9月19日、中能登志賀町・ヴィトレの丘・個展が始まった。
初日は静かな出足。
個展前に何点か展示してあり、それをご覧頂いた方が私を待っていてくださった。
お客様は美術品に造詣(ぞうけい)の深い、志賀町のご住職。
お話しが素晴らしく、また私の話しにも耳を傾けてくださり、知らぬ間に時間が経過していた。
気づけば太陽も傾き、画廊の中に差し込む光が金色に輝き始めた。
時間もそろそろ6時前。
ゆったりとした時間が流れ、ご住職からも貴重なお話も伺え、有意義な初日だった。
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夕日を浴びた作品 |
そして今日20日、近隣のお客様や、金沢からのお客様にもお越しいただきました。
台風の影響を心配した個展の始まりでしたが、穏やかな日和に恵まれ、嬉しく思っております。
始まったばかりの、「 ヴィトレの丘・個展・ 」
皆様方にぜひお出かけいただき、静かな環境の中での展示会をお楽しみ頂きたく願っております。