またまたコミック原作の映画。
ウォシャウスキー兄弟の作品はコレが初めて。
マトリックスは観なきゃいけない気もするけど、
僕にはリベリオンがあるから今のところはいいや。
"V"はとにかく印象的なキャラで、
作品中で仮面が取られることは無かったんですが、
ヒューゴ・ウィービングの演技力で強烈な個性を見せ付けてくれます。
ナタリー・ポートマンも頭を丸めたりしてるんだけど、
"V"には勝てないかも。
え？エージェント・スミスなの？
ナタリー・ポートマンが来日記者会見したときに、
「"V"が目玉焼きを作るシーンがオススメ」って言ってたらしいんだけど、
実際あのシーンは一番印象的だった。
その後にラークヒル事件関係者を殺害していくシーンで、
「そういえばこいつは復讐者だったな」と思い出すくらい、
目玉焼きのシーンは良いものです。
ナタリー・ポートマンはレオン以来なんだけど、
聴く大きくなったんだなぁと。
安達祐美とタメなの？
年がオレと3つしか変わらんとは…まだ若いねぇ。
体を張ったシーンが目立ったんだけど、
そこまでやらんでもええんちゃう？と思うところも多々。
原作ではどうなっとるんか知らんが。
アンチ・ヒーローってのはアメコミで確立されたってイメージがあるんだけど、
ここまでユーモラスかつ知的なキャラは無いと思います。
体制への反抗・革命って大元のテーマは重いんだけど、
そんな重さを感じさせないのが"V"の魅力。
OP・EDの爆破シーン。流れるオーケストラをバックに、
爆発を打楽器として使うセンスの良さに感動しました。
「ダンスの無い革命など革命には値しない」は名台詞。