ドロへ読み返してたんで時間かかりましたよー
何度読み返しても序盤のファニーな殺伐感が素敵よね。
外天楼
何冊目になるのやら。
「ネムルバカ」「響子と父さん」に続いて三冊目か。
1冊完結の短篇集ですねー。
エロ本を手に入れようと奮闘する少年たちのエピソードぐらいしか目に止まらなかったんですが、
その話に限らず外天楼って呼ばれる建物が中心になる連作集ですね。
他にも宇宙刑事や推理ミステリ、人工生命体についてのアレコレと、思ってたよりバリエーション豊富。
短篇集だもんな。
この短篇集が絶賛されてる理由は、それだけの色々な話を全部まとめて綺麗に完結させてるって点ですよ。
一編一編はいつもの石黒マンガなんだけど、外天楼って建物以外に共通点があるとは思えんかった。
エロ本を探し求めていた少年の最後があんな事になるとは想像できんかったわ。
人工生命体規制を巡る討論会なんかは、近年の表現規制その他の問題について、
色々考えて言いたい事を言わせてるなーと。
一番イイこと言ってた(気がする)鬼口が一番外道だったけどさ。
確かに政治は個人の主義を押し付けるモンじゃないよな。
それ町etcの石黒作品を読んだことがある人にはオススメできるんだけど、入門書には向かないんじゃないかなぁ。
日常系とか呼ばれるモノが好みだったら「それ町」「響子と父さん」を読めばいいと思うんですが、
初期短編集やそれ町でのSF話が好みって人とは水が合うかも。
冒険エレキテ島 1巻
エマノンでハマった鶴田謙二の一冊。
相変わらず雲や海なんかの表現が凄く好み。
エマノンでも船窓の結露を拭きとるシーンだとか、そういうトコに惹かれましたしね。
最終ページの美しさったらもう…
マンガとしてどうなるかはわからんけど、この表現だけで次巻を楽しみに待てるぐらいです。
一巻に収められたのは鈍器型マンガ「AMASIA」に収録された分で、
本格的な連載は来月のアフタヌーンから、とのこと。
このAMASIAって別冊誌自体、超価格と豪華な内容を謳ったモノだったみたいですが、
月刊連載でこのクオリティが保たれるとはあんまり思えないんですよねぇ。
隔月・季刊連載でもいいから絵の質の方を優先してもらいたいなーと思うのは自分だけじゃないと思いますよ。
ドロヘドロ 16巻
悪魔化しつつあるニカイドウが表紙。
過去に行ったり餃子を作ったりと大活躍ですからね!!
でも藤田が逝っちまったからなぁ…
カイマンの生まれた瞬間、全てを思い出したカース、ちゃんと言いつけを守って仕事してた藤田、
十字目幹部と元ボス・煙一派・ニカイドウたちと皆ホールに集まって、
今まで言葉足らずだったトコを埋めてるように感じた16巻。
餃子の具を包む擬音が「テン」ってトコ。これは興味深いことですよ…
3/11の震災の影響で魔の98は1ヶ月遅らせて掲載されたようなんだけど、
ハイテンション餃子作りに震災・津波を想起させるモノがあったのだろうか…
逆に問題のある箇所を餃子作りに書き換えたっぽいな。
水没した煙一派の新アジトの話なら少々危ういとこもあったのかもね。
特典冊子の「悪魔の経典」はいつもの魔のおまけ拡張版。
DSチックに上下に開いて読むスタイルは少々読みづらく少々歯がゆいですが。
色の使い方が初期の魔のおまけを思い出させるわ…
昔は豪華なおまけだったんだよな。
今は今でちゃんと「おまけ」然としてるんでコレはコレでOK。
何度読み返しても序盤のファニーな殺伐感が素敵よね。
![](http://kc.kodansha.co.jp/kc_up/image/CDB/1234641827/1234641827_cl.jpg)
何冊目になるのやら。
「ネムルバカ」「響子と父さん」に続いて三冊目か。
1冊完結の短篇集ですねー。
エロ本を手に入れようと奮闘する少年たちのエピソードぐらいしか目に止まらなかったんですが、
その話に限らず外天楼って呼ばれる建物が中心になる連作集ですね。
他にも宇宙刑事や推理ミステリ、人工生命体についてのアレコレと、思ってたよりバリエーション豊富。
短篇集だもんな。
この短篇集が絶賛されてる理由は、それだけの色々な話を全部まとめて綺麗に完結させてるって点ですよ。
一編一編はいつもの石黒マンガなんだけど、外天楼って建物以外に共通点があるとは思えんかった。
エロ本を探し求めていた少年の最後があんな事になるとは想像できんかったわ。
人工生命体規制を巡る討論会なんかは、近年の表現規制その他の問題について、
色々考えて言いたい事を言わせてるなーと。
一番イイこと言ってた(気がする)鬼口が一番外道だったけどさ。
確かに政治は個人の主義を押し付けるモンじゃないよな。
それ町etcの石黒作品を読んだことがある人にはオススメできるんだけど、入門書には向かないんじゃないかなぁ。
日常系とか呼ばれるモノが好みだったら「それ町」「響子と父さん」を読めばいいと思うんですが、
初期短編集やそれ町でのSF話が好みって人とは水が合うかも。
![](http://kc.kodansha.co.jp/kc_up/image/CDB/1234641795/1234641795_cl.jpg)
エマノンでハマった鶴田謙二の一冊。
相変わらず雲や海なんかの表現が凄く好み。
エマノンでも船窓の結露を拭きとるシーンだとか、そういうトコに惹かれましたしね。
最終ページの美しさったらもう…
マンガとしてどうなるかはわからんけど、この表現だけで次巻を楽しみに待てるぐらいです。
一巻に収められたのは鈍器型マンガ「AMASIA」に収録された分で、
本格的な連載は来月のアフタヌーンから、とのこと。
このAMASIAって別冊誌自体、超価格と豪華な内容を謳ったモノだったみたいですが、
月刊連載でこのクオリティが保たれるとはあんまり思えないんですよねぇ。
隔月・季刊連載でもいいから絵の質の方を優先してもらいたいなーと思うのは自分だけじゃないと思いますよ。
![](http://sbookg.s-book.com/sol/sky_gif/sho/9784091591043.gif)
悪魔化しつつあるニカイドウが表紙。
過去に行ったり餃子を作ったりと大活躍ですからね!!
でも藤田が逝っちまったからなぁ…
カイマンの生まれた瞬間、全てを思い出したカース、ちゃんと言いつけを守って仕事してた藤田、
十字目幹部と元ボス・煙一派・ニカイドウたちと皆ホールに集まって、
今まで言葉足らずだったトコを埋めてるように感じた16巻。
餃子の具を包む擬音が「テン」ってトコ。これは興味深いことですよ…
3/11の震災の影響で魔の98は1ヶ月遅らせて掲載されたようなんだけど、
ハイテンション餃子作りに震災・津波を想起させるモノがあったのだろうか…
逆に問題のある箇所を餃子作りに書き換えたっぽいな。
水没した煙一派の新アジトの話なら少々危ういとこもあったのかもね。
特典冊子の「悪魔の経典」はいつもの魔のおまけ拡張版。
DSチックに上下に開いて読むスタイルは少々読みづらく少々歯がゆいですが。
色の使い方が初期の魔のおまけを思い出させるわ…
昔は豪華なおまけだったんだよな。
今は今でちゃんと「おまけ」然としてるんでコレはコレでOK。