オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

グランプリファイナル2014、女子シングル・フリー

2014年12月16日 08時55分23秒 | 2014-2015年シーズン
今日は公休日。早起きをして、まだ見ていなかったグランプリファイナルから女子シングル・フリーの録画を見る。
当然ながら既に結果を知っているので、世界のトップ6(シックス)の演技を心から楽しみたいという気持ちで映像を見る。
ロシアからは4人が出場。なんだかんだと言われていますが、世界大会で4人のロシアの強豪スケーターの演技をズラリと並べて見ることの贅沢。このことを、放送では、もっと伝えてほしかったなあ。世界選手権では絶対に不可能なことなのだから・・・。
優勝はエリザベータ・トゥクタミシェワ。凄い貫禄だな。しかし、まだ17歳である。恐れ入りました。
ロシア勢で一番印象に残ったのは2位のエレーナ・ラディオノワ。
ラフマニノフの哀愁のある美しい音楽に乗っての演技。
演技を見ていて改めてピアノ協奏曲第3番の魅力にひきつけられる。それだけラディオノワの演技が音楽と一体になっていたということか!
ユリア・リプニツカヤは今、難しい時期に入っているのだろうか?
体が大きくなってきて、自分自身コントロールが難しいのかもしれない。早く立ち直って昨シーズンの「シンドラーのリスト」のような憂いのある心に響く演技を再び見せてほしい。
今月末はロシア選手権。アデリーナ・ソトニコワは出場するのだろうか?そしてアリーナ・レオノワの存在。
ロシアの世界選手権の出場枠は「3」である。凄いことになりそうである。
さて3位はアメリカのアシュリー・ワーグナー。
SP6位から一気に表彰台。さすがである。正に実力者の演技。おそらく全米選手権も見事に突破して世界選手権では再び気迫に満ちた素晴らしい演技を見せてくれるでしょう。

そして本郷理華さんは6位。
しかし総合では6位でしたが、フリーだけの得点では5位。これは本当に大きい。世界に、その大きく存在感を見せることが出来ました。
今シーズン、シニア初参戦でグランプリファイナル出場。得たものは、たくさんあったはず。
今後は正に世界のトップレベルとの争いになります。
これからの課題はジャンプの精度を上げ、そして高得点の取れる難度の高い技を身に着けることでしょう。
おそらく彼女の視線の先には、次の冬季オリンピックが見えているはず。おそらく冬季オリンピックを見据えて、これから、どんどんレベルを高めていくはず。
本郷理華さんの先輩の鈴木明子さんの時と同様、しっかりと見守っていきたい。

これで今シーズンのグランプリシリーズはお終い。
日本、アメリカ、ロシアなど各国の国内選手権を経て誰が世界選手権に出場するのかが、私のこれからの注目になります。
この10月、グランプリシリーズ開幕直前に私は、こう記しています。

>今シーズンは、鈴木明子さんと安藤美姫さんの引退。そして浅田真央さんの休養と今までと大きく顔ぶれが変わってきます。
彼女たちの演技が見られないのは残念で、正直、寂しいですが、その反面、若いスケーターにとって、飛躍する大きなチャンスです。このチャンスを上手に掴んで、次の冬季オリンピックへの道筋を作って欲しい。
誰が飛び出てくるか見極めたいし、これが今シーズンの最大の楽しみです。
今シーズンのグランプリシリーズでは本郷理華さん、大庭雅さん、加藤利緒菜さんが初めてグランプリシリーズに出場します。
世界の大舞台で固くなることなく、自分の持てる実力を全て出し尽くして欲しい。そして年末の全日本選手権で表彰台に昇って、一気に来年3月の世界選手権まで突っ走ってもらいたい。そのくらいの勢いと欲が欲しい。

グランプリシリーズを終えて本郷理華さんがロシア大会で優勝、そしてファイナル出場、また大庭雅さんはロシア大会、加藤利緒菜さんはNHK杯で、それぞれフリーで素晴らしい演技を見せてくれました。私の期待以上だったと言っても言い過ぎではありません。
今月末は、いよいよ全日本選手権。
誰が表彰台に昇り世界選手権へ出場するのか見逃せません。




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