オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

ケンぺのブルックナー:交響曲第8番

2015年05月26日 12時40分45秒 | 今日、聴いたCD
最近、入手したCDのアルバムに「ルドルフ・ケンペの芸術」がある。
1970年代の録音が中心で、LPレコードで初めて発売され評判になった頃、ミュンヘンフィルとのブラームスやブルックナーなどの録音を聴いてみたかったのですが、私は貧乏学生時代だったので、とうとう手にすることが出来なかった。そして今に至っていたのですが、ずっと気になっていて、今回、10枚組のCDのアルバムとして発売され迷わず購入しました。そして30数余年経って、やっと聴くことが出来ました。
一番、期待していたのがミュンヘンフィルとのブラームス交響曲全集でしたが、長い年月の関係で期待が大きすぎたのでしょうか?
第1番から第3番まで何かあっけなかった。肩すかし状態。録音当時のミュンヘンフィルの響きはいいのですが、何か指揮者の姿が見えない。オケに任せ切っているように感じてしまった。
そして第4番になって、作品の特徴もあるのかもしれませんが、やっと目が覚めたように響きに緊迫感が伝わってきて、何故か私は安堵しました。
ブラームスのあとはブルックナーの録音へ。
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とのブルックナーの交響曲の最高峰、交響曲第8番を聴く。1971年の録音。印刷に表記はありませんがハース版による演奏。
ブラームスの交響曲が期待はずれだったので、ブルックナーの第8番は、ちょっとこの指揮者には荷が重いかな?と変な考えを持ちながら聴き始める。
聴き始めてビックリ!する。凄いのである。
第1楽章の冒頭、主題が盛り上がっていきフォルテに達した時、もう何か居ても立ってもいられない気持ちになってしまった。
そして最終楽章まで、スケールの大きさ、生生しく迫力のある響きに改めて、この交響曲の素晴らしさを再認識することが出来ました。
ケンぺ指揮によるチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とのブルックナーの交響曲第8番は今まで話題になったことはないし、この作品の音楽雑誌などによる名盤選びにも登場したことは無かったので、私にとって全く盲点でした。
今回、私が手にしたCDは新リマスタリングによるものということも幸運だったかもしれません。
このところ私はブルックナーの演奏に対して何かモヤモヤした気持ちを抱いていましたが、この第8番の録音が見事に払拭してくれました。そして今は何か新しい気持ちでブルックナーの交響曲に向かい合うことが出来るようになりました。

さてさて、昨日、帰宅するとパーヴォ・ベルグルンド指揮デンマーク王立管弦楽団による今年生誕150年を迎えたニールセンの交響曲全集のCDが届いていた。
そして、いつもの如く財務大臣閣下のご機嫌は斜めであった。そして一発。
「いつ聴くんじゃー!ビール買わないぞー!」
そんな罵声を横にCDを手元に置いて、レコード芸術3月号の特集「生誕150年シベリウス、ニールセンとその時代」を読んでいる私がいました。
何と言われても崇高な精神だけは持ち続けたいものですなあ~。






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寂しかったソトニコワの不在

2015年05月26日 10時13分19秒 | アデリーナ・ソトニコワ
今シーズンのフィギュアスケート・女子シングルはロシア勢が大活躍でしたが、やはり私にとっては大好きなアデリーナ・ソトニコワが不在だったのが残念で寂しかった。

新しいシーズンは元気な姿を見ることが出来るものと信じています。

ソトニコワの復帰を願って、彼女の美しい写真をベタベタと貼り付けてみました。

全く自己満足の世界で申し訳ございません。












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