オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

スターズオンアイスの鈴木明子さん

2014年05月05日 18時54分15秒 | 鈴木明子さん


今年のスターズオンアイスでの鈴木明子さんの映像を見つけました。

私は地上波の放送を見逃しているので、BSでの放送までパソコンの画面で我慢です。

プログラムは「愛の賛歌」

髪を下しての演技。

競技会と雰囲気が変わってまた素敵です。


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N響のシベリウス

2014年05月05日 14時33分26秒 | NHK交響楽団
昨晩も遅い帰宅。
しかし、帰宅後、酒の力を借りて?当日、NHK・Eテレで放送されたNHK交響楽団の定期演奏会の録画を見る。
この日の放送は、私が待ちに待っていたプログラムの演奏会であった。
2月の定期演奏会から尾高忠明氏指揮のオール・シベリウスプログラム。
オール・シベリウスプログラムと言うと、普通は交響詩「フィンランディア」や交響曲第2番が中心になることが多いですが、演奏されたのは「アンダンテ・フェスティヴォ」「ヴァイオリン協奏曲」「四つの伝説曲」というシベリウスの作品の好きな私にとってマニアック的な?たまらないプログラムであった。
私がシベリウスの作品を初めて聴いたのは中学生の時。わが街の市民会館にやってきたNHK交響楽団の演奏会でのヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリン独奏は当時、N響のコンサートマスターだった田中千香士氏、指揮は岩城宏之氏。お二方とも故人になってしまった。たいへんな昔のことになってしまった。
この時、ヴァイオリンのもつ美しさ、そして技巧を誇示することに反するような冷たさ、孤独感を持つようなこの作品を聴いて、また違う世界を見たような感じがして、それ以来、現在に至るまで、シベリウスの作品に対して愛着を持ち続けています。
ヴァイオリン協奏曲で、それも生の演奏でシベリウスの作品に出会うことが出来たことを、私は、今も音楽の神様に感謝しています。
さて、昨日の放送で一番楽しみにしていたのは、プログラムの後半を飾った交響詩「四つの伝説曲」でした。
この作品はフィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に基づいた作品で「レンミンカイネンとサーリの乙女たち」「トゥオネラの白鳥」「トゥオネラのレンミンカイネン」「レンミンカイネンの帰郷」の4曲になる作品。
この4曲の中で「トゥオネラの白鳥」が特に有名で単独で演奏されることが多いですが、この4曲がまとめて演奏されるのは本当に稀のようである。
一昨年の暮、ネーメ・ヤルヴィ指揮エーテボリ交響楽団の7枚のCDによるシベリウス交響曲・管弦楽曲集(ドイツグラモフォン盤)が手に入り、それ以来、すっかり、このアルバムが私の最上位の愛聴盤になったのですが、その中の納められた全4曲の「四つの伝説曲」に、たいへん魅せられてました。そして特に第1曲の「レンミンカイネンとサーリの乙女たち」が大好きで、しょっちゅう聴いています。
この大好きな作品が映像で見ることが出来る、音楽に乗ってのオーケストラの動きを見ることが出来ると思うと楽しみにしていました。
この作品がプログラムに載せられたのは、やはりシベリウスを得意としている尾高忠明氏の熱意でしょう。
やはり第1曲の「レンミンカイネンとサーリの乙女たち」の演奏が一番、心が動かされました。シベリウスの響きが見事に出ていた演奏でした。
第2曲の「トゥオネラの白鳥」でのイングリッシュホルン独奏は池田昭子さん。
以前、N響の名誉指揮者のブロムシュテットが、この曲を演奏した時、池田昭子さんの演奏を絶賛したと言う話を聞いたことがあります。
やはり素晴らしいイングリッシュホルンの響きでした。
チェロの首席奏者、向山佳絵子さんとの掛け合いもなかなかのものがありました。
尾高忠明氏には、ぜひとも札幌交響楽団との「四つの伝説曲」の全曲録音を!
そんな期待が膨んでくる放送でした。
それにしても、シベリウスの「四つの伝説曲」がテレビで放送されて喜んでいるのは全国で、どのくらいいるのでしょうか?
やっぱり私はクラシック音楽では変な聴き手なんでしょうなあ。






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