「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

遊戯王文庫版感想 3巻(後半)

2008-11-14 23:18:28 | 遊戯王☆感想文
(前半からの続き)

モクバvs闇遊戯。…そうそう、このDEATH-T編ではここまでずっと表遊戯だったんだけど(最初から城之内が一緒だしね)、このバトルから魔王様降臨です。初めて表遊戯の口から語られる「もう一人のボク」の存在…。それを話せば嫌われてしまうかもと怯えていた表遊戯でしたが、城之内君と杏子に「もう一人の遊戯がいたってずっと友達だ」と言ってもらうことで勇気を得ます。ここはすごい良いね。
「ボクは、…ボクはもう…、もう一人のボクを怖がったりしない…。」
そうつぶやいて、二人の前で人格チェンジ!…めっちゃこれがかっこいい。
今まではそういう思案の暇すらなく、闇様が出てきてたわけだけど…つまり闇様の意識優先だったのかな…?
早く表と闇が会話するとこ、見たいな~!

バトルは…まあ、もちろんというか、闇遊戯の勝利です。
自分の負けを信じられない様子のモクバ。
そこに…兄サマ登場(モニター上に)。早くあがってこいと遊戯に不敵に語りかけ…そして、敗者となったモクバを冷たく見下ろす。
「そのあわれですがりつくような負け犬の視線を…オレは長年背中に感じ続けてきた…。
昔から、お前には言い聞かせていたハズだ…。火遊びは、火傷の元だとな……。」

ひいいいいいいいいいいいいいい!!まただよ!!!!
こえええええええええええ!!


そして、この兄サマは本当に容赦しない。
敗者には罰ゲームが待っている…それがDEATH-Tの掟…
そう言い放ち、スイッチオン!じーちゃんにも食らわせた、あの「死の体感」をモクバに……!!うあああああああああああ!!

ここの、まさかって…信じられないという表情のモクバが……泣ける……。
もちろん信じられないと思ったのは闇様も同じだったらしい。背後で響き渡るものすごい悲鳴に、必死で手を伸ばし、モクバを装置の中から助け出した!
恐怖の中、伸ばされた手をつかんだモクバだったけど、助け出されてから、はっとして手をふりほどく…。そして何故だと問いかける。今の今まで、敵だったのに、何故自分を助けるのかと。
そんなモクバに、闇遊戯は優しい表情で、こう言う。
「モクバ…。オレがゲームに勝てたのは、手を差し伸べてくれる仲間がいたからなんだぜ…。」
仲間、という言葉に反応するモクバ。
脳裏によみがえるのは、兄サマの言葉。兄弟の情など、くだらないものは捨ててしまえと言った兄サマの言葉。
ここの…「くそーっ!」と頭を抱えるモクバがなんだか愛しくてなりません。海馬兄弟はよく、弟の方が比較的常識人だと言われるけど…こういうとこだよなあ。兄はこんなん言われてもさあ、「ふざけるなあ!」で一蹴だろうけど、弟はきちんとその言葉の意味を考える。もちろん兄サマの言葉は正しいし、絶対(←モクバ的に)だけど……でも考えなきゃいけないところはわかってる。その分板ばさみとかでしんどい思いをすることにもなるけど…その方が人間らしいよね。…うーむ、ますます兄が人間に思えなくなるなあ…。

最後のステージへと向かう遊戯の背中を見ながら、モクバはふところにいれていた写真を取り出す。…うおおおおおお!!あの写真だ!!施設時代の!兄弟でチェスやってるやつ!
「(兄サマ……。兄サマは変わってしまったんだ…あの日から…。まるで、ゲームの悪魔にとりつかれたみたいに……。
遊戯……。お前なら、兄サマを……。)」




そして、とうとう最終ステージ。
「フフ…もはやオレ達に言葉は意味を持たない…。
オレ達に代わって運命を決めるのは……カードのみ!!」

うわっ……かっこええ!!
しかもこれ、最終ステージにようこそ!みたいに言って(この顔もまたムカつく)、遊戯は遊戯で、じーちゃんを始め海馬によって傷つけられた人たちの分めっちゃ怒ってて…でも、最終ステージのテーブルについた二人は、無言でにらみ合うだけなんだよね!それで次があのセリフ!!ああ、めちゃかっこいい…!
ここのバトルで初めて「決闘(デュエル)」という言葉が出てきます。ああ、かっこいい…!

ここまで…嫌がらせとか高みの見物とかも楽しそうでしたが、やっぱり自分でゲームするのが海馬くんは一番楽しいようです。かなりイキイキしてます。
「痛くも痒くも…ないね!」とか、顔は凶悪なんですけど、なんかかわいく見えてきます(えー)。
高笑いあり、勝利宣言あり、精神攻撃あり。マジ楽しそう。
そんでこれだよ。

青眼を引き当ててうれしそう。
本当、素直というか…ポーカー絶対無理ですよね!!直後に「わはははー!!」だし。
今までも十分テンション高かったのに、もう嫁が場に出たとたんさらに倍率ドン☆って感じ。いやはや…楽しそうだなあ…。
「粉砕!玉砕!大喝采ー!」もここで聞けます。
「見苦しい、見苦しいぞー!」…連呼大好きですね。
「攻撃… を、すると思うか?しないね…ここはしない!」なんか腹立つ!
「よくよくオレは勝利の女神につきまとわれているようだ…」お?
「オレの次のカードは……『青眼の白龍』!!」…ポーカーも強いかも。この人。でも二体の嫁に囲まれた表情はやっぱりめっちゃ楽しそう。すげえいい顔。

「く…まだ悪あがきをするつもりか… 遊戯めぇぇ…」嫁封じられて怒ってる。
「ククク… あ…そう。」LPをわずかに削ってきた遊戯に対してこれ。ムカつく!!
「ハハハハハー!!」三体目の嫁を引いて、うれしい。
「クククク…さあ!貴様がカードを引く番だぞ…遊戯!生涯最後のカードをな!」…あ、本気だこの人。殺る気だ。…たかがゲームで他人の人生終わらせちゃだめー!という言葉はこのマンガには通用しない。特にこの海馬瀬人君には。

押されていた遊戯ですが、友情の力で「希望」をつかみ、カードを信じて…「エクゾディア」の召還に成功!ラスボス・海馬を撃破です!!
「キ……キ……」(←エクゾディアを目にして悲鳴?をあげる海馬)
「キ…キ…キィィィィィィィィ!!」(←エクゾディアに攻撃されて悲鳴?をあげる海馬)
「オ…オレの『青眼の白龍』がぁぁぁぁ……ぜ…ぜん……め…めつめつめつ…」(←感想を言う海馬)(えー)

海馬の…敗北。そして…罰ゲーム!!
「償いの瞬間だぜ!海馬!!…罰ゲーム!マインドクラッシュ!!」
マイクラきたああああああああああああ!!!!!!!
ここの顔、模写しようとがんばったんですけど…無理でした…。すごい顔してます…。
「お前の悪に満ちた『心』は砕け散ったぜ!!海馬!」
この遊戯の言葉に…もう、海馬は…返事をしません。心砕かれてますからね。ここもすごい顔です…。でもなんだろう、あんなひどいこといっぱいして、…罰ゲーム受けても当然なんだけど…この顔見ると…胸が締め付けられる……。

勝利を喜ぶ遊戯と仲間達。閉じ込められていた本田も無事だった。…本田を助けたのは……モクバ。遊戯には借りがあるから、と複雑な表情で言うモクバに杏子が問いかける。海馬が復讐のためにここまでする、その理由。
「すべてはあの日のチェスが始まりだったのかも…」
モクバが語る、二人の過去…。

「兄サマが十歳、オレが五歳のとき…オレ達兄弟にはすでに親はなく…
母はオレを産んですぐに…パパもオレが三歳のときに事故で死んじまったよ…
まわりの親戚の奴らも、パパの遺産を喰い荒らしたあげく、オレ達兄弟を施設に預けやがった!
『モクバ…泣くな!いつかオレがいい暮らしをさせてやるから!
だから、いいな!他のどんな奴にも気を許すな!弱みを見せたら終わりだ!!』

…それが兄サマの口ぐせだったぜ…。」

うっ……うわあああああああああああああああああ!!
ここで過去エピソード!やめてえ…泣くんだ…どうしても……。
小さい兄サマかわいいよ…。十歳とは思えない口ぐせだけど…。モクバを守るためだったんだよ…!

そして、海馬コーポレーション社長「海馬剛三郎」との出会い。
チェスで勝負をして、自分が勝ったら二人とも養子にしてくれと言い…世界大会覇者の剛三郎相手にイカサマをしかけ、勝利。
でも、そこで始まる生活は、二人が望んでいたものではなかった。
剛三郎は瀬人に対してあらゆる英才教育を叩き込む。
…ここの絵…、首輪されて……、しかも…ムチ……。ううっ……。
海馬コーポレーションを継ぐにふさわしい後継者を育てるつもりだったんだろうけど…きっと、瀬人は、剛三郎の予想を遥かに超えてた。
六年後…重役会議にて。
「本日をもって海馬コーポレーションはオレのものだ!これもあんたに教わったやり方だがね…。」
役員を味方につけ、会社乗っ取り。そこで、剛三郎のとった行動が。
…飛び降り自殺だった。
「瀬人!どうやら私はお前とのゲームに負けたようだな!
ゲームに負けた者の末路をその目に刻み込んでおくがいい!ククククク…」

目の前で飛び降りた義父に、驚くこともなく。口元にはわずかに笑みを浮かべまでして、
「(フフフ…敗北とは死を意味する…。あなたの教えはオレが受け継ぎますよ…。)」
…これがこの3巻冒頭で触れられていた「半年前」の出来事。
そしてきっと、…施設に入る前よりも、英才教育という名の虐待をされている時よりも、……「海馬瀬人」を、最終的に…徹底的に歪めた出来事が…これなんだろう。


過去のことを思い出し…涙を流すモクバ。
「(あの日、イカサマゲームなんかやらなければ…兄サマは昔の兄サマのままでオレのそばにいてくれたかもしれないのに…。
笑顔を、忘れることもなく…)」

そんなモクバに、遊戯が語りかける。
「今、海馬は闇の中で自分の『心』のかけらを拾い集めている…」
「バラバラになった『心』のパズルをもう一度作り直しているんだ!今度は間違わないように…ひとつひとつを、自分の力でな…。」


今は、表情すらない彼。
でも、パズルを解き明かした時、戻ってくる、って。
「オレ…いつまでも待つよ…。兄サマを…。いつまでも……。」

*****************************


ううっ……やっと終わった!!
なんか軽く1週間くらい経ってるような…。3巻読んで…色々考えて…読み返しまくって…模写して…この記事も書くの自体3日はかかってるし!!つーか長!!すみません…(投稿ボタン押してエラーが出たときは泣くかと思いました…)。
いやホント…これからこの調子で書いてたらどうなるのか…ちょっと我ながら怖くなりました!しばらくは…出ないんだろうけど…ホラ、王国編とか…どうしよう……。それよかBC編準決勝か…。
てか、何度も読んでたら…表紙の海馬くんも全然「怖い」とか「顔色悪い」とか思わなくなった…。「楽しそうだのう」って思う(えー)。
…ああ、やっと4巻行ける…!!

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9 Comments

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(´゜ω゜):;*.':; (キリ)
2008-11-17 00:48:22
ページの半分に到達しかねない勢いは、まさにシャチョさんへの愛に比例しているのか・・・!
そのうち前後編どころか前後左右中央突破編くらいに膨張しそうだ!!




>>「彼らを前夜祭に招待したのに…ついつい眠ってしまったよ……。」

(´゜д゜`)!?
た、確かに普通にスルーしてしまったけれど、よく読むと起きてる気マンマンだ!


DEATH-T編は色々楽しく読めたなー。
ブロック落としもガンシューティングも、今までの闇のゲームよりアクション的なものが入っていて、そういうとこも新鮮でよかったなー。

今後カードゲームが多めになってくるんだけど、ペガサスの話よりもこの頃の遊戯王のほうが俺の中では記憶に残ってるなー。


日記で取りあげられているセリフのお陰で、「ああ、こういうシーンあったあった!」とか随分昔のマンガなのに大分思い出せてきたw
「痛くも痒くも…ないね!」のとこは海馬の表情もハッキリ頭に出てきた!楽しいww


今回のカードバトルのあたりからだっけなー。
このマンガ中のカードゲームの元となったマジック・ザ・ギャザリングが流行だしたのは。
友達と試しに買ってみてしばらくやってみてたんだけど、遊戯みたいに圧倒的な相手にも屈せず勝つって、相当難しいものだと思い知ったよ('-')=3
メークドラマか!!
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本当ですね… (オペラ)
2008-11-17 01:49:15
BC編になっても…1巻につき5つ以内にはおさめようと思います(どんだけ書くの…)。
てか、文字数オーバーなんて初めて見たエラーだったので驚きました…!でもそりゃ3日かかるわ!って量ですね…。自分でも読み返すのが大変…いや?そうでもないですね、私は…(どんだけ自分の文章と社長が好きなの…)。

「痛くも痒くも…」のとこ、すごいいい顔してますよね。まさに悪人。(あれ?)
これを書くために、本当にめっちゃ読み返したDEATH-T編…確かにぐっとおもしろくなってる印象があります!
カードゲーム…に限らず、私はどんなゲームでも「頭を使って勝負する」っていうのがすごく苦手なのであんまりやってみたい!とは思わないのですが…遊戯王の公式のカードゲームで世界大会とかあるとか聞くとすごいなあと思います。読むのも必死なのに…自分でデッキ組み立てて戦略考えて…すごいですよね。
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Unknown (キリ)
2008-11-18 00:55:25
ちなみに一番好きだったシャチョーの表情は、二体目のブルーアイズが出たとこだった。
ポージング、構図、配置、なにもかもふつくしい・・・!!




すごく最近に、久しぶりに会った友人の家にお招かれになりまして・・・せっかく遊びに行ったのに退屈でベッドでゴロゴロ居眠りしてたら、遊戯王カードがデッキ二つあるからやってみるか?と言われてしまい・・・勝負事大好き精神でムクリとやってきました( ・`д・´)ノ


ルールはマンガで読んでいたので少しわかると思い、簡単に分からないとこを追加で説明してもらうも・・・・なんか特殊効果カードが多すぎて(というよりこれが最近の主流なのか)、カード出されるたびに必死に読み返して無駄に時間がかかった・・・。


大層な種類のカードがでているだろうに、大会に出る人たちはほとんど把握しているのかねぇ。

(」゜д゜)」おっちゃんとしだからわからないのな!
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まさに黎明期! (ミナ)
2010-11-02 05:47:37
 やっぱりこの辺が色々と作品の方向を固めた感じがしますね。本格的なカードバトルの展開、社長と青眼の組み合わせ、表と裏の遊戯の関係など。高橋先生にとって青眼は一番お気に入りのモンスターらしいので、よく敵役に据えたなと思います。確かに理論的には「主役は試合数が多いしあまり1枚だけひいきするわけにはいかない」ので、ライバルのエースにするのは合理的といえなくもないのですが。そして主人公サイドについていたら、古代編のキサラのエピソードは絶対あり得ないですよね。社長は社長でこういうところ(笑)から始めないとありきたりな格好よさのライバルにすぎなかっただろうし、不思議な運命を持った組み合わせだと思います。

 キャベツが緑髪だったのは周囲の髪型の奇抜さにあわせるため・・・と自分は思ってます。社長ってデザインだけは割と普通なので、外道な敵役として普通の人に見えてしまうと困るからかな?と。本性捉えてしまえば見た目の普通さなんて吹き飛ぶんですけど(笑)。


>罰ゲーム受けても当然なんだけど…この顔見ると…胸が締め付けられる……。
恋ですね。
返信する
恋!! (オペラ)
2010-11-03 02:22:25
最後の
>恋ですね。
に思わず笑ってしまいました…!そうか恋の痛みだったのかこれ…!(遅いよ気づくの)
ありがとうございます!(何のお礼…)

コメントいただくたびに自分も文庫版を読み返しているんですが…いやあ懐かしい!悪い海馬!(えー)ついつい後半の巻ばかり読み返しがちだったんですがこの辺りもイイですねえ…!
>社長は社長でこういうところ(笑)から始めないとありきたりな格好よさのライバルにすぎなかっただろうし、
ほんとですね!確かに…社長の黒歴史とか言われる事もありますが、この時代がないと、普通の「暗い過去を持つイケメン」くらいのキャラだったんですよね……うわ、それは、なんか…ちがう!!社長じゃない…気がする!!
あと、先生の一番お気に入りって青眼なんですか…!なんとなくブラマジかと…思ってました!(それかガール)。確かに合理的ですが、なかなかライバルに持たせようとは…思えないですよね!?だって最終的に負けちゃうとこを描かなきゃいけなくなるんだし…。それでも社長に持たせてくれたことに心から感謝です!
す、すごいなあ…、この、何が欠けてもダメだった感!高橋大明神バンザイ!!(……)

キャベツ…なるほど、敵っぽい色かもしれない!
確かに主人公の遊戯の髪型に対抗するならアレくらいの「ものすごい黄緑」じゃなきゃダメだったというのもわかる気がします(笑)
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普通は嫌ですよねー (ミナ)
2010-11-03 05:07:51
>ありがとうございます!
どういたしまして!(お前も乗るな)

 お気に入りモンスターの順位は単行本21巻(タッグデュエルあたり)ではっきり載せちゃってるんですよね。それによると1青眼、2ブラマジ、3クリボー、4真紅眼・・・と続きます。クリボーまさかの高順位(笑)。ガールが7位なのは時期的にまだ2回(パンドラ戦、オシリス戦)しか出てなかったからかもしれません。社長の青眼に対する愛情とか、古代編で直な「伝説のドラゴン」ではなく「人間の女性」という正体になったのは、やっぱり高橋先生の思い入れも強く関係していると思っています。

>この時代がないと、普通の「暗い過去を持つイケメン」くらいのキャラ
最初に主人公達の前に現れたときは嫌な感じだけどしばらく戦っていくと意外にいい奴?的になって仲間になってもツンデレで・・・と、普通なライバルルートが容易に想像できますよね。そんなの社長じゃないよー!ていうか(見た目以外)普通という形容詞自体社長に似つかわしくないんじゃー!!(それもどうなの)この文庫本3巻までのエピソードはアニメではほぼなかった前提になってますが、それでもこの辺の設定がなければやっぱり社長の性格付けって全然違ったものになってたはずです。消し去りたいような過去でもちゃんとその人を作っているってあたり、なんか実在の人間みたいなキャラですね、社長・・・。
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単行本! (オペラ)
2010-11-07 16:41:13
そうか、単行本なら色々…高橋先生のその時思ってることも載ってるんですよね…しかもたくさん!文庫版でも解説はありますがものすごく落ち着いて振り返っていらっしゃる感じで…。ああ見てみたい~。ネットカフェ行って読んでくるかなあ…でも見たら絶対欲しくなるよなあ…うーむむう…。

そ、そうか…じゃあ、あの古代編のキサラのエピソードを削らざるを得なかった、っていうのは先生にとって本当に本当に無念な事なんですね…。一番お気に入りのモンスターの根本のあたりをじっくり描けるはずだったのに…。先生の言葉を疑っていたわけではないのですが、「やっぱ社長は主役じゃないから…(削られたりもするんだな)」とかどっか、ひがんだ感情もあったような…そんな風に思っていた自分が恥ずかしい!ごめんなさい先生!!

社長ってツンデレツンデレ言われて…特にニコではそれがかわいがられて喜ばれていますが(喜んでるのは主に私)(……)、よく見ると全然デレてないんですよね。「普通」のライバルキャラなら、これだけのことがあれば主人公達への態度も改めるだろう!って出来事を何度も乗り越えてなお、社長は自分でありつづける…。すごいです。でもこのあたりも実在の人間っぽいですよね。そんな…コロッと変わるとか、ないですもんね。

でも、そういう…表面は変わってなくても、普通の人間でもキャラでも一番変えるのを拒むだろう「信念」みたいなものの、間違いを自ら認め、まだ前に進めるところが、社長の一番好きなところです!(何で突然告ってるんだ…)
返信する
つんでれさん? (ミナ)
2010-11-07 20:46:12
>よく見ると全然デレてない
 時々「勘違いするな」って言うのとライバルポジということで一見ツンデレっぽいんですけど、ツン部分も本人的には素直になれないどころか思ったことそのまま言っているだけという(苦笑)。でも「ツンデレキャニオン」とか私も可愛らしいと思うので、動画内でツンデレっぽく扱われるのはアリだと思います。主人公に言われたことを鵜呑みにするんじゃなくて、色々苦しい経験を自分なりに咀嚼して自分なりの答えにする社長の素直さと聡さの共存、私も大好きです。

 単行本の「作者のコメント」欄・・・社長関連で大きなものといえば、あとは17巻でしょうか。“友人がカードゲームをやっている人に教えて欲しいと頼んだが、「それならカード1万枚集めて来いよ!」と断られたと言う話を聞いて、腹が立ったけれど「これはいいキャラになる!」と思った”らしいです。そんな人がデュエルターミナル(第一弾)やら世界大会(2008年)の解説を担当してデュエルアカデミアを設立するなんて、世の中わからんものです(笑)。あと、個人的には31巻を強くオススメします!背表紙的に!バトルシティが終わって新たな一歩を踏み出した人は主人公をはじめたくさんいたはずだけれど、「あの方」の「あの表情」を持ってきてくれた高橋先生には純粋に感謝しています。逆に自分は文庫本20・21巻しか持ってないので、オペラさんの感想を見て「ああ、あとがきにそういうこと書いてるんだ~」と羨ましく思いながら読んでます。流石に単行本と文庫本全部はスペースがね・・・。
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本当だ! (オペラ)
2010-11-10 12:08:47
確かに、普通ツンデレのツンは照れ隠しな部分も大きいはずなのに…社長のは思いっきり本心なんですね(笑)。ツンもデレもないのにツンデレに見えてファンに可愛がられるなんて…お得なキャラ!
「ツンデレキャニオン」は癒しですよね…大好きです。「医療班を」で毎回死にます。

おお…「社長のモデルは高橋先生の友人の友人」ってことだけどこかで見た事があったんですが、そういうことだったんですね!「社長にモデルがいるとかどんな人間だよ!ちょっと見てみたいよ!」とか思ってましたが…そうか見た目のモデルじゃないのか…(えー)。てかむしろその方がビックリです!モデルになった方は一体どんな人生を歩んでおられるのか…社長みたいに大きな事を成し遂げてたらすごいですよね…!

では17巻と31巻を古本屋さんで見つけたら買ってきます!(ええー)いやでもそんなことしたら結局全部揃えちゃいそう…!でも見たい…ぐぬぬぬ…。
やっぱりスペースが最大の問題ですよね…。欲しいけどもう場所が…(でも完全版出たら絶対買う…)(←矛盾)。
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