一昨日の夜にJスポーツ4で放送された今年の世界選手権・女子フリーの録画。24人のフリーに出場した全選手の演技の映像を全て見終えました。
某フジテレビの放送のように、しつこいくらいのSPのおさらいも一切なし。また実況アナの絶叫もなし。何かと邪魔なゲーノージンも、もちろんいない。
最初の選手の演技から表彰式、そして記者会見まで淡々と映像が流れて行く。
特に最終グループの時は副音声の会場音だけで演技を見る。素晴らしい音楽と素晴らしい演技が、ストレートに伝わってくる。
実力の全てを出し尽くすことが出来た選手、残念ながら持てる実力を出し切ることが出来なかった選手。
選手各自、それぞれの思いが淡々と流れている映像の中から伝わってきて、これが世界選手権の重さか!と痛感する。
フィギュアスケートの放送は、こうありたいものです。
また演技後の外国選手のインタビューもあり、これも嬉しかった。ここも某フジテレビと違うところ。
ベストの演技が出来たアレーナ・レオノワやアシュリー・ワーグナーの嬉しそうな表情と弾む声、反対に悔しさをどこにぶつけたらよいのかわからないコメントのエレーネ・ケデヴァニシヴィリの表情。
また鈴木明子さんと村上佳菜子さんが抱き合う姿。そして、それを見つめる高橋成美さんの後ろ姿。何かほのぼの感が伝わって来ました。
私自身、鈴木明子さんの3位は今も嬉しくてたまらないのですが、その反面、アリッサ・シズニーと浅田真央さんが心配でたまらない。
アリッサ・シズニーの演技を見ていて本当に辛かった。
かなりケガが深刻な状態なのであろう。早くベストのコンディションに戻って、あの美しい演技を見せて欲しい。
そして浅田真央さん。
インタヴューでも「ショートでもフリーでも力を出しきれなかった」とコメントしています。
まだまだ長いトンネルの中のようである。トンネルを出ていたようで、まだ出ていなかったトンネル。そんな感じである。
今回、明暗を分けた鈴木明子さんと浅田真央さん。
この前、ゆういち様からの中日新聞に掲載された記事の情報が今も心に残っています。
>20代後半になって3回転-3回転のジャンプを手に入れた鈴木明子さん・・・その陰には荒川静香さんあり。
「アイスショーで共演した時はいつも跳ぶ軌道やこつを教えてくれた。練習中もさりげなく目の前で跳んでくれた。小さな体で力任せに跳ぶ若手のジャンプよりも、大人の体でこなすジャンプは何倍も参考になった。」
若手のジャンプから大人のジャンプへ。真央さんの演技を見ていて、ふと上記の記事のことが頭の中をよぎりました。
年齢的に、真央さんは今、分岐点にきているのかもしれません。
荒川静香さんがトリノ冬季オリンピックで金メダルに輝いたのは24歳の時。荒川さんが何を克服してオリンピックで頂点に立ったのか?いろいろ考えさせられるものがあり、きちんと検証すべきでしょう。その荒川静香さんと縁の深い佐藤コーチ夫妻のもと、さらなる精進が続くでしょう。
今回の世界選手権ではジャンプでは残念な状態でしたが、その他のスピンやステップは、やはり素晴らしく、あれだけジャンプをミスしたにもかかわらず今回6位に留まったということは、やはり浅田真央さんは並の選手ではないという証だと私は強く思っています。
トンネルの中にいて6位ですから、トンネルを完全に出た時を楽しみにしています。
それにしても最終グループで日本人選手が3人登場したのは圧巻でした。そして3人全て6位以内である。
大昔、札幌オリンピックからフィギュアスケートを見続けている者にとって、こんな時代がくるとは夢にも思いませんでした。
来シーズンも日本のフィギュアスケート界が素晴らしいシーズンであることを願うばかりです。
某フジテレビの放送のように、しつこいくらいのSPのおさらいも一切なし。また実況アナの絶叫もなし。何かと邪魔なゲーノージンも、もちろんいない。
最初の選手の演技から表彰式、そして記者会見まで淡々と映像が流れて行く。
特に最終グループの時は副音声の会場音だけで演技を見る。素晴らしい音楽と素晴らしい演技が、ストレートに伝わってくる。
実力の全てを出し尽くすことが出来た選手、残念ながら持てる実力を出し切ることが出来なかった選手。
選手各自、それぞれの思いが淡々と流れている映像の中から伝わってきて、これが世界選手権の重さか!と痛感する。
フィギュアスケートの放送は、こうありたいものです。
また演技後の外国選手のインタビューもあり、これも嬉しかった。ここも某フジテレビと違うところ。
ベストの演技が出来たアレーナ・レオノワやアシュリー・ワーグナーの嬉しそうな表情と弾む声、反対に悔しさをどこにぶつけたらよいのかわからないコメントのエレーネ・ケデヴァニシヴィリの表情。
また鈴木明子さんと村上佳菜子さんが抱き合う姿。そして、それを見つめる高橋成美さんの後ろ姿。何かほのぼの感が伝わって来ました。
私自身、鈴木明子さんの3位は今も嬉しくてたまらないのですが、その反面、アリッサ・シズニーと浅田真央さんが心配でたまらない。
アリッサ・シズニーの演技を見ていて本当に辛かった。
かなりケガが深刻な状態なのであろう。早くベストのコンディションに戻って、あの美しい演技を見せて欲しい。
そして浅田真央さん。
インタヴューでも「ショートでもフリーでも力を出しきれなかった」とコメントしています。
まだまだ長いトンネルの中のようである。トンネルを出ていたようで、まだ出ていなかったトンネル。そんな感じである。
今回、明暗を分けた鈴木明子さんと浅田真央さん。
この前、ゆういち様からの中日新聞に掲載された記事の情報が今も心に残っています。
>20代後半になって3回転-3回転のジャンプを手に入れた鈴木明子さん・・・その陰には荒川静香さんあり。
「アイスショーで共演した時はいつも跳ぶ軌道やこつを教えてくれた。練習中もさりげなく目の前で跳んでくれた。小さな体で力任せに跳ぶ若手のジャンプよりも、大人の体でこなすジャンプは何倍も参考になった。」
若手のジャンプから大人のジャンプへ。真央さんの演技を見ていて、ふと上記の記事のことが頭の中をよぎりました。
年齢的に、真央さんは今、分岐点にきているのかもしれません。
荒川静香さんがトリノ冬季オリンピックで金メダルに輝いたのは24歳の時。荒川さんが何を克服してオリンピックで頂点に立ったのか?いろいろ考えさせられるものがあり、きちんと検証すべきでしょう。その荒川静香さんと縁の深い佐藤コーチ夫妻のもと、さらなる精進が続くでしょう。
今回の世界選手権ではジャンプでは残念な状態でしたが、その他のスピンやステップは、やはり素晴らしく、あれだけジャンプをミスしたにもかかわらず今回6位に留まったということは、やはり浅田真央さんは並の選手ではないという証だと私は強く思っています。
トンネルの中にいて6位ですから、トンネルを完全に出た時を楽しみにしています。
それにしても最終グループで日本人選手が3人登場したのは圧巻でした。そして3人全て6位以内である。
大昔、札幌オリンピックからフィギュアスケートを見続けている者にとって、こんな時代がくるとは夢にも思いませんでした。
来シーズンも日本のフィギュアスケート界が素晴らしいシーズンであることを願うばかりです。