「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

遊戯王文庫版感想 21巻

2009-11-16 23:44:07 | 遊戯王☆感想文
遊戯王の文庫版、全22巻購入記念企画!
「全巻の感想書く!主に社長の行動とセリフに注目!
ちなみに書くまで次の巻開封禁止!」

☆古代編突入に伴い、注目の対象を「セト様」へとシフトしております。
☆この色は社長(セト様)のセリフ
☆社長(セト様)のことばっかりになるかもしれませんが許してください。社長大好きなんです。出てこなくたって大好きです。
☆アニメ(DM)はBC編まで視聴完了。ニコニコのエネコンMADでふつくしい社長に惚れて今に至る。
☆宝物はKCマグカップ。あと海馬ランドトートバックとKC名刺ケース。コスパ万歳!!
☆次がラスト…だと……?



**************************************


21巻!
表紙を見て絶句しました(いい意味で)。
なんとふつくしい…!セト様と、キサラ…(と、嫁)。
キサラの儚くも美しく、神々しい表情に、もうありとあらゆる覚悟をして…ページを開くと…

タロットでずっこけました(いい意味で…?)。
「THE FOOL」はないんじゃないかなぁ…。まあでも、宿主が楽しそうなので…いいか……。


先ほど、「覚悟」と言いましたが…
未だセト様とキサラの結末は…知りません(ネタバレ気にしないでWikiとか見に行く私にとっては奇跡かも)。でもあの「胸を刺す悲しみ」のビジョンのことを思うと、きっと悲劇が待っているんだろうなと予測はできます(え?スルーとか…ないよね??)。
…結論から言うと、この巻ではその悲劇は語られませんでした。
ほっとしたような、拍子抜けなような。
でもそれはつまり、最終巻でそれが語られると!!うわあ…。どうなるの…この感想文……。

あいかわらず激動で、各所で激闘が起こっているこの巻ですが。
キサラの出番が超少ないので、感想はさらっと行こうさらっと!
ちなみにセト様は、一応出てるんだけど後半はかなり影が薄いです…。ま、前半…というか収録されてる一番最初の話のインパクトがすごすぎるので、バランスはいい気がする(えー)。


また、離れの…部屋の中で昏睡状態なキサラを、外から見つめるセト様。
「(キサラに宿る白き龍…。だが白き龍はキサラの『魂』そのものであり、抽出は『死』を意味する…。)」
あの、白き龍が出現する前……セト様は同じように、眠るキサラの傍らで白き龍について考えていましたよね。その時は、キサラを生贄にすることにほとんど迷いはないように感じられてたんですが……
前巻ラストでのアクナディン様への抵抗。この迷い…。セト様、どんな心境の変化があったんでしょうか。
恋か!?恋なのか!?まあ、かわいいもんなあキサラ…。

その時の、アクナディン様の事を思い出すセト様。
「(アクナディン様は、キサラの『死』と引き換えに私に神の器になれという…!次代の王にと!!)」
一度キサラを見やり、次に目をつぶる。
「(わからぬ…。私の知る限り、アクナディン様は罪人にさえ慈悲を与える、神官団の指導者ではなかったか…。だが…あの殺意に満ちた眼……。)」
すごい形相の彼を思い出す。つぶっていた目を開く。
「(何故だ…。官位につき、まだ半人前だった私に規律・道徳…哲学を教えて下さったのは、アクナディン…あなたではなかったか…。)」

おお…アンニュイな表情!タイトルをつけるとしたら「神官セトの憂鬱」!?(もっとマシな事しゃべれ)
何が珍しいかって、半目なんですよねここ!社長もセト様も元々目が死んでr細いから、半目なんてめったにならない!つか一回もないんじゃないだろうか…イシズ戦のあのシーンでも光を失ってるだけだし…(ああ社長かっこいいなあ~)(←15巻見返し中)。

しかし次のページで即、目をカッと見開きます!
「(王…!!)」 ルビは「ファラオ」。
「(父を戦場で失った私にとって、王族の真の後継者であるファラオをお守りすることが務めと自らに言い聞かせてきたのだ…ならばせめて…)」
ハァ!?ちょ、ちょっと…「父を戦場で失った」って…!!どうなってるの…セト様の出生の秘密!…王の弟の子供って、そんなまでして隠すことじゃ…ないよね??……あ、お母様が…正妻じゃない、とかか……?
「(王宮と…石版の守護者アクナディン…。あなたの後継者であらんと…!)」
…え?え?なに、これつまり、王になるってこと!?
アクナディン様がそう言うならってこと?王宮を守るため、って…?

そこに、知らせが!
ファラオが見つかった…!無事だと確認された!!
驚くセト様。
そして次の瞬間…笑い出す。
「ククク…フフフフ……!」
「ワハハハハハハ!!」


ええええええええええええええええええ!?
なぁにこれぇ!なんでこんな悪人顔で高笑いする必要が!?しかもかなり大ゴマですよ!こっちも思わず笑っちゃうわ!
右下の兵士さんの表情がすばらしいです。気持ちがすごく伝わってきます。文庫版お持ちの方はぜひ見直してあげてください(またそれか)。

しかしすぐにきびすを返し、兵士に命じる。
「早急に女を他の部屋へ移せ…。誰にも悟られぬようにな!」
アンタ切り替え早すぎ!!


そしてページをめくると……同時刻、同じ知らせを兵士から聞いたアクナディン様の「こっちを模写したほうがいいんじゃないか」と思うくらいにものすごい表情が…拝めます…。絶対やりませんけど(……)。目が!目が怖すぎ~!!
その鬼気迫る表情のまま、キサラの元に向かうアクナディン様。
「今すぐ…あの娘を殺し…白き龍を、我が息子セトに……!」
到着して驚く。キサラがいた部屋は、空っぽ…。
見張りの兵士を問い詰めるも、移動した場所は口外するなと…セト様に命令されたと。
セト様が、移動させるように命じたんだと……。
それを知ったアクナディン様は、…見張りの兵士を刺す。
…いや、もうそれはすでに、あのアクナディン様では、ない……。


その頃のキサラ。どこか別の場所で、外を見ている。
…ここのキサラ…あまりのふつくしさに模写できませんでした。
「(人も…街も……傷ついている…)」
悲しい目でそう考えているキサラが、ハッとなにかに気づく。
「(この災いは、もしや……)」
思い出す…ゲベルクの言葉。自分の心に魔物がいるという言葉。
目をつぶって祈るようにしながら…あの、石を投げられた時の言葉も思い出していたのかもしれない。しかし今は何も出来ない。部屋に戻るように言われて、素直に従うキサラ。

それを、見下ろしているセト様。

何も言わず、ただ、見つめてる。
そして何も言わないまま、去る。
模写したコマの次で、アップになってるんですが…何だか瞳が澄んでます。あの上の、悪人顔で超高笑い!の人と同じ人とは思えません!
恋か!?恋なのか!?……そんなセト様もかわいいので、許す!(えー)


以上でキサラの今巻での出番、終了です。早~。
ページにしてもまだ20ページだし!
ここからは…ファラオとシャダの無事を確認し、バクラの居場所を突き止めた神官団がそのクル・エルナ村に乗り込み、盗賊王バクラと最後の対決…という熱い展開が!(はしょりモード)
ボロボロの体もなんのそのとばかりに本拠地に突っ込んでいくファラオは相変わらずめちゃくちゃかっこいいですね!ブラック・マジシャンとなったマハードと一緒に闘うってのもすばらしいし…。ガールも登場!マナ、がんばったんだね…。
セト様も、バクラに対して神官団が結束して闘う事に特に異論はないようで、普通に力を合わせて闘ってます(だから目立ってない…というのもどうかと思うが)。融合もやってるし。社長に比べるとものわかりがとてもいいのかもしれないですね!(ひでええ私)

盗賊王バクラを倒して…しかしアクナディン様は完全に意識を持っていかれ、その手で神官団の千年宝物を奪ってゾークを復活させてしまう…。
ここでバクラが明かし、別の場所で表遊戯が気づく、衝撃の真実。
ここはゲームの世界…バクラが作り上げた究極のダークR・P・Gだった!!
テーブルに向かい合って座っている闇様とバクラの姿を見た時…本当に本当にびっくりして声を上げそうになった!!4巻の二人の闘いも伏線だったわけだ…!前巻の時間の巻き戻しだって、ゲームだったと気づいた今なら納得。…そういうカードはM&Wでもあった…!しかも他でもない、バクラが使ってたんじゃん!(確かウィジャ盤の時…)

ファラオと、アクナディン…二人の記憶で作られたこの世界の最後の闘いを…闇遊戯とバクラが「ゲームとして」闘う。でもただの再現じゃない。現実として表遊戯達の魂も今やゲームの中にあり、負ければここが魂の墓場となってしまう…!
いやあ…すごいなあ、すごい話だなあ…!!記憶と戦略を駆使して闘う闇様とバクラ、両方めちゃかっこいい!
ゾークの攻撃を止めるため、闇様が「神官セト」のカードを出すとこがお気に入り。
「そいつは無理だな…!セトは我が軍(オレ達)の仲間だ!」とか、シビレます。またここの表情がーーー!!素敵ーーーー!!


21巻最後あたりは、王の真の名前を探し続ける表遊戯と、その前に再び立ちはだかったバクラとのデュエル!つーかこの世界にバクラ何人いるねん!(むしろゾークが何人いるねん…かな…)
表遊戯の成長がうかがえる闘いぶりでした。「沈黙の決闘者」って…響きがかっこいいな!ガチャガチャやかましいイメージの人多いしね(社長とか社長とか)。
途中のバクラのセリフがかっこいい。単なる「王の器」であったはずの表遊戯が決闘者としてもなかなかの実力があることに気づかされて、これ。
「闘い甲斐があるってことに、決闘者は少なからず昂揚感を持つもの…だが…あいにくオレは…ただの殺戮者でね…!貴様をブッ殺したあと昂揚感にひたらせてもらうぜ。…オレ様のターン!」
…今、ピックアップしつつ、自分でもこれどうなの…と思いました。
でも、かっこいいんだよなあ~…。なんで城之内君や表ちゃんみたいにまっすぐに熱い人達じゃなくて、この殺戮者さんとかどこぞの超人社長さんとかに惹かれてしまうのか…。ええと、そうだなあ…どっかネジが外れてるというか、針が振り切れちゃってるところが好きなのかも。純粋すぎる動機ゆえにそうなっちゃうような人が。
…いや、現実にいたら遠慮したいけど!ヤンデレと同じで!!


デュエルは、表遊戯の勝利。ファラオの真の名前に近づいたかと思われたが…そこで闇遊戯と対戦中のバクラが、ゾークの第三の能力「カタストロフ」を発動させる。
陥没が発生するフィールド。
崩壊していく世界の中…ファラオと神官団vsゾークと闇の大神官の最終戦争が始まる…!


さあ…いよいよ次でラスト!
行くぞーーーー!最終巻!!

最新の画像もっと見る

14 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
おっしゃる通りwww (ミナ)
2011-09-27 22:11:58
>なぁにこれぇ!なんでこんな悪人顔で高笑いする必要が!?
 ですよねw社長も時々シリアスな場面を高笑いでぶち壊してた気がするので、もしかしたら通常営業モードに戻るコツなのかもしれません。
 キャベツと社長を対面させれば何かしらのやり取りが生じそうですが、社長とセト様だとだめな感じがします。人格的に差がないから会話が実質的に一人で喋ってる茶番になるというか……。(実際、アニメの古代編でも二人の対面はなかったですけど。)
 異なる時代では性格が同じで、同じ時代ではキャベツと、社長と、トムの試合に
(゜Д゜)ポカーン
となってる第三人格(?)があるって不思議ですね!w

>目をつぶって祈るようにしながら…あの、石を投げられた時の言葉も思い出していたのかもしれない。
 町の住民にあんな仕打ちをされながらも、人知れず犠牲に心を痛めるキサラさんが素敵ですね。同性だから許されるよね的なノリでぎゅっと抱きしめてセト様を嫉妬させたいくらいです。(回りくどっ!)
 セト様はこの時点でキサラさんの心配を知らないでしょうが、遠くから見つめる視線が彼女の健気な人間性を慈しむようで、文庫版での追加エピソードとして激しくGJ!!!と思います。
 しかしセト様、なんとなくキサラさんのいるはずの方向を見たら、たまたま外に彼女がいた……んですよね?わざわざ部屋から出て来るまで待ってたとかじゃないですよね?生死不明のファラオがやっと見つかって招集かかってるのに、わざわざ待ってたとかまさかそんな(真っ直ぐ向かってない事実そのものが既にどうなのって気もしますがw)

>記憶と戦略を駆使して闘う闇様とバクラ、両方めちゃかっこいい!
 かっこいいですよね。ただ、「なんでそこまでセト様のカードを必死に取り合うんだ……?」って気もするんですけど(苦笑)。あくまで記憶戦争での彼はノンプレイヤーキャラで、展開上何を言ってどういう行動をするかの「情報」としては記憶を取り戻したい闇遊戯(と経緯を知りたい読者)にとって重要かもしれませんが、「存在」としては単なる駒ですからね。現代に“海馬瀬人”という、より本物のセト様に近い存在がいるだけに、ちょっと違和感を感じました。
 まあ、シーンとしてかっこよければ万事オッケーかもですがw
返信する
♪セトサマスイッチ (オペラ)
2011-10-02 02:50:27
>社長も時々シリアスな場面を高笑いでぶち壊してた気がするので、もしかしたら通常営業モードに戻るコツなのかもしれません。
高笑いはスイッチだったんですねwwwいつもの自分に戻るためのwww
それなら描写は絶対必要ですけど、なんでこんなでかいコマなんですか高橋先生!(笑)
しかも3コマもかけて笑ってるし…。未だに必ず笑顔になってしまうシーンです(えー)。

>人格的に差がないから会話が実質的に一人で喋ってる茶番になるというか……。
茶番wwwwww
同時に同じ事言ったりしそうですもんね。ステレオ!
そうか、二人のご対面はないんですね。せっかく古代編に参加したなら…と普通は考えそうなものですが…あ、会話が会話にならなくなるからかな…。どっちも目の前の人の存在に納得しないでしょうし…w

>同性だから許されるよね的なノリでぎゅっと抱きしめてセト様を嫉妬させたいくらいです。
あ~わかります!…ただ、嫉妬で済めばいいですが、なんか罪状を無理矢理つけられて八つ裂きの刑とかにされそうですよね!同性だから許されるけどもセト様には許されない…!怖っ!!
てか、ここは文庫版の追加エピソードなんですね!おおおおお~!!
…ちなみにどのあたりからなんでしょう??
ああ、やっぱり単行本も揃えたい…(置き場所……)。

>真っ直ぐ向かってない事実そのものが既にどうなのって気もしますがw
ほんとですね!全然気づかなかった!!
気づかないどころか、召集の場でセト様をしばらく見つけることすらできませんでした…ちっちゃくいた!遅れて来てた!
遅れた理由を誰か聞けばおもしろかったのに…!理由も言わないで逆ギレとかしたら「わざわざ待ってた」可能性が高いでしょうねwww
…って今書きながら思ったんですが、社長もセト様も、ウソつくのって苦手そうですね。全く想像できない…。そ知らぬ顔とかもできなさそうだし。まっすぐでとても良いですが、ちょっと心配にもなりますね…。
ああ、だから乃亜編での「モクバの利用疑惑」みたいなことになっちゃう…のかな…。モクバを守るためのウソも、社長にはああしかできない、と…。

>展開上何を言ってどういう行動をするかの「情報」としては記憶を取り戻したい闇遊戯(と経緯を知りたい読者)にとって重要かもしれませんが、「存在」としては単なる駒ですからね。
おおっ、ほんとですね!「NPCなのに何故か言う事聞かないキャラ」(昔攻撃命令を無視した青眼のように…)とかでもないっぽいのに…。
ゾークの行動の理由…原点?みたいな意味のキーパーソンだから… にしてもおかしいですもんね。「駒」…。「プレイヤーの指示がない時、キャラクターは過去の記憶と史実通りに行動する」らしいですが…ううむ…。


それにしても当時の私…後半もセト様はめちゃ頑張って戦っているというのに「影が薄い」という一言で終わらせてるなんてひどすぎる…(笑)(←笑うな)。
返信する
表紙買いして歓喜した文庫版21巻w (ミナ)
2011-10-06 10:28:07
>どっちも目の前の人の存在に納得しないでしょうし…w
 真っ先に口にするのが、原作的にはっきりした答えのない「相手と自分の関係」でしょうからねー。社長は割と見てるだけの役であまり「らしくない」のですが、社長が本来いるはずのないところにつっこんでるのでしょうがないですね。社長が出て来て暴れたら、「セトが2人!!??」的なドタバタギャグになるのか、現世に残る闇の大神官の執着心が暴走してますますシリアスになるのかわかりませんが(苦笑)。

>…ちなみにどのあたりからなんでしょう??
 単行本だと、王の生存にアクナディンさんが膝を折るページからセト様が遅れて到着するページに繋がってるので、その間の6ページですね。(よーく見ると線の細さと肌のトーンが違いますかね?)
 単行本だとキサラさんがいる離宮から来たのでセト様が最後だったのですが、書き増しするときにアクナディンさんが離宮に向かうと着順が狂うので、セト様を寄り道させたんだと思います。後に続くページとの整合性をとりつつ三者の関係をより深く描いているので、上手い追加だなーと感心しました。

>社長もセト様も、ウソつくのって苦手そうですね。
 「民を脅かすなよ」「はっ」→魔物狩り、とか、社長業をこなす上で偽計というテクニックを全く放棄してるわけではないでしょうが、基本嘘は嫌いだと思います。清濁あわせ呑んだ上でも、表面だけ取り繕うことは軽蔑してそうですしね。嘘を全くつかないわけではないけど、必要最小限しかつかないし、保身のための嘘は言わないからかえって誤解されちゃう、みたいな。でもまあ、そんな器用なんだか不器用なんだかわからないあなたが好きなんです、みたいな。(うざっ)

>それにしても当時の私…後半もセト様はめちゃ頑張って戦っているというのに「影が薄い」という一言で終わらせてるなんてひどすぎる…(笑)
 はははwまあ、予定ではこの後セト様がファラオを裏切る展開だったので、それを際立たせるためにこの時点での「真面目な神官ぶり」を見せたのかもしれませんね。本来の話としては、バクラが国の平和に打ち込んだ楔自体は国を壊せるものじゃなかったけれど、最初から平和そのものが人の犠牲という内部の亀裂を含むもので、結果闇の大神官を生み神官セトの反逆を招いた、というものですから。

 ↑のオペラさんの感想を見た時から、(反逆前の)セト様と社長では協調性の度合いが違うのかなぁと考えてみましたが、よくわかりませんでしたね。
 現代のデュエルは競技的なもので、時間とか財産とか命とかを自分の責任が持てる範囲でかけるのも自分の意思によるものですが、古代のバトルは勝敗そのものが自分だけでなく国の存亡という他人の運命を左右するので、「負けたけどプライドかけて一生懸命頑張りました」が通じないんですよね。
 だから、「戦いでは己の力のみを信じる」という彼の信条が決闘者として自由に語れる矜持の広さによるものなのか、それとも反逆のきっかけとなったキサラさんの死で悟ったものなのかはよくわからなかったです。……まあ、あんまり深くツッコむところじゃないかなぁって気もするんですけどね(苦笑)。
返信する
すばらしい表紙ですよね…! (オペラ)
2011-10-11 21:56:12
初めて見た時も感動しましたが、やっぱり21巻の表紙は最高ですよね。
そりゃあ表紙買いもしますよねwww

>社長が出て来て暴れたら、「セトが2人!!??」的なドタバタギャグになるのか、
ドタバタギャグwww
楽しそうだなあ…それも見てみたいです!
でもシリアスな古代編がぶち壊しですねw

>(よーく見ると線の細さと肌のトーンが違いますかね?)
ほんとだ!確かにここ、最初に見た時から「なんかやけにふつくしいような…」と思ったような気がします(気づけ…)。「ああ高橋先生はこの二人に思い入れがあるのね!」とか勝手に納得してました!(……)でもある意味間違ってなかったのかも!?6ページも追加なんて…すごいなー。
「後に続くページとの整合性をとりつつ三者の関係をより深く描いている」って、ほんとだなあって感動してしまいました!ミナさんが教えてくださらなければ、私は一生気づかなかったかもしれない…ありがとうございます!!

>「民を脅かすなよ」「はっ」→魔物狩り
しまったそれがあったー!!って、気づいた瞬間爆笑してしまいましたwww思いっきり真顔でウソついてたよセト様…!
>清濁あわせ呑んだ上でも、表面だけ取り繕うことは軽蔑してそうですしね。
そうですよね!まさにそれが言いたかったんです!(←後付け過ぎるだろ…)
器用なんだか不器用なんだか~のとこもすごい納得してしまいました。私も、私もそういうところが好きです…!(今度は便乗か…)

>バクラが国の平和に打ち込んだ楔自体は国を壊せるものじゃなかったけれど、最初から平和そのものが人の犠牲という内部の亀裂を含むもので、結果闇の大神官を生み神官セトの反逆を招いた、というものですから。
なるほどー…確かにバクラの行動がきっかけに見えるけど、要因は元々国の中にあったんですもんね。そうか、反逆を際立たせるための真面目さ…!

>古代のバトルは勝敗そのものが自分だけでなく国の存亡という他人の運命を左右するので、「負けたけどプライドかけて一生懸命頑張りました」が通じないんですよね。
この辺り、すごい考えさせられてしまいました。
同じように見えるけれど、現代と古代では「デュエル」の意味は全く異なるんですよね…。
ううむ、何かすごいグサッときたんだけど、全然言葉にできない…。
グサッというか、ズシッというか…ううう~む!!


そしてそんな後にのん気すぎること書くのははばかられる気もするんですが…
アニマックスはKCグランプリ編に突入しまして、…さっそくブルーネクタイホワイトスーツに吹き出しました…!(本当にのん気なコメントだ!!)
返信する
BCといいよく空中から登場する社長 (ミナ)
2011-10-29 07:06:30
>「ああ高橋先生はこの二人に思い入れがあるのね!」とか勝手に納得してました!
 追加については、二人に関する先生自身の心残りやファンの「もっとちゃんと知りたかった」という声に少しでも応えた部分もありそうですが、やっぱり思い入れはあると思いますよ。最初から人型のブラマジ師弟と違って、キサラさんは姿も設定もほぼ1から作らなければならなかったでしょうしね。
 青眼の元になった人物を想像すると、普通だったらすごく強くて周りに崇められている環境を考えると思います。でも、キサラさんが「暗闇の中で生きながらも自分であることを失わない光」って感じの、もっと広くて深い強さを持っているのは、海馬瀬人が青眼の白龍を通じて今でも大切に思っている人はどういう人物なのかって発想から来てるんだと思いますよ。誰にでもわかる表面的な強さ、美しさではなくて、「彼」ならもっと人の深い部分に惹かれるだろうという考え方は、1つのアイディアというよりはキャラへの思い入れによると思います。……とりあえず、遊戯のじーちゃんが持ってるままだったら、人間の女の子には絶対ならないでしょうしねw

>同じように見えるけれど、現代と古代では「デュエル」の意味は全く異なるんですよね…。
 国を守るためには犠牲を払わなければならない時もある、でも犠牲を払うことで盗賊バクラや闇の大神官のような存在を生むこともある、っていうのは難しいテーマですよね。予定通りの記憶編でそういう話になったかはわからないですけど……。
 余談ですが、オペラさんの動画を見た時に「よく見ると闇の大神官のデザインって怖っ!!」と思いましたw記憶編では闇獏良に操られてるみたいな感じなのであまり思わなかったですけど、実際あの人が自分の意志で襲ってくる史実は怖かっただろうな……。

>さっそくブルーネクタイホワイトスーツに吹き出しました…!
 でもあれ普通の黒っぽいのだと、社長がどんなに大人っぽい空気を出してもリクルートスーツにしか見えないんでしょうねw
返信する
おおおおおおおお! (オペラ)
2011-11-04 21:08:21
>誰にでもわかる表面的な強さ、美しさではなくて、「彼」ならもっと人の深い部分に惹かれるだろうという考え方は、1つのアイディアというよりはキャラへの思い入れによると思います。
すごい…感動しすぎて泣きそうになりました!
来年以降の動画に使えるかもしれな(パクるなよ!)
冗談はともかく…そうですよね…そうですよね!
「暗闇の中で生きながらも自分であることを失わない光」……それは、社長が何よりも憧れるものでしょうしね。悲惨な過去によって、最も大切な夢すら自ら埋もれさせてしまっていたんだし。
…いや、憧れると言っても、社長はそうなりたいとかは死んでも言わないし、思わないでしょうけど(ツン的な意味でなく)、だからこそ、尊敬できる…大切にしたい人物になり得るんでしょうね…。たとえその気持ちを本人がはっきりと自覚できることはなくても、…それでいいんだろうなあ。

>余談ですが、オペラさんの動画を見た時に「よく見ると闇の大神官のデザインって怖っ!!」と思いましたw
そうなんですよね!あのシーンの追加をはっきり決めたのはかなり最後の方だったんですけど、該当シーンも原作からすぐ見つけれて…、切れてるとこもフキダシで隠れてるとこもほぼないし、なぞるだけだよっしゃー!って思って急いでトレス開始したら、大神官がなかなか終わらず絶句しました…。次になぞったセト様がどれだけシンプルなデザインに思えたことか!(笑)

>でもあれ普通の黒っぽいのだと、社長がどんなに大人っぽい空気を出してもリクルートスーツにしか見えないんでしょうねw
リクルートスーツ!!!!!
想像して笑ってしまいました…www
でも社長は高校生なんだから、スーツ着たら普通、そう、なるのか…!
録画分がたまったままあんま見れてないんですが(ドーマ編ラストももう1回見たいし…とか思うとなおさら!)、とりあえず今のとこ、一生懸命仕事するモクバがかわいすぎて…!あと、アクラクションとか建物とかで青眼ばっかり映るので、カットする場所にすごい迷いますw社長が出てないとこはいつもはばっさりカットしちゃうんですけどねー!
ウワサの登場シーンは、素で「来た!!バカが来た!!」とか大喜びしちゃいました。ごめんバカとか言って…愛しているわ、社長…(えー)
返信する
参考になったら幸いですw (ミナ)
2011-11-08 21:56:17
>来年以降の動画に使えるかもしれな(パクるなよ!)
 もし何か使えることがあったら嬉しいですね。ファンは作品の足跡を辿ってるだけで、大体みんなが思ってることを最初に言葉にしたら偉いってことはないですし、パクリじゃないですよw

>たとえその気持ちを本人がはっきりと自覚できることはなくても、…それでいいんだろうなあ。
 「本当はキサラでいてほしかったけど、しょうがないから青眼で我慢する」みたいなことを社長が言ったら、一番困るのは青眼ですしね。社長が積極的に三千年前の過去を知りたがったりすると、それは結局ペガサスのシンディアに対する感情のような未練……かつて自分が持っていた幸せを取り戻したい気持ちになってしまって、愛とは少しずれてしまう気がします。

 キサラさんは自分の人としての命を落としたときに自分の能力でセト様を守ることを誓ったと思うのですが、そこに清らかで美しい面と冷たくて残酷な面があって、それが個人的に大好きです。人が苦しんだり悲しむことを何より嫌う優しくて穏やかな女性が、好きな人を守るために、憎しみや怒りという感情の熱を伴わない冷徹な牙で敵を滅ぼすというのが、すごくいいなーと思います。

>アクラクションとか建物とかで青眼ばっかり映るので、カットする場所にすごい迷いますw
 本当、どんだけ青眼大好きなんですかって感じですよねw
 KCグランプリ編では社長も毎回ちょこちょこ出番があって嬉しいです。自分は、やたら防犯カメラをチラチラ見て社長にアピールしてるジークにイラッときてた思い出がありますねw
返信する
参考どころじゃないかも…w (オペラ)
2011-11-14 12:22:10
大変に今更なんですが、ここでミナさんとやりとりする内容って…かなりじっくり読んで、自分もじっくり書いてるせいか、すごい自分の中に残っていく感じなんですよね…。だから動画だけじゃなく、もはや社長のことを語ろうとするだけで、色んな影響が出てるんだろうなあ…と思います。もはや自分では意識しないレベルになってるかも!無意識にパク…じゃなくて、影響された語りをしてたら、生温かく見守ってやってください…w

でもほんと、原作の話だけじゃなく、BSで再放送中の懐かしい部分とか、私自身は初見となるドーマ編やKCグランプリ編の話、なんでも安心して振れるので嬉しいです!結構深い話でも「きっとミナさんなら一度はそれについて考えたことがあるに違いない…」って自信があるというか、とにかくすごく頼もしい存在なのですよ!
…何が言いたいかというと、いつもありがとうございます!ってことですw

>人が苦しんだり悲しむことを何より嫌う優しくて穏やかな女性が、好きな人を守るために、憎しみや怒りという感情の熱を伴わない冷徹な牙で敵を滅ぼすというのが、すごくいいなーと思います。
おおおおおおおおお…!メモメモ…!(←言ったそばから…)
そうですね…!そうですよね…!あのキサラさんが、あの誰からも恐れられる「青眼の白龍」となって、敵をなぎ倒していってるんですもんね…!
現代のデュエルでも…そこに相手への憎しみはないわけですものね。冷徹な牙で滅ぼす…うわあかっこいい!!

>自分は、やたら防犯カメラをチラチラ見て社長にアピールしてるジークにイラッときてた思い出がありますねw
あー見てましたねw
せっかくまだ社長にも目をつけられてないっぽいのに、そんなに見たらバレるんじゃ…と思いました、あれはwww
返信する
いや、なんか恥ずかしいですねw (ミナ)
2011-11-16 21:37:45
 いつもいつも長文コメで気がついたらコメント欄を一見さんお断り的な分量にしてしまって、人様のブログで申し訳ないなって思います(汗)。
 私もオペラさんの文章読むの好きですよ!やりとりしてて私も新しく気づいたことがいっぱりあります。それに、普段のブログ記事も読んでいてなんだかほっとします。人の悪口とか自分がつまらないと思うものを斜に構えて笑ってるものもネットには多くて……なんだか見てて疲れるのですが、オペラさんが書くものはそういうのがなくて安心できます。
 だから本当に、こちらこそありがとうございます。

 それと、どうやら高橋先生の遊戯王イラスト集が出るそうです!スタジオダイスやAmazonではまだ確認できないのですが、集英社マンガネットのHPに新刊情報によると、今年12月16日に出る予定みたいです。いつかコメントで「画集ほしい」という話もしましたが、本当に嬉しいです。
 次はコナミさんがDMメンバーで新作ゲームを(欲張るな)

>せっかくまだ社長にも目をつけられてないっぽいのに、そんなに見たらバレるんじゃ…
 社長の中で「監視カメラを中継用と勘違いして、頑張ってカメラ目線してる残念な人」と思われてないことを祈りますw
返信する
画集!!!! (オペラ)
2011-12-01 19:27:23
ついに、ついに出るのですね!!ずっと待ってたよ高橋先生……!
しかも「出ます」って情報が出てから発売日って期間があって当然なのに(そして延期を繰り返すのも結構普通の事なのに)、もう、今月に出てしまうのですねーーーー!高橋先生ったらサプライズがお上手!!(ていうか毎度お待たせしまくってすみません……)

でも、よく考えたらすごいことですよね…。原作が終了して10年以上経ったこのタイミングで発売って!私はもう新参も新参なので、待ってたって言っても数年ですが…、昔からのファンの方々には嬉しいでしょうね~~!!私もこれは運命だということにして、発売日に買います!いい自分へのクリスマスプレゼントになりそうです!!(……)
…しかしこんなことが起こると、どんどん期待してしまいますねーwwwゲームも出るかもしれない…完全版も出るかもしれない…史実を記した番外編とかも…(←さらに欲張り!)

>人の悪口とか自分がつまらないと思うものを斜に構えて笑ってるものもネットには多くて……なんだか見てて疲れるのですが、オペラさんが書くものはそういうのがなくて安心できます。
えへへ……(←照れてる)。
ありがとうございます!嬉しいです~!!
なんか何についてであっても書き始めるとがっつりになっちゃって…年々書く頻度が少なくなってしまってるような…。もっと書きたいんですけどね~!社長かっこいい!とか…!(えー)

>「監視カメラを中継用と勘違いして、頑張ってカメラ目線してる残念な人」
これ読んでから、カメラ目線のジークを見るたびに吹き出してしまうようになっちゃいましたwww
しばらく録画分を見ることが出来なくて…ちょうど今日、まとめて一気に5話くらい見たんですが、途中でOPが変わったのにものすごくびっくりしました!!しかもめっちゃ古代編仕様…!?まだまだ全然KCグランプリ中なのに…!?ジーク様…何か憐れ…(社長はセト様と合わせてOPでも目立ってるから良いですねw)。
社長が今のとこまだ動いてくれないので寂しいです…。その代わりにモクバがめちゃお仕事してて(出番も多くて)癒されます!でも「怪しいデュエリストを見張れ」とか危ない指令をしないであげて社長……!
あと印象的だったのはビビアンですね~。社長にキャーキャー言う姿が、親近感を覚えるというか…(ええー)。遊戯は劇中でもモテモテですが、社長は誰にもそういう風に言われてなかったような気がするので、新鮮でした!
…気楽に、一気に見れるという意味でも、結構KCグランプリ編、楽しんでおります!でも早くぅ……!主催者権限早くぅ……!
返信する

post a comment